「カメラなんて写れば良くない?」
「つうかスマホがあるし」
なんて声良く聞きますよね。私もそうでしたw
しかし、あるきっかけで購入してから私はカメラにのめり込む事となりました。
2014年当時、動画を撮りたかったのですが、手持ちのカメラはずいぶん古いデジカメでHDなんて遠くのお空。
スマホで撮影しても、自由に編集するのに不便。
作成した作品等のちゃんとした写真が欲しく、スマホの写真は印刷だと綺麗とは言えない。
カメラへの知識なんて全くなかったので、一週間ほど勉強し、
一眼レフまでへの投資はさすがに敷居が高かったので、高性能コンデジにしようと思い購入。
「写真なんてスマホでw」と思っていた私の考えをぶち破ってくれ、
カメラの良さを教えてくれた「MX-1」のレビューです。
開封の儀
プロテクターやSDカード、ケースも購入
iPhoneで撮影
中にはPC用のソフトや一般的な付属品類
バッテリー、充電器、説明書、ストラップなど
正直この開けた時でさえ”カメラって良いかも”と思ってましたw
コンデジにしてはちょっと厚めのボディ
レンズカバー付き
MX-1の特徴的な所の一つ「チルト液晶」
チルト液晶はこの様に”上下に角度”が変わります
これにより撮影時に無理なく角度をつけられます
内臓式フラッシュ
小気味良い音と共に「カシャッ!」っと飛び出してきます
ケースはHAKUBAの汎用品
「古き良きカメラで撮る楽しみ」
光学4倍ズーム F値:1.8
焦点距離:28-112mm(35mm換算)
有効画素数:約1200万画素 ISO感度:12800
撮像素子:1/1.7型 CMOS サイズ:約122.5(幅)×60(高)×51.5(厚)mm
重量:約391g チルト式液晶モニターサイズ:3.0型 約92万ドット
センサーシフト式手ぶれ補正 SR
動画 フルHD 1920×1080
デザインは昔の銀塩MF一眼レフを模して作られているそうで、わかる人には懐かしいデザインだそうです。
上下に真鍮製のカバーがついているため、使ってるうちに”金色の地金”が出てくる味わいも考えられています。
コンデジでは珍しいF1.8の「明るいレンズ」を使用。コンデジとは思えないぐらいの絵を切り取ってくれます。
重さはその他のコンデジと比べると少し重く、サイズの厚みもあるので胸ポケットに気軽に入れておくなんてのは少し難しいかもしれません。
操作性は比較的直感でいじれて、低い体勢、高い体勢もチルト液晶のおかげで問題無し。
重さと大きさのおかげで両手でしっかり持つことができるためホールドはとても楽です。
長時間撮影していても疲労感は少なく感じます。
オート撮影でも綺麗に写る
操作性が良いので歩いて気軽に撮れる
使用頻度は高くないにしても様々な撮影スタイルに対応できます。
マクロモードに切り替えれば、最短撮影距離は1cmまで詰めれます
肌のキメや、素材の傷も容易に視認できます
この撮影はスマホにはできません
あえて出したい”個人的に微妙な所”
- ストラップの位置
これは擁護無理です。前面についているため、首からかけるとカメラ本体が”上向き”になります。
そんな所までチルトしなくていいんです。本体両横に付いていればよかったのに・・・。
個人的には微妙どころか唯一の本気で「ダメな所」です。
- ネジきりが無い
最初からデジタルクリエイティブフィルターがついているため、必要ないと言えば必要ない。
ということは、写真演出用のフィルター良いにしても、レンズ保護用フィルターもつけられないんですよね。
しかしいかにも「ネジきりついてます!!」みたいな外観だからつけてもよかったなぁ・・・と。
実は非純正のパーツやその他の方法でつける事は一応できるみたいです。
- 望遠がちょっと足りない
仕方のない事なんですが、換算112mmだと望遠側がたまに足りないなぁって時があります。
光学4倍、デジタル1.95倍なので200mm近くまでイケるはいけますが、デジタルなので画質が・・・。
マクロ機能が圧倒的な為、これはこれで割り切って使えば本当に最強。
- MFがメンドクサイ
ボタン操作でしかマニュアルフォーカスができないんです。
物撮りの為に使う場合は少し不便。ピントリングが付いてそうな外観なんですが、やっぱりついていません。
まとめ
結局手の収まりもいいし、形もなんだか可愛い。
巻き上げレバーがないから傷は付きにくいけど、真鍮ってなんだかステキ。
写真撮影自体はストレスもなく、大好きなカメラです。
初心者でも上級者でも楽しく使える。バルブ撮影なんかも一応できます。
できる所とできない所がはっきりしているため、いろんな意味で個性が強いです。
かゆい所に手が届かない感があるけど、コンパクトデジタルカメラでここまでできるって凄いと思います。
”ちょっと足りないのも含めて、愛着の持てるカメラ”
GRとかの超高級ならもっと頑張ってもらわないとですがw
賛否両論も多いですが、価格.comでは満足度1位を取っていたりもしています。
(発売当初は4万程度でしたが、現在やはり根強いファンがいるためかプレミア価格になっています)
一番最初に手に入れたカメラがこれでよかったなぁ。
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