個人的にはEP.4が大好きです。
この記事が叩かれたとしても「やったんですよっ!!必死に!!」 と言い返すぐらい。
前回の記事までに「パーツ内容」と「LEDユニット」の説明をしたので、ついに製作編に 入ります。
ちょうどEP.4あたりですね。バナージが自我に芽生えたところらへんです。
全部の工程を時系列に並べると
- ランナーからパーツの切り出し・ゲート処理をしながら、組める所を組んでいく
- 組めないパーツは洗浄、表面処理のいるものはやすり掛け。
- 全てのパーツを一度超音波洗浄機で洗浄。※サイコフレーム部は後述
- マスキング・塗装
- チェックしながらクリアランス・個別にパーツ分け
と、簡単に書くとこんな感じです。もちろん文章にすると簡単に見えるだけで、全部の作業を終わらせるまでに
- ゲート処理、表面処理:約二日
- 塗装:約七日
- クリアランスなど細かい直し:約二時間
- シール、デカール貼り、墨入れ:約四時間
という一週間を超える修行レベルの作業。楽しかったけど俗世の事を忘れられそうな時間でした。
外装の処理・塗装
白いパーツは基本的に組む所はありません。
ひたすらパーツと説明書を睨めっこしながら覚え、やすりをかけていく作業。
PGユニコーンガンダムのランナーは”アンダーゲート”なのでバリは目立ちません。
とはいえ雑にニッパーでぱちぱちするとすぐ白化もするので丁寧にいきます。
~塗料レシピ ~
GSIクレオス社
Mr.クリスタルカラー XC08ムーンストーンパール
Mr.メタリックカラーGX GX213ホワイトシルバー
白いパーツは元々表面が少し特殊でザラザラしており、いままでのガンプラにない表面です。
ヒケの処理は丁寧に行いつつ、成型色をできるだけ活かすことにしました。
ムーンストーンパールの”偏光表現”と ホワイトシルバーを微量に使用した”ラメ感”を調色。
塗装工程は色合いを見ながら二回。最後に薄噴きで艶消し。光が当たると輝く質感を目指しました。
バックパック・足下部・首回り等の処理・塗装
ゲート処理等は基本的に一緒です。青い部分は引けが目立つところのみ表面処理を行っています。
Lランナーから始まる首・腰回りの微妙なグレーのパーツのヒケがひどいので丁寧に。
~塗料レシピ~
青部分
Mr.メタリックカラーGX GX204メタリックブルー
Mr.クリアカラーGX GX103ディープクリアブルー
Lランナーパーツ
Mr.メタリックカラーGX GX214アイスシルバー
Mr.カラー C90シャインシルバー
Mr.クリアカラーGX GX101クリアブラック
青部分は最初明るいメタリックブルーにしようとしたのですが、成型色はかなり暗い。
とはいえ設定色の様に作るのもなんだかなぁ。キャンディ塗装でテカテカにするのも・・・。
結果、メタブルーの上から濃いクリアブルーを塗り重ねて深みを出す方向に。
3回塗り後、艶消しを吹きます。
次にLパーツ系。設定色は灰色系。かといってシルバーで塗るのは安易。
偏光の白外装、濃いメタリックブルー、関節は黒系で締めたい。
テストピースを繰り返してアイスシルバーとシャインシルバーで色の調整。上からクリアブラックに決まりました。
こちらは4回塗り。その後艶消し。
関節・内部パーツの処理・塗装
ゲート処理はry
内部パーツのため、組み上げられるところは組み上げます。
膝裏のパイプパーツ以外は色を統一。ここの色で全体的に締まった印象にしたかったので。
ちなみにパイプパーツはゴールドで塗りました。
~塗料レシピ~
Mr.メタリックカラーGX GX201 メタルブラック
Mr.カラーGX GX02ウィノーブラック
Mr.クリスタルカラー XC08ムーンストーンパール
GXメタルブラックは少し白い粒子が荒く見える時があります。塗り方によるんですが、ガンメタ色。
このままだと光によっては白く見えすぎるのでウィノーブラックで透過しない黒色を調整
本当に極少量のムーンストーンパールで細かい白を。エッジのみが光るイメージで。
2回塗りの艶消しです。
以外にも長くなってしまったので、
- 武器類
- サイコフレーム
- 土台
は後半で!ではでは~~~
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