前回からの続きです。
本日でブライガーレビュー記事はラスト!!
今回は変形編と感想編です!それではサクッといってみよう(/・ω・)/
ブライガー変形
両方に言える共通事項なのですが、変形は完全変形ではなく差し替え変形となります。
完全変形を捨てることでしっかりとしたプロポーションを保てるので、これは良い選択だと思います。
変形難易度は少し高めなので丁寧に作業していきましょう。
ブライスターへの変形
大型レーサーカーのようなブライスターへは大きな3つの専用パーツを使用
ボールジョイント型のポリキャップでは無い為分解するのは苦労しません
ムリに負荷をかけなければそう簡単に折れる強度では無いです
まずは腕が刺さっていた部分から差し込むとスムーズです
フロントガラスが塗装済みなのでそのままでも結構カッコいいですね
タイヤはコロ走行なので一応トミカのように走らせることが可能です
ブライサンダー
ブライスターの時と違い、分解する必要はありません。手首、頭などを外し、脚部を稼働させていきます
変形だから仕方がないとはいえ、物凄い格好ですね。ブライガー
専用スタンドを使用すれば穴に差し込んでのディスプレイも可能となります
コックピット部はブライスターのパーツを流用、船首は背中に背負っている物が使われます
あとは差し込んでいくだけの簡単仕様です
全体的な長さは大きく変わっているわけではないのですが、なぜかスマートに見えます
薄いんですかね??
俯瞰で見てみると少しフォートレス感あってこれはこれでカッコいいですね!
世代的には少し違うのですが、鳥人戦隊ジェットマンのジェットイカロスを思い出しますw
後方部のスラスターや脚部の溝なども含めて、後ろから見てもそこそこのクオリティです
組み立て風景を動画にまとめました
ツイキャスライブにてこのブライガーは生配信でひたすら組み立てていきました。
その時のアーカイブをYouTubeにて公開しております。
配信時間は12時間近くだったので、タイムラプスに変更しています。
20分で観れるような倍速動画なのでよろしければご視聴ください。
モデロイド ブライガーの感想
さて、全3回に及ぶブライガーレビューいかがでしたでしょうか??
ここからは感想を書き連ねていきたいと思います。
まずは良い点からいきましょうか。
- カッコイイ
古いロボットアニメの作品ですが、ちょうどいい塩梅で現代風にデフォルメしてあり、カッコいいです
私はカトキハジメさんのような情報量の多いロボットが好きなのですが、こういったシンプルなロボもカッコイイと思えてしまう良バランス
なんていうんでしょうかね??全体的に見栄えのバランスが凄く調整されているんですよね - 武装パーツの多さ
私はブライガーをそこまで詳しくないのですが、劇中に出てくるような武装は全て揃っているのではないでしょうか?
ブライキヤノンの可動ギミックも含めてかなり工夫されており、全武装ブライガー!!なんてのはパーフェクトストライクガンダムのようでカッコいいです
とりあえず当時の子ども達も全部載せにロマンがあるだろ!!そうだろう!!
このブライガーなら君たちJ9チルドレンの夢をかなえることができるはずだぞ!!! - ブライガー好きな人を唸らせようとする熱意
これ正直、バンダイ見習ってほしいです
ブライガーの箱はベロ式で開くプラモデルの箱とは違う方式。これは当時のおもちゃを再現したものだと思われます
箱絵も描き下ろしなのかいい意味で古臭く、ダサい。ここでむやみやたらなCGパッケージではないんですよね
説明書もメインの部分はフルカラー印刷されており、極力わかりやすいように書いている点が多く見受けられました
シールもビニール系の結構しっかりした物が入っており、一部塗装済み。そのまま組み上げてもできるだけカッコイイブライガーが完成するようになっているんですよね
実売価格7,000円近くのプラモデルですが、購入した人が喜んでくれるような熱意を感じます
バンダイは製品によっては結構手抜きな物が有りますし、以前のようにMGの説明書には設定資料集などが封入されていません
正直昨今のバンダイ製品と比べるとブライガーは熱い思いを感じました
さて、次は悪い所。
- 組み立て難易度が高い
これは完全初心者には難しい点が多いかもしれません。物凄い細かいパーツというのは少ないですが、ハマりが悪いです
金型の精度の問題だと思われますが、変形時に困るため私は今回一部クリアランスを取るために削ったりしています
一部パーツはかなり固めなので、私の個体が悪かったのか、そもそもある程度ばらつきがあるにしろ精度が悪いのか苦労する方が多くいると思われます
当然一部可動も固いので慣らし必須です - 完全塗装派には厳しい
パーツがABSを大量に使用しているので、何度も書いていますが塗装派には厳しい戦いを強いられます
一応シールで仕上げてもカラフルになりますし、そこまで全塗装する必要は少ないと思いますが、トップコートをしっかり吹きたい場合は難儀します
変形機構も含め結構ギリギリに可動する部分が多いのでプライマーなどを塗布してからの厚い塗膜を作ると動かしたりするときに困りそうです
一部塗装済みパーツの塗料ですがエナメル溶液でしっかりこすると落ちたので水溶性のエナメル塗料なんでしょうか…?
いまいち塗料種類も分からないのでただ拭き取り墨入れをしたい場合も注意が必要です
と、こんな感じでしょうか。
シンプルにまとめるのであれば…
「熱量凄い!そのまま作るのオススメ!でも全塗装派は覚悟してね!」って感じです。
このプラモデルを購入する人はそもそも「ブライガー好き」しか購入しないと思うので、その方達からの評価としては満足できるのでは無いのでしょうか??
見た目がかっこよく、存在感があり、プラの色味も悪くないです。
私の印象としては作る前には「ん~??カッコいいか??」と思っていたのですが「あれ?!カッコいいじゃん!!ブライガー」となるぐらいにはバランスが良いです。
写真撮影していると結構楽しかったんですよねw
私はスパロボで最初知ってからの、バクシンガー派でしたが、ブライガーもなかなか悪くないですね!
先ほどの悪い点も組み上げ時の難易度以外はパチ組み製には全く関係ない話なので、そこだけ理解していれば購入して後悔する事は無いレベルだと思いますね!!
というわけでグッスマのブライガーレビューはこれにて終了です!
制作機会をくださったMさん!ありがとうございます!!
コメント