あー!!よれない!!
あー!!ひけない!!
あー!!あそこの場所には入れない!!
レンズを変えるのが面倒!!
ありますよね?そんなこと。それはきっと妖怪の仕業
そんな時には!!写りが単焦点より落ちますが、ズームレンズをオススメします!!
もちろん全部単焦点やら対応レンズをいっぱい持ち歩けるのが理想ですが、カメラとレンズ5本持ち歩きとかなかなか頭おかしい状態になりますからね。
Wズームキットなどのセットレンズでも18-55mm&55-250mm等が基本なのでそれでさえ2本必要ですからね。
そんな問題をクリアしてくれる堕落の象徴と言えるべきレンズを紹介します!!
今回のレビューは通称便利レンズの「28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)」。
VCは「Vibration Compensation」という手ブレ補正機能。
PZDは「Piezo Drive」AFの為の駆動用超音波モーターです。
Diはフルサイズ用なので自分の使用機Canon70D(APS-C)でも使え、レンズ資産にもなります!
焦点距離はAPS-Cだと1.5~1.6倍になりますがそれでも28(44.8)mm~300(480)mmは便利!
- メーカー公式HP
開封の儀
どれくらい便利なのか?
画質をかなぐり捨て、「便利」さという魔物に手を出したからにはちょっとやそっとの便利さじゃ納得できませんよね。
あ、やばい。魔物や。
これ悪魔のレンズや。
あくまで便利ズームなので画質はお察し。とはいいつつも案外悪くない。
やはりスマホよりは全然綺麗(当然です)。逆光性能もそこそこ。
重量は他のレンズ持ち運ぶよりは楽ちんです。(約540g)
風景を撮りながらサッと撮りたい物に近づける
場所によってはレンズの交換が大変な場所で効果を発揮します
描写はやはり広角側が綺麗で徐々に望遠に行くに連れて画質が下がります
広角よりのレンズを使っているときにいきなり望遠が必要!トンボが逃げちゃう!
なんて時には本当に便利です。少し離れた所からの被写体を撮るのに捗ります!!
あえて出したい”個人的に微妙な所”
- ズームリングが軽い
ストッパーは付いているにはいますが、ズームリングが軽いです。少し気になります。
激しく動けば鏡筒がごくまれに伸