イベント・レジャー写真集

440年続く世田谷の文化「ボロ市」

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正確には439年続いてきた世田谷区の無形文化財「ボロ市」

400年以上続いているって驚きですよね。1578年より始まったらしいので、豊臣秀吉が関白につき、江戸幕府がまだできてもおらず、本能寺の変より前に始まっています。
ローマ30年戦争よりも、南十字星の発見よりも前からと考えると凄すぎません?? 

世田谷区民の僕は小さい頃からなじみのある大きなフリーマーケットなイメージです。
アルバイトをしたり、中古ギターを購入したりといまだに思い出は尽きません。
数年足を運んでいなかったので、今年のボロ市に久しぶりにいきましたが相変わらず凄い人でした・・・。

今回はそんなボロ市を紹介していきます(*・ω・)ノ

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こんな感じでずーっと道が続きます

開催時期・場所

世田谷で行われているのはわかっているが世田谷のどこなのか??
ボロ市の開催場所は世田谷区世田谷1丁目「ボロ市通り」で行われます。

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東急世田谷線の「世田谷駅」「上町駅」からすぐです。個人的には世田谷駅から回るのが好きですね。
(どっちでもいいんですけど)

地図上の青い目印世田谷郷土資料館「代官屋敷」です。

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ボロ市通りの真ん中に位置する代官屋敷

開催時期は毎年12月15・16日と1月15・16日。

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現在は馬市などはありません笑

昔は12月のみだったらしいのですが明治のころから1月にも開催されるようになったとの事。
午前9時から午後8時と書いてありますが、お店によっては7時くらいに片づけを始めているところも多いので、物を買いたい方は早めに行くのがお勧めです。

2010年までは午後9時まで開催されていましたが、11年以降東日本大震災の復興支援店の為に最後の1時間を使うようになりました。
午前9時と午後9時に号砲(火薬の発砲音)を鳴らします。
(三軒茶屋にいても聞こえるぐらいの音がします!)

ボロ市の名前の由来

楽市として世田谷宿に開かれた市は、徳川時代になって市町という名のもとに開かれていましたが、後に農家の作業着のつくろいや、わらじになえこむボロが安く売られるようになって、いつとはなしにボロ市の名が生まれました。ことにわらじをボロいっしょになうと何倍も丈夫になるというので、農民は争って買いました。大部分の農家にとって農閑期の夜なべのわらじ作りは、大切な現金収入の副業だったのです。明治中頃までの市の最盛期には、ボロ専門の店が十数件も出て、午前中にはほとんど売切れになったといいます。もちろんボロ市といってもボロを売る店ばかりではなく、農具、日曜雑貨などの店が、道の両側のところせましと並んでお客をよびこんでいました。大正の大震災以後、世田谷は急激に発達し、都市化されたため農家がだんだんと減りはじめ、昭和十二、三年頃には、市にボロを売る店がほとんどなくなりました。農家の需要が減ったためです。しかし出店数は八、九百店から多いときは二千店にもおよび、昭和のはじめ頃から見世物小屋や芝居小屋までかかりました。商品の売買と共に娯楽の対象でもあり、親戚、知人の旧交をあたためる時でもありました。

しかし、近頃は交通量の増大と共に出店数も六、七百店に減り、場所もせばめられました。商品も農機具、古物などボロ市的な特徴あるものはほとんどなくなり、かわって食料品、玩具、装身具等が多く、ことに植木類が多く売られています。古着類がわずかにボロ市の名を保っているといえましょう。

引用:東京商工会議所HP

その他細かい歴史や詳しい解説類はこちら「東京商工会議所」HP「項目:ボロ市」

ボロ市名物「代官餅」

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ボロ市と言えばこれ!代官餅です。「あんこ」「きなこ」「からみ」の三種類あります。
(”からみ”は大根おろし”辛み”ですね)
お値段は700円。ちょっとお高いかも?とはいえ1年間で4日しか手に入れることができないのでお祭り価格。お祭り価格。
今年は僕が行ったのが遅く売り切れていました・・・orz。

何度か食べたことがありますが、やっぱりさすが名物の名に負けない美味しさです。
販売場所は「世田谷信用金庫」でしか販売されておらず、多いときには1時間並ぶこともありますが、一度は食べてみるのがお勧めです!

画像は無いのですがその他にも露店ではさまざまな「焼き団子」「シャーピン」と言われる餅系の食べ物が多いのも特徴。人が多すぎて物販露店でのんびり見ることができず、食べ歩きと飲み歩きだけで終わらす人も多いですw

12月のボロ市はもう終わってしまいましたが、来月15日・16日に開催されるボロ市。
片方は日曜日なので興味が湧いた方はぜひぜひ一度足を運んでみてください!意外な掘り出し物にであえるかもですよ??

ここからさきは「つづきをよむ」で2016年12月16日(金)にやがみんが撮影したボロ市の写真を並べておきますので、雰囲気を感じたり参考にしてください(*・ω・)ノ

 


ボロ市・写真集

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世田谷駅下車すぐ交番の近くの移動販売車

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「ひょうたん」をくりぬいて作ったライトオブジェ

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陶器類も多く並ぶのもボロ市あるある

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革製品専門店なんてのも

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開催できる道路の端っこのほうまで出店しています

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このごちゃごちゃしている感じが素敵

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 小物類も多く、「なぜこんなものが?」もボロ市の良い所

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お高い中国製の茶器なんか床置きだったりこの雑さもボロ市

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 観葉植物やサボテン、不思議なお店も多いです
瓦を売っているお店なんかもあります

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お守り販売

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伝統工芸品や木製品、刃物類なんかは昔から名物
刃物の砥ぎはボロ市でしか出さない!なんて人もいます

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ボロ市本部周辺

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誘惑の多い食べ物露店
お腹空いていても余裕で満足できます

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こけし祭り

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こんな珍しい物も売っています

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ボロ市通り以外にも近隣の店舗もフリーマーケットのように出店している場合もあります

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