羊肉。ちょっと臭みがあるから苦手・・・。なんて方結構多いですよね。
いやいや、ちゃんと処理すれば臭いは減りますし、美味しいんですよ。
つい先日羊肉が食べた過ぎてラムブロックを捌いて串焼きで食べました
ほら?美味しそうでしょう??他のお肉にはない羊肉の魅力をもっと周りに広めたい。
串焼き、カレー、ソテー、めちゃくちゃウメェ~
・・・
今回は羊肉のコラムです。
ラムとマトンの違い
ラムとマトン。何が違うのか。
これ羊肉大好きでも説明できる人は少ないのではないでしょうか?
- ラムは生後1年以下の子羊肉
- マトンはそれ以上の年齢の羊肉
正確には永久門歯での区別や、ラムとマトンの間の「ホゲット」、生後1年以上2年未満の「イヤリングラム」なんかもありますが、割愛します。
ラムはマトンと比べて柔らかく、簡易的な調理でも美味しく食べられます。
マトンはラムより風味が強いので、煮込み料理やスパイス焼き等だと美味しく食べられます。
一般的なロール肉はマトンを使用しているので、ラム肉を食べたことが無い人はラム肉を食べてみたらいかがでしょうか??
羊肉の栄養価
牛乳並みの高タンパク源を誇り、含有量は豆類や魚類を大きく上回ります。
しかも!羊肉のタンパク構成は人間の体では作ることが難しい「必須アミノ酸」で作られています。
調理もレアで食べれるので、タンパク質を壊さずに摂取することが可能です。
豊富なミネラル分を誇るのも羊肉の特徴。鉄分を多く含むので女性には嬉しいですよね。
疲れを取るビタミンB1、老化を防止するビタミンB2、貧血を予防するビタミンB12。
これらのビタミンB群が多く、B群が多いと言われる豚肉に並びます。
ナイアシンや亜鉛、カルシウムも豊富に含んでおり、
成人1日あたりが必要とするミネラルの23%を羊肉100gで摂取できます。
本当にダイエット効果なんてあるの?
さてさて、女性が気にするダイエット効果。本当に効果あるの?
まずは脂の融点。羊肉は脂の融点(溶ける温度)が高いのです。
羊 約44℃ 牛 約40℃
鶏 約30℃ 豚 約28℃
人間の体温だと凝固した後に溶けることは無い=吸収されにくいわけですね。
栄養素の高い赤身肉は消化が早く、脂身は消化がされにくい。
結果100g約140キロカロリーとヘルシーなのです。
次に羊肉に含まれているアミノ酸の一つ「L-カルニチン」
カルニチンは脂肪を燃焼させる効果が高く、人間の体は20代後半を目処にカルニチンはどんどん作られなくなっていきます。
カルニチンは食物100g中、牛は約90mg、豚は約20mg、魚は約15mg。
ラムは約130mg、マトンは約280mg含まれています。
カルニチンはマトンに多く含まれており、ラムの約2倍以上です。
ちなみにカルニチンが代謝されてできる「アセチルカルニチン」は脳細胞に良い物質なので、痴呆症予防にもなります。
肉類に多く含まれ、動脈硬化を招く「コレステロール値」も魚と変わらず、不飽和脂肪酸は多く含まれているので、コレステロールを下げる効果まであります。
- 良質タンパク質
- ビタミン豊富
- 低カロリー
- ミネラル豊富
- 低コレステロール
ダイエットに効かないわけがない!!!
まとめ
羊肉の絶大な魅力わかっていただけましたか??
どうやって調理しようか迷っている方は・・・
- しょうがを加えた羊肉のしゃぶしゃぶ
- 脂身を切り落とした脂で赤身を焼いた香草ソテー
なんかもおすすめですよ!
マトンの臭いを消したい方は「白ワイン」「ローズマリー」「ニンニク」に漬ける事でも緩和できます。
こんなに良い所が多く、駄目な所は「臭い」だけ!(ここが一番駄目な人が居るのか・・・)
丁寧に調理すればとても美味しい羊肉。今夜の晩御飯に羊肉はいかがでしょうか?
コメント