本体レビュー

「Canon EOS 90D ボディ」 レビュー

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写真なんて撮れれば何でもいいじゃん。
から仕事につかえるなぁ、、、と思い始め一眼レフを覚えてから早7年。
一番最初はコンデジのPENTAX「MX-1」から始まり、キヤノン「EOS70D」へ。

7年間愛用した愛機「EOS70D」

大分色々な物を撮影して長らく相棒として大活躍してくれました。
当時のレビューなどはこちらに↓

さて、7年も経てば世間は大分変わり2021年の主力であるデジタルカメラ「ミラーレス」が主役になりました。
超高スペックでなければ「フルサイズセンサー」を比較的低価格で始められるのは凄いですねぇ…。

一眼レフ市場は先細りの一途をたどり、今年に至ってはミドルクラス級の一眼レフは製造されていません。
下手をするとこれから新型の一眼レフは製造されないのかもしれませんね…

え。それは困る。と思いまして、半年ほど悩んでいたんですよね。
今の70Dでもそこまで大幅に困ってはいませんが、それは現時点での話。
やっとこさスマホやYouTube等の解像度スペックが70Dレベルに追いつきましたが、5年後、10年後は正直わかりません。

本体に資金をかけるならレンズや他の物に投資したい…とも思ったのですが、今を逃すと昨今の半導体不足の事情などで終売になる可能性も無きにしも非ず。
数年後に中古を手に入れるのは簡単でしょうが、新品は絶望的でしょう。

もう諦めてミラーレスに移行するのも有りかとも思ったのですが、実機を触ってみるとやはり独特の残像感?というかデジタル感があった点がどうしても気になってしまいました。
EVF(エレクトリックビューファインダー)美しさは素晴らしいのですが、眩しいのもちとキツイ。

電池の持ちもミラーレスより一眼レフの方に軍配が上がります。
「90D」より低価格「EOS RP」等の「フルサイズセンサー」移行できるのは魅力的でしたが、その性能を引き出すためには今のレンズ資産を全て切り替える等を考えなくてはいけないため、結果的に費用がかさみます。

一応レンズ資産は全てフルサイズ用で揃えていたので、ミラーレスでもアダプターを挟めば…。。。なんてずーっと色々考えた挙句…

やっぱりメカニカルな一眼レフが好きなんですよね。
もしかしたら一眼レフ最終機になるかもしれないですし。

このブログでの写真動画撮影等結果的に今購入しておけばまた数年は戦えるよな…、と思いもう勢いだけでの購入です!!
ローン便利だね(吐血)

というわけで本日はまいにゅーぎあ!!「Canon EOS 90D」のレビューと行きましょう!(/・ω・)/

Canon EOS 90D レビュー

開封の儀

ドンッ!!やはり新品カメラって良いよね。新品の箱ってテンション上がるよね!!
都内をいくつか回りやはりヨドバシカメラさんで最終的に購入。
とりあえずダメダ電機は本当にダメ。SATU意沸くレベルで舐めた対応取られてここに書き殴ろうかと思い増したが割愛#^^
おほ~~~^^やはり開封は良いですねぇ~~~^^
…あれ??なんかやたらシンプルじゃない??なにこれ。最近はやりのSDGsって奴??
箱の中は本当にシンプル
凄い正直な事をいうとこれはちょっとだけテンション下がりました
やっぱりうざいぐらいの説明書と広告とCD-ROMとごちゃごちゃ入ってほしいのは私が老害なの…??
セット内容
・90Dボディ本体 ・バッテリーチャージャー「LC-E6」
・バッテリーパック「LP-E6N」 ・ワイドストラップ「EW-EOS90D」

え!?!?これだけ!?!?ってのが正直な印象。説明書も薄い。分厚い内容は「QRコード読んでね!」とネット方式みたいです
個人的に「インターフェースケーブル」が同梱されていないのは不満点です
90D外観
かっけーーーーー!!!けど70Dからだから大幅にかわらねえええwwww
そこはわかっていたところなのでOKOK。むしろ操作性が大幅に変わらず、周辺機器がほぼ全て使いまわせるのが利点なので
バッテリーは「70D」と同じ形状です
既に所持している予備バッテリーも含めて使いまわせるので便利
同時購入した液晶保護フィルム
やはり保護していきたいよね!!!というわけで速攻貼り付けます
保護フィルムを貼って電源ON!!!
購入時にはバッテリーが充電されていないので手持ちの満充電バッテリーを入れて起動!!
いやー、良いですねぇ、この初期設定画面。テンション上がるわ。でもインターフェースケーブルはつけておいてくれよ…

90Dテスト撮影!!

まぁそりゃこんな新しいカメラ手に入れたからにはやりたいよね。テスト撮影。
ダラダラ書いていくと終わらないレベルになるのでサッとした写真を紹介していきます。
今回テストとして用意したのは3種類のレンズです。

三本のレンズです。
キヤノンレンズは単焦点タムロンはマクロレンズです。
※テスト写真は「圧縮していません」のでクリック/タッチすると高画質で見れます

Canon EF40mm F2.8 STM
F/8 シャッタースピード:1/100 ISO:100
手持ちのプラモデルを撮影。EF40mmはパンケーキの撒き餌レンズですがそこそこ綺麗に映りますねぇ
絞りは「8」なのですが、普段はここまで被写界深度浅くならないはずなのですが…70Dと少し違うのでしょうか??
TAMRON SP AF90mm/2.8 Di VC USD F004E
F/4 シャッタースピード:1/100 ISO:100
お気に入りのマクロレンズで愛用の腕時計を撮影。マクロレンズレベルになると90Dでの撮影はかなりクッキリします
タムキューはカリカリに映らないレンズなのですが、結構シャキッと映りますねぇ
Canon EF50mm F1.4 USM
F/1.4 シャッタースピード:1/100 ISO:100
モルカー達とペペちゃん(くま?)を撮影。EF50mmはレンズ構成が古いですが良いレンズなんですよね
ピントが合っている所にはしっかり解像度がでて、他はゆら~っとボケていますね
90Dの高解像度が活きているっぽいですね。

と、こんな感じです。
90Dは高感度(夜間撮影)強いとの事なのでもう1枚別の写真を見ていきましょう!

