「―さぁ来い!戦い方を教えてやる!―」
MG 1/100 MS-18E ケンプファー
漢の機体、ケンプファーの紹介です!
エアブラシを手に入れた時に同時購入。製作したのはもう3年ほど前になります。
模型製作で初めてキャンディ塗装した思い出のプラモデル。実勢価格は3000円程です。
目指すは箱絵のようなテカリ
開口していないので穴をあけていきます
こんな感じ
当時はピンバイスを所持していなかったのでリューターでガシガシ
後頭部側のカバーパーツにも穴をあけていきます
#800で大きなヒケを消して、#1000と番手をあげていきます
下地の処理の仕方で仕上がりに大きな差が生まれるので丁寧に
研磨作業は面倒ですね(小声)
番手をあげる時には必ず研磨→洗浄→乾燥の工程をします
削った粉が大きな傷を付けてしまう事を防ぎます
#1800まで仕上げた状態
サーフェイサーで傷を確認したいところですが、塗膜が厚くなるため
工程を省くためにGSIクレオスの「サーフェイサーEVOシルバー」を使用
いつか記事を書こうかと思うのですが、このEVOシルバー使い方を考えないと難しいです
EVOブラックもなのですが塗装肌がザラザラします
ブラックの場合はそこから砥ぎだすのは簡単ですが、シルバーは少し難しい
結局私自身EVOシルバーは使う頻度が低いです
GSIクレオスのクリアカラーGX「ディープクリアブルー」を一回目
2~3回目
色味を見ながら塗り重ねていきます
キャンディ塗装の記事もいつか書いてみたいですね
間接パーツやフレームパーツは別工程で塗装していきます
メタリックブラックや焼鉄色、ノーマルシルバーで艶消ししていきます
コンパウンドで丁寧に磨いていきます
光の反射が球体になるほど磨いていくのを目標に
仕上げ目、ワックスポリマーまでかけた状態
初めてのキャンディ塗装にしては綺麗に仕上がったのではないかと
手ぶれしていますね(汗
フレームを組んでいくこの作業が本当に大好きです
いまさらなのですが、マニュピレーター(手)も塗装しっかりすればよかったなぁ・・・
一度分解してから外装を組んでいきます
このキットにはシールの段差消しや微妙な色むらなどの改善を考えさせてもらいました
とはいえ実物のテカテカ感はやっぱりたまらん!!
背中側
古いキットですがプロポーションが美しい
まとめ
微妙な点
- 少しキット全体に歪みが見られるかもしれません。古いキットなので仕方ないところか。
パーツのすりあわせも少しズレている気がします。
個体差なのかもしれませんが、接着などをする場合は要・確認 - 穴部分の開口がされていない。ここ塗るとダサいですよね、せっかくなので開口してしまいましょう。
- 足の接地面積がちょっと微妙。足首・股の関節が少しだけ干渉する気がします。
完璧に可動を広げたい場合は外装パーツを削るわけにもいかないので間接延長等を考えましょう。
上記の点は古いキットとしては当然の定めか・・・。とはいえパッと見のプロポーションはカッコいい。
撮影できていませんがMGケンプファーはかなりの武器数。おなじみのチェーンマインから始まりいっぱい付属しています。
可動域はそこそこ、ポーズを決めることは容易ですが、現在のキットと比較するにはかわいそうか・・・。
外装を外すと実は良く動きますw
今日まで紹介してきたプラモレビューの中では初心者には「オススメ」はできないかもしれません。
ブンドド派や手軽に楽しみたい方は最新のHGケンプファー(アメイジング)の方をお勧めします。
少し足りない所を自分で改修する人、熱心なケンプファーファンの方に触ってもらいたいキットでした(*・ω・)ノ
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