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メダロット弐COREを語りたい

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未だに根強い人気作の一つ「メダロット2」
当時はこれでメダロットを知り、アニメの効果もあって「2」「3」一般認知度は特に高いです。
主人公メダロッター「イッキ」のデビュー作であり、メダフォースシステムが導入された名作です。

さてこのメダロット2ですが発売から約4年後2003年にフルリメイクされて発売されました。
それがこの「メダロット弐CORE(2核:ツーコア)」です。
原作版はGBC(ゲームボーイカラー)共通だったのですが、2核はGBA(ゲームボーイアドバンス)ソフトです。

Medarot2core 箱絵がかっこいいですね!

最初は限定版だった2核

今までのイマジニア・ナツメの積み上げてきた技術を全て導入し、全て描き直した意欲作!!
一番最初の発表は「コミックボンボン」応募者全員サービスにての販売でした。
最初は2バージョン商法ではなく、カブトVerのみ。どちらかというと先行販売なイメージだったんですかね??

その後、思った以上に販売本数が良かったのかクワガタVerを追加して一般販売になりました。
当時の僕はボンボンで購入せず、一般販売で購入した記憶があります。
出荷本数は物凄い多いわけでもなく、長らくプレミアソフトの1本としてメダロッターではない人にも認知されているソフトに。

今考えてみると発売理由は海外でのイッキ人気年々ゆっくり下がっていったメダロット人気。
コイシマルやNAVI等の大幅なテコ入れをしても戻らなかった流行をもう一度…!!
となった時にやはり「イッキしかいないだろ!!」社運をかけたようなリメイクだったのでしょうか??

ゲームソフトとしての側面で見た時に「ゲームボーイ」で発売されたソフトが「ゲームボーイアドバンス」でフルリメイク!!
みたいなあまり年数が経っていないのに移植ではないリメイク作品って結構珍しいんですよね。
こういったフルリメイクは「FC→64」「SFC→PS」みたいに結構世代間や年数が経っているイメージ。移植はすぐやるんですけどね。

同じ様に短いゲーム機でのフルリメイクとしてパッと思いつくのが「ポケットモンスター・ファイアレッドリーフグリーンぐらいでしょうか??
とはいえこちらは初代ポケモン赤緑が1996年、フルリメイク赤緑が2004年8年空白が開いています。
「2核」は発売からわずか4年でフルリメイクしたのは何かしら想いを載せて作られた作品だと思います。

この後に発売された初代メダロットの大幅リメイク版パワーパフガールズ「真型メダロット」メダロット新作は2010年まで閉ざされてしまうのが悲しみ。

一新された美麗グラフィック、調整されたメダロットの機体数値

フルリメイク作品なので機体・フィールド・キャラと全てが新しいグラフィックで楽しめるようになっています。
キャラクターグラフィックなどはアニメ版準拠になっており、アニメしか知らなかった人には違和感なく入れるグラフィックに。

カリンちゃんをすこれ!!
くまモンみたいなグラフィックに変更されたハチロウ
ナエさんは大分アニメ時のデザインに近くなりました。ぱっつんナエさんも良いけど、こっちのナエさんもいいよね!!

メダロット各種機体は原作より細かくになっていますし、BGMもリメイク版になっています。
相変わらず中ボス戦BGM「Strike Enemy」カッコよさは異常。
ほんまにこの曲かっこよすぎんだろ!?!?
当時のイベントカットインも当然新規書き下ろしグラフィックに変更されています!

イベントカットインは本当にカッコよく変更されていますね!!当時の思い出が蘇る!!!
イベントカットシーンの比較です
原作版の良さも残しつつ、しっかり新しい目線で描き直されているのはなんか…こう…来るものが有りますね・・・。

ゲームシステム部分などはほぼメダロット2のままです。
ストーリーも一緒。特に大幅な追加要素などはなく、丁寧な移植作品です。

基本的なグラフィックなどは今まで積み重ねてきたUIをベースにし、アニメーションはNAVI等と同じようにヌルヌル動くようになっています。
2がベースなので戦闘システムもメダロットシリーズの中では明瞭。とてもわかりやすいですね。

