おお。そうだ本来の仕事を忘れがちだけど私ミュージシャンだったわ。
そんな私の大事な商売道具の一つ。楽器。
楽器とかカッコつけましたが基本的に演奏できるものはギターとベース。
ベースは今手持ちがないので実際はギターのみです。
ドラムは8ビートなら何とかwピアノは作曲に使うのは出来ますがライブで弾くレベルではないですw
アコースティックギター系でLIVEにも未だに使用しているタカミネのギター。
昔のブログを発掘していたら購入時の記録が残っていたので懐かしかったもんで記事にすることにしました(*・ω・)ノ
エレクトリックアコースティックギターTakamine DMP-561B
購入時はなんと2010年の2月でした。最近はあまり触れてませんがもう7年以上の付き合いなんですね。
できるだけ購入時の事を思い出してみると、一度辞めた音楽に復帰して、LIVEやレコーディングが増えたころ。
高校生1年の時にバイト代で買ったYAMAHAのエレアコを長年使っていたのですが劣化やダメージも大きく大きい現場にも対応したいと思ったため購入を決意。
試奏や情報をいろいろ集めて本来の購入予定だったYAMAHA系ではなくタカミネを選択。
ガッツリローン組んで購入したんだよなぁ・・・w
購入店舗は石橋楽器。当時の店員さんは元気にしているんだろうか・・・。
このギターですが本来は「DMP-561C BL」と呼ばれるタイプ。ピックアップを変更した店舗モデルです。
タカミネのエレアコは000系、500系など種類があるのですが、500系は中型。
内部の容量を大きめにとっているため、音のなりも良いんです。
スペック
TOP: SOLID SPRUCE
BACK: SOLID SAPELE
SIDES: SAPELE
NECK: MAHOGANY
FINGER BOARD: ROSEWOOD
SCALE: 644mm
NUT WIDTH: 42mm
PRE-AMP: CT4-DX (DMP)
POSITION MARK: ORIGINAL DIAMOND
ボディのTOP&BACKは単板なので音への悪影響は無し。
まぁこの価格帯だと無理ですがローズウッドだとたまらんのですがね。
タカミネギターの特徴の一つ「左右非対称ネック」のおかげで運指がとても楽に行えます。
一般的なネックで慣れていると自分が急激に上手くなったのかと錯覚するほど。
プリアンプはCT4-DX。ユニット方式のビルトインタイプです。
このプリアンプの凄い所はチューナーが搭載されており、EQ・2系統のピックアップ調整ができる所。
パラスティックピックアップと呼ばれるタカミネ製のギターに搭載されている独自のシステムです。
ノッチフィルターも含めてハウリング対策が物凄い。
100%ないわけではないですが、私も数える程度しか経験していないレベル。
電池駆動9V×2の18Vのパワフルな電源を搭載しているのでアンプに繋げた時の化け方が凄いです。
パラスティックピックアップについてはこちら
タカミネにしかないもう一つの特徴としてはこのダブルサドル。
一本だけの従来のギターと違い、1,2弦・3,4,5,6弦で分離。
巻弦とプレーン弦の違いを調整しているためピッチのずれが少ないんです。
外観も一風違ったギターに見えるのでそこも高く評価できる点です。
音はどんな感じ?
さて、楽器なのに文章だけ書きまくってもしかたありません!
実際の音を聞いてもら・・・いたい所なのですが、2010年のライブ生放送のキャプぐらいしかないのが実情。
仕方ないのでそちらを貼り付けます汗
少しは伝わるでしょうか・・・??
良い点・悪い点
良い点
- とにかく弾きやすい
ここ結局どんなギターでも重要な所なんですよね。ボディは大きすぎず、小さすぎず。
ネックの左右非対称なだけでここまで弾きやすいのかと驚きます。
ボディもカットされているのでハイポジションも容易。 - ピックアップの操作が容易
ここも重要。チューナーもLED方式なので暗い現場でも問題なく使用可能。
コントロール部分も持った時に胸のあたりに来るので間違えて触る事も少ないです。
エレキだとたまに場所が悪いやつとかあるんですよね・・・。 - 全体的にバランスがいい
雑な説明になるのですが基本的に優秀かつ万能なギター。
ネックの形状もあるのですが弦交換もストレスを感じません(通常のアコースティックギターだとペグ位置が微妙で弦に負担があるものも)
個性が強い音色ではないですが、逆にどんなものでも合わせられる。
生音もそこそこのボリュームが出るし、ラインを繋げれば本領発揮。値段分の仕事は十分してくれます。
悪い点
- 改造する場合には覚悟が必要
いや、通常のギターだって覚悟は必要なんですけどねw
ダブルサドルの為簡単にサドル交換ができず、パラスティックピックアップの構造が少し特殊なので交換すれば鳴らなくなる恐れも。
サドルを削るなどのの微調整も普通の物より神経を使います。
仕組みを理解していれば問題はないのですが簡単に交換ができない所は難点かな、、、と - 打音は拾わない
ここはピエゾタイプなので仕方のない点。
サドル下の振動から音を拾うタイプなのでスラップなどの演奏では音をあまり拾いません。
このギターがなのか他のエレアコよりも打音を拾わない感じがします。
どうしても打音を入れたい!!となるならマイク式ですが、増設すればハウリング。
EQも無しになるので音が作れない。ピックアップ全交換するのは構造上面倒。
改造より新しいギターを買った方が安い・早い・上手いです。 - 電池2本・・・
18Vのパワフル!!ここは本当に素晴らしいんです。
しかし使い方にもよりますが片方の電池だけ元気がなくなるパターンがたまに。
直列での使用の筈なのですが何故に片方だけ??
もちろん毎回消耗するわけではないですし、LIVE前には新品に変えておくのは基本なので良いと言えばいいのですが、毎回2本以上ストックを持っておくのを「忘れがち」気をつければいいだけなんですが、どっかのメーカーさんが18V電池とか作ってくれませんかねぇ・・・。
このギターとは何度も語り合ったのでいろいろな点が見えています。
総評としては結局大満足なんですよね。
第一良い所も悪い所も含めて自分の相棒として育てていけるのがギターの良い所なんです。
実際ライブやレコーディング、遊びで弾くときも及第点を叩きだしてくれる。
オベーションやヤイリみたいに他のエレアコもいいのですが、結局これを購入してからエレアコ新しいのを買うか!!みたいなのは実は起こっていないんですよね。これって実は凄く良いことじゃない??
サイレントギターだけは購入しましたが汗
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