以前月の写真の撮影方法を記事にまとめましたが
月を撮ったらそりゃ星にも手を出したくなりますよね!!
え?ならない?いやいや、なるよね?折角月を撮影できるほどのカメラを持っているんですから、いい機会です!覚えてしまいましょう!
星を撮影するために用意するもの
- 一眼レフカメラ本体orマニュアル撮影ができるコンパクトデジタルカメラ
- 広角レンズ分類の交換レンズ【11~18㎜等】(一眼のみ)
- 三脚
- リモートコントロールスイッチ(あれば便利)
実際は星景写真については実際一眼レフカメラの方が有利です。
コンパクトデジタルカメラでも撮影は出来ますが、星を多く写すとなると少し厳しい所があります。
広角レンズを用意する理由はとても簡単。
星がいっぱい写ってる方がいいよね!!
これのみです。実際問題広く大きく写す必要がないのであれば広角レンズでなくてもOKです。
三脚は後述しますが、月の撮影と違いほぼ100%必要です。必ず用意するようにしましょう。
リモコンも後述ですが、こちらはあると便利。
最近の機種であるならスマホと連動してリモコン替わりに使える機種もあるので、その機能がついているならば必要ありません。
星景写真を撮ろう!
月の撮影は比較的明るくても問題なく撮影ができるのですが、星景写真は逆です。
出来るだけ暗ければ暗いだけ理想的です。新月の日の空も暗く、撮影場所周辺も暗いと良いです。
例えばですが渋谷や銀座等などの明るい場所で撮影する事は適していません。
- カメラをマニュアルモードに設定する
まずはマニュアルの設定ですが「ISO800」「シャッタースピード15秒」「F2.8」あたりから始めてみましょう。
F値がこの設定をできないのであれば「F4」「ISO1000」「シャッタースピード15秒」でも可能です。 - 三脚に取り付ける
順番は設定の前でも構いませんが、三脚に取り付けます。
次の項目のピントを合わせてからでもいいですし、最初に取り付けてしまってもいいです。
使用している三脚によっての取り回しにもよると思うので実際いつでも大丈夫ですw - フォーカスをマニュアルにしてピントを合わせる
まずはファインダーではなく、ライブビュー機能(液晶画面で確認する方法)に切り替えて、一番明るい星に焦点を当ててみます。
明るい星をマニュアルフォーカスで綺麗な光点になればOK!
大体は∞(無限遠)の場所あたりになりますがレンズによって微妙な個体差が有るので、この方法でピントを合わせましょう - 画像の大きさは最大に
設定撮影したデータはあとでいろいろいじれるように一番サイズが大きい設定にしておきましょう。
私の機材「Canon Eos 70D」なら「Lサイズ」という設定です。 - 撮影してみる
息をひそめて撮影してみます。手振れ機能は切っておきましょう。
手振れをできるだけ防ぐために三脚は当然ですがリモートコントロールスイッチを使った写真撮影。
シャッターを切ってからセルフタイマーで2秒後等設定を工夫すると手振れを防止できます。
15秒というシャッタースピードの遅さなので少しの揺れで大きくブレを起こします。
さて?綺麗に撮影できましたか??
細かい撮影ポイント
シャッタースピードを上げていくとISOを100にしてシャッタースピードを30秒という撮影もできますが、星はゆっくりですが動いています=星が線のようになります。
逆にフルサイズで高感度撮影(夜間撮影)に強いカメラであればISOを3200、シャッタースピードを5秒とかでも綺麗に写ります。
撮影したい自分のイメージによってここを調整してみましょう。
レンズフィルターの使用フォギーやソフトンなどレンズに様々な効果を与えるレンズフィルター。星を撮影するときには「ボワッ」とした光に変化します。
前景と星のように撮影することも
もう一つのポイントとしては少し暗めに写すこと。
これは明るい写真だとのちほど画像編集するときに限界があります。
少し暗めに写せば明るさを調整するだけで綺麗な写真になる事+画像編集で色味をつける事が簡単にできます。
星景写真は画像編集でとても化けるので少し暗めに撮影するのをおすすめします。
1枚綺麗な写真が撮れてもISOやシャッタースピードをいじって何枚か明るさが違う物を撮影しておくと後で助かる事が多いですよ!
さぁ!これからGWも控えていますし、どこか遠出をする方はぜひぜひ星景写真を撮影してみてくださいね(*・ω・)ノ
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