大きな変更点としては行動選択時「どこを狙うのか?」という物が表示されるようになりました。

今までのメダロットでは「誰を狙うのか?(しゃげき行動)はわかっていたのですが「どこのパーツを狙うのか?」わからないようになっていました。
そのため「二人で右腕パーツ狙ってたのぉ!?」「行動無駄にしたじゃん!!」みたいな事が起きていたのですが、それが起きにくい仕様に

最初からこの仕様でよかったのでは??w

まぁ細かいことを言えばどこを狙っているのか?を表示する手法やシステムが難しかったのかもしれません。

これだけでも大分遊びやすくなっており、シンプルなはずなのにそんな単調さを感じさせない「動く!」「走る!」「遊びやすい!!」とロボトルとなっています。

メダロット2を語る上で外せないのが「メダフォース」という必殺技みたいなシステムなのですが、ここには大幅なテコ入れがされています。
本来MFを使用する場合「消費MFが溜まっていれば使える」システムだったのですが、消費量が少ないMFでも一度はMAXにしないと使えないように変更されています。

その代わりMFを貯める行動を行った場合ゲージは溜まりやすくなっています。
原作版より連続で撃つことは難しくなりましたが、「5」のように一回しか撃てないわけではないのでそこまで戦略の幅が狭くなるという事もありません。この調整は良調整ですね。

戦闘システム類の話はこれぐらいにして、次はメダロットの機体数値面です。

原作版では性能ブッ壊れパーツがいくつかあるのですが、全体的にマイルドな調整に変更されています。
悪く言えばダウン調整。ナーフですね。良く言えば日の目を見なかったパーツを使えるようになりました。

主人公機の原作版とリメイク版比較。結構性能が違います

単純に威力を引き下げるではなく、充填放熱の調整・装甲値の変更などあまりにも簡単に戦闘が終わってしまう事を防いでる印象です。
※充填は行動するまでの時間、放熱は行動後の時間、装甲はHPです
少し原作との性能の違いに納得がいかないパーツがいくつかあるのですが、これは思い入れが強い機体があるからであってゲームとしてはこれが理想だと思います。

毎作恒例のあの語りですが・・・

はい。楽しみにしている人がいるのか全く知りませんが毎作恒例のトラウマ語りの時間です!!

ですが

残念ながらトラウマというトラウマってないんですよねぇ…。正直。
基礎ベースはメダロット2ですので相変わらずゴッドエンペラーとかも一応語れるのですが、それはメダロット2でも同じですからねぇ。

プレミア価格で手に入りにくい時代が!!!なんてこともゲーム面とは別の話ですし、WiiUでのアーカイブス、そもそもメダロットクラシックスプラスで収録された今特筆して語るべき点ではありません。

という事でトラウマとは違いますが、別の視点から語っていきましょう!!

おい。おまえの事だよ。
プリミティベビー!!

ん?やっぱりベビーちゃんじゃんって??
のんのん!!ここで語りたいのはベビーの強さではなく
見た目です。
とりあえず見てもらった方が早いので画像をどうぞ。

知らない。僕は君みたいなメダロットは知らない

誰だおまえ。
全体的にふとっちょぷりぷりプリミティちゃんになっていますが、そういう所を赤ちゃんっぽくしなくても良くない!?!?

ちなみにこちらが原作版ベビー。全然違いません!?!?!?

メダロット2核グラフィックも綺麗ですし、描き直されていて素晴らしいのですが、機体の解釈がおかしい子がチラホラ。

ぽいといえばぽいですし、リメイクついでに公式絵が変わるパターンのゲームも結構多いです。
でも後続作品だと普通に原作版っぽく戻っているのでシンプルに解釈違いなんでしょうね。

タラバクラバの右腕だけ大きいシオマネキ感は無くなり、キラビットはどこから突っ込む??状態
フリッグフラッグのシュノーケルはなくなり、カッパーロードの頭は完全に整形されています。誰だオマエ(3回目)

はい。次。
おまえの事だよゴッドエンペラー!!

