旧デジモンカード

デジタルモンスターカードゲーム リターンズ「ディーアーク Ver.15th Edition」レビュー

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こちらの商品は「15th」とついていますが「デジタルモンスター」15周年製品ではなくアニメ第3作品「デジモンテイマーズ」「15周年」記念アイテムです。

おう!どっちでもいいな!

当時の販売価格は「6,480円」今までの商品に比べて少しリーズナブルですね。
連動品として「ディーアークVer.15th」という復刻版のデジヴァイスとセットで販売されていたので、実際今回のセットはディーアークの販促物みたいなものですね。

セット内容

  • カード全65枚
    復刻カード:59種
    新規カード:2種
    描き下ろしオリジナルカード:2種
    レッドカード:1枚
    ブルーカード1枚

  • タカトの収納BOX缶
  • デジモンテイマーズスペシャル冊子

復刻カードが多いのはディーアークとの連動が主にという所ですかね。
新規カードは少な目ですが「渡辺けんじ」氏描き下ろしたカード
「デュークモンクリムゾンモード」「ベルゼブモンブラストモード」はカッコいいですねぇ。

開封の儀

毎回恒例輸送用段ボールにもしっかりと商品名が印字されています
今回の化粧箱は当然「ギルモン」今までのセットと違いけっこうこじんまりとしています
裏にはテイマーズ主役の「ギルモン」「テリアモン」「レナモン」のシルエットが
横にスライドさせると劇中にでてくる「タカトのカードストレージ」でもある缶のボックスが登場!
完全にお菓子の缶詰ですねwww
蓋を開けるとカードがお目見え!今までと違うためかカードが結構ぎっちりとした感じで入っています

収録カードは少し地味めですが「レッドカード」は熱い!!

今回の収録カードはほぼ全てのカードが復刻版です。
好意的に取れば「あの時の頃を思い出せる!!」となるのですが、正直ラインナップとしては少し物足りなさを覚える人もいると思います。

少し不思議というか独特の仕様に変わっているのが「箔押しカード」
金箔押し「レオモン」特殊箔押し「デュークモン」等は箔押しでは無く「ホロカード」としての再現となっています。

金文字部分が金色のホログラムになっています

コストの面でダメだったのか?印刷技術などで請け負う場所が無かったのか??
良い悪いの話をするのであればあれ?普通に悪くないぞ??
金色箔押しってかっこいいといえばカッコいいのですが、デジカの箔押しは少しザラザラしているというか、少ししょぼいイメージがあるんですよね。

今回は「箔押し風ホロカード」なのですが、独特の色味になっていて綺麗です。

さて、当然もう一つ話したい収録カードはブルーレッドカード」ですね。
ブルーカードの方は当時の「ブースター13」にて排出されていましたが、レッドカードに至っては商品化されませんでした。

ブルーカード&レッドカード
裏面はしっかりとデジモンカードの印刷がされています

このカードは「見る角度によって見た目が変わる、動く」等で有名な「レンチキュラーカード」という特殊な印刷加工がされているカードです。
要は「3Dカード」なイメージを考えて頂けるとわかりやすいかと。

当然カードゲームとしてはこれらのカードはデックに入れる事ができない為、当時も「ファンカード」みたいなものでした。

上記のブルーレッドカード以外にもテイマーズのキャラクター「ヒロカズ」が作成したお手製の「ぶるーかーど」も収録!
何からなにまでテイマーズ!!なカード内容のセットになっています。
当然ぶるーかーどもデッキに入れて遊ぶことはできませんw

BOX&冊子

タカトのボックスの再現度はかなり良い感じです。力の方向性こっちにふっちゃったかー!w
材質はしっかりとブリキみたいな感じでカッチリしています
底面をみるとしっかりとお菓子の缶みたいな印刷がされているのが個人的に好きなポイントです
しっかりとお菓子の缶だぞ!!というのを前面に出してくれていますね!
ここもいい意味でわけがわからない力の入れ具合部分の一つ。タカトの缶にはシールが貼ってある設定なんですが…
しっかりとチョコのオマケなんかに入っているようなシールが貼られているように見えます
そうなんです。これ印刷なんですよ。あくまで再現。ええ…こんな印刷を缶にできるの…??
ボックス最下段にはテイマーズ冊子が!!
冊子の内容はテイマーズ関連の商品が載っていたりとぎっしり掲載されています
当時のデジモン作品を知っている人には😢涙が出そうなぐらい懐かしいです
いやー、ワンダースワンのデジモンカードゲームは本当に良くできていたんですよねぇ…

未来も!今も!駆け抜けろ!!

とでも言えるかのようなとにかく「テイマーズ」一色に染まっているセットですね。
「デジモンカード」セットとしてはエッチングも無し、新規カードも少なく少し物足りないですが、「テイマーズ」セットしては120点レベルなのではないでしょうか??

デジモンアニメ作品としてはやはり「初代アドベンチャー」も人気ですが、こちらの「テイマーズ」人気も当時は物凄い物でした。
特にデジモンカードの販売数はテイマーズ時代が一番だったなんてのも聞いたことがあります。
実際この頃は周りでやっている人が多かったイメージですしね。
なのに次作のフロンティアでなんであんなに爆死させられるんやぁ!!ある意味才能やぞ!!

というわけでディーアークエディションはこんな感じです。
面白い試みのセットだとは思うのですが、あまりにもピンポイント!!
やはりあまり販売が振るわなかったのか次の販売まで期間が開きました。

デジモンファンとしてはここらへんから「あ、復刻商品そろそろ終わる空気だ」なんてものも感じられたセットでしたねwww
その予感は的中するわけですけどね(´;ω;`)

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