私はCanonユーザーなのですが知ってますか?
「キ”ャ”ノン」ではなく「キ”ヤ”ノン」が正式呼称なんです。
ここで私は声を大にして言いたい。
キヤノン純正標準レンズならこれ!!
でもいいんじゃないかと思える単焦点レンズ「CanonEF50mmF1.4USM」をレビューしてみましょう!
Canonの箱ってNIKONとは違った良さがありますよね。シンプルイズザベスト。ベストイズザシンプル。
タムロンやトキナー等のサード製の箱より大好きです。
開封の儀
いつの間にかネットでは定番となりました開封の儀。これ個人的には昔からやってたんですよね。
時代が私に追いついてきたのか、それともみんなやっていただけなのか。
そんなことはどうでもいいので開封していきます。
実はこのレンズなんと1993年発売の古いレンズです。
現行機として売られていますが、これは”リニューアルを加える必要のないレンズ”ともとれますね。
さてこのレンズの力を見ていきましょう。
大口径の明るい標準レンズの魅力
Canonからの説明によると
標準レンズの定番、F1.4の大口径50mm。質量と描写性能、価格のバランスに優れた使い勝手の良い一本です。撮影アングルを工夫したり、被写体にグッと近づくなど、距離感、遠近感、ボケ味の効果をうまくコントロールして作画すれば、レンズワークの基本すべてを活かして作品づくりが行えます。APS-Cデジタル一眼レフでは80mm相当となりポートレート向きの中望遠レンズとして活用できます。
単焦点ならではの描写。”撒餌レンズでいいや~”なんて考えを横からぶん殴ってくれます。
単純ですがF1.4という純正では2番目に明るいレンズ。(一番はLレンズの50mmF1.2※2016年現在)
圧倒的。圧倒的の明るさである。明るいということはボケる。APS-Cのボディですらトロットロにボケます。
ーそれはまるで一晩に込んだビーフシチューや冷凍庫にぶち込んだウォッカの様にー
もちろん絞り込めば発売が20年以上前のものだとは思えないほどの描写をしてくれます。
他にも大量の写真があるのですが、個性を持ちつつも、表現を変えられる。
どこの会社もだしている標準レンズもとい”基準レンズ”ですが、やはりその底力は侮れません。
使い倒して3年になりますが、自分の技術と共にまた新しい魅力を見せてくれるレンズです。
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あえて出したい”個人的に微妙な所”
もちろん交換レンズのため、いいところと悪いところがあります。
- AF(オートフォーカス)が遅い
慣れてくれば余裕ですが”初心者かつ動態を撮る方”には最初は厳しいかもしれないですね。
- フォーカス音がうるさい
モーターが古い仕組みなので、ジーコジーコ音が近年のに比べるとうるさいです。
要するにフォーカスのモーターはダメダメなんです。リニューアルするのはここだけでいいと思えるぐらい。
”自動フォーカスの動画撮影”は気になる人がいるかもしれません。
- 最初はつまらないかもしれない
これは撮影者の技術や感性になりますが、トロけさせるだけだと飽きます。二日で
画角もポートレートやスナップに向いているので、撮りたいものが小さすぎるものなどには向いていません。
足で近づいて大きさを稼ごうにも大きく映らない!この場合はマクロレンズをお勧めします(実体験)
風景を撮りたい!!後ろに下がっても入りきらない!この場合は広角レンズをお勧めします(実体験)
要するに右も左もわからなすぎる初心者は向き合う時間が必要です
(※もちろんそういうのもわかった上で購入する方が多いはずなんですが私みたいな人がいな・・・いか)
そういう意味で画角と距離、ボケや明度、基本を叩き込んでくれるレンズです。
モンスターハンターのイヤンクック先生の様に
まとめ
ズームレンズには出せない明るさ。個人的にはボケと夜間撮影の強いお供です。
重量も軽く理想的。ズームレンズのような便利感はないけど、そこは自分の努力でカバー。
APC-Cだと換算75mmにはなってしまいますが、いつかフルサイズ移行のためのレンズ資産。
オートフォーカスの煩さ、遅さは気になるが、使い込めば自分の技術向上をダイレクトに教えてくれる。
「振り返るとありがたみと更なる可能性を気づかせてくれるレンズ」
でしょうか。
・・・さて、またこのレンズをいじろうかな。
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