え?結局ラスボス達やんって??のんのry
今作のゴッドエンペラー機体性能がマイルドに調整されていますし、原作版より弱いです。
プリミティも含め基本的には当時と同じ戦法で倒せます。

僕が書きたいのは「1戦目のゴッドエンペラーマイルドにしすぎ問題」です。
ここ。大事。
いつもの配信にて「ラスボス突入!!」と行きたかった所ですが、残念ながら時間が少なくてですね。
とりあえず「対策無しで突撃しようぜ!!」みたいな勢いだけの小学生プレイをしたわけですよ。

ゴッドエンペラー戦あるあるのメダフォース制御持って行かずいざ!1戦目!!
メダーフォースは当然の如く発動してきますが「よこいっせん」「ダメージだま」マイルドな攻撃。
狙い撃ちプレス攻撃のデスブレイクも40ダメージと控えめ。
サクッと余裕勝ち!!!

「あー、なるほど、調整入っているからこのレベルにまで落ちたのかぁ…余裕やん」
と少し残念な気持ちになりながらも2戦目へ…。
原作版をやった事がある人なら共感していただけるでしょうが、2戦目のゴッドエンペラーは盾パーツを装備している僚機がいるんです。
=リーダーに攻撃が通らず、相手は高火力!!となかなか厳しい戦いを強いられるのですが…

なんと盾装備機体無し。1戦目と同じの純正ゴッドエンペラー×3
「んん??さっきと同じじゃん。余裕じゃん…」

と、思ったのが間違い。
2戦目からは「たていっせん」「いっせいしゃげき」全力攻撃全力攻撃
驚きのぶっ壊れ火力+狙い撃ちでヘッドショット「絶対2戦目のレベルおかしいだろ!?!?!」状態
当然負けましたよ、あれは無理。対策しないと勝てんわぁ!!!!

「一斉射撃」をくらって一瞬で吹き飛んだメダロットのキャプ。200ぐらいならサクッと出してくるんでやはり壊れは健在

1戦目は緩くしてあり、2戦目から全力全開!!
ゲームのラスボス表現としては物凄い良い!!
1戦目の緩さからのあの「ギアを…上げていくぞ…!!」状態はやはりラスボスの貫禄として完璧でしたね。

触ったことない人はぜひともプレイしてもらいたい作品

「メダロット2は知ってるけど2核はやったことないなぁ…」なんて人は是非ともプレイしてもらいたい!!
メダロット3等の記憶があるので正直フルボイスというか、一部の声は入れてほしかったのが正直な所。
とはいえ全体的にとても高品質なフルリメイク作品だと思っています。

メダロット2核の唯一微妙な所である「一部メダロットのグラフィックが変」問題もありますが、あくまでそれぐらい。
進行不能バグ類も無いですし、かなり遊びやすい作品になっています。

まぁ機体以外にも「ニンゲン、オイシイカラ、スキ!!」みたいな頭まるかじりしてきそうなソルティと一部解釈がおかしいのもチラホラw

もう少し語るのであれば原作版での「パスワードメダロット」「メダロット1」からの転送メダなどのシステムは削除されています。
その代わりランダムエンカウント一部ボス敵などの所持メダロットが大幅に変更されています。
一応全メダロットを集めようと思えば集めれる仕様に変更されている所はgood!
パーツコレクションが無いと手に入らないグレートマザーや、アンビギュアス・エイシイスト等のパスワードメダロット各種も全て手に入ります。努力次第で。

久しぶりに遊びましたがやはりメダロット2核は良くできてますね。
と、これでメダロットクラシックスプラス収録全8作品はこれにて全制覇!!

イヤー長かったですね。こんなに丁寧にメダロット作品をもう一度プレイして記事を書く日がくるなんて考えてもいませんでした。
本当に楽しかった!!ありがとう!メダロット!!

最後はしっかりカリンちゃんENDをゲット!!やはりカリンちゃんしか勝たん!!!

次は是非ともDSメダロット収録版やパーツコレクションなども収録したVerなどどんな状態でも良いので「DS・外伝クラシックスコレクション」として発売していただきたいものですね。

恒例のメダロット配信ご紹介のお時間です。
この紹介も今回できっと最後なんでしょうねぇ…寂しくなるなぁ…
「メダクラ+を全制覇する配信」の最後「2核編」です!

ツイキャスでの本放送は2週間ほど前に完走し、今はYouTubeの方でアーカイブを更新しています。
この記事更新時点で2本目まで。全6本の予定です。
この記事を読んで興味が出た方も、そうじゃない方も、宜しければ視聴してみてください(・∀・)!

メダロット弐CORE カブトVer ①【ゲーム実況】ツイキャスアーカイブ

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