90Dでの暗所撮影

今度はズームレンズを使用して暗所での撮影をしていきます。
使用レンズは「TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD」
便利ズームと呼ばれているレンズです。

まずは28mmでの撮影です。設定は「F/3.5 シャッタースピード:1/25 ISO:6400
高画素・高感度なのを味わっていただくためまずはこの赤い丸の部分に注目
300mmで撮影。「F/6.3 シャッタースピード:1/200 ISO:6400」
この時点では切り抜きをしていません。高画素の利点を使いトリミングしたのが次の写真です
デデドン!!先ほどの写真を「トリミング」しただけです
ISOは6400なのにノイズが物凄いわけでもなく、実用範囲だと思います
葉っぱの形も見えますし、枝も視認可能
70D時代では「ISO2000」あたりからノイズが強く出て、4000も超えるとかなり汚い写真になっていました。
ちなみにトリミング前の先ほどの写真を強制的に明るくした物がこちら
流石に真っ黒い場所は黒潰れしている所も多いですが、しっかり諧調のデータが残っている部分も多いです
これは凄い。

迷いに迷ったけど、触ってみると凄い。

シンプルに凄い。
正直「大して変わらないしなー…」なんて迷いに迷っていましたが、2世代の開きによる進化は大きいです。
今回私は「70D」→「90D」へと乗り換えたのですが、主なスペックの違いなどは以下の通りです。

EOS 70DEOS 90D
画素数2020万画素3440万画素
撮像素子APS-C
22.5㎜×15.0㎜
APS-C
22.3㎜×14.8㎜
ジョイスティック型
マルチコントローラー
無し有り
撮影感度標準…ISO100~12800
拡張…ISO25600
標準…ISO100~25600
拡張…ISO51200
連写撮影最高 約7コマ/秒ファインダー撮影時…最高 約10コマ/秒
ライブビュー撮影時…最高 約11コマ/秒
シャッタースピード1/8000~30秒ファインダー撮影時…1/8000~30秒
ライブビュー撮影時…1/16000~30秒
ファインダー視野率98%100%
撮影枚数ファインダー使用時…1300枚
液晶モニター使用時…230枚
ファインダー使用時…1800枚
液晶モニター使用時…510枚
AFセンサー測距点19点(全点クロス測距)45点(クロス測距点:最大45点)
動画記録画素数フルHD(1920×1080) 29.97fpsフルHD(1920×1080) 59.94
4K(3,840×2,160) 29.97
 
スマホ連動Wi-FiWi-Fi
Bluetooth

ここら辺の細かい比較などはまた次回などでやっていきたいと思います!

最初は再生ボタンの変更なども含めて使いにくかったのですが、10分も触れば慣れますw
70Dの時は2000万画素、90Dは3000万画素なので一番のメリット「トリミング性能が高い」事。
撮影後にリサイズする事も含めて私は結構トリミングを多用するのでここは本当にありがたい。

まだ購入後1週間程度なので触りきれていないのですが、デメリットは1つ。

  • 撮影後のプレビューが遅い
    70Dと比較してという意味なのですが、同じ速度のメモリーカードを使用しても撮影後のプレビューが明らかに遅いです
    体感としては1.5倍ほど遅くなっています

    UHS-Ⅱクラスの高速カードを使えば早くなるとは思うのですが、それは70Dより早くなるという事ではありません
    連射撮影時のバッファには影響がないみたいなので、単純にjpeg画像への変換・画像エンジンの処理に対して時間がかかっているのかもしれません
    高画素化だからこその遅さだと思われます。ちなみに撮影後の画像確認などは70Dと同等か、少し早い気もします

撮影対象によっては大きなデメリットな部分かもしれません。
あくまで70Dと比較してとの話なので、他のデジカメより遅いという意味ではありません。

それ以外に関しては「Bluetooth化」「ボディ自体の軽量化」「ボタン数の増加」「4K動画撮影機能」必要十分なスペックモリモリ機体です。

基本的には一眼レフらしくファインダーを覗いての撮影。
状況次第では液晶画面での「ライブビュー撮影」を使ってミラーレス機のように撮影。
当然動画も撮影出来て、フルHDであれば60fps+4K動画が撮影可能。

70Dに比べてオートフォーカスの速さも抜群に上がっており、70Dの時には遅かった非純正のレンズのAFスピード向上!
上位機種にしか採用されていなかった「ジョイスティック型」のマルチコントローラーも追加されており、フォーカスポイントの変更も容易!
ライブビュー状態であれば「瞳AF」や広範囲のAFその他機能が盛りだくさん!

90Dは一眼レフ+ミラーレスの合体機種みたいなもので正直文句無し。
購入して正解でした。

撮影が楽しくなると同時に新しいレンズも欲しくなる魔力があるのがまた困りましたけどねw
動画による作業配信やこれからのブログ画像などなど90Dを大事に愛用していきたいと思います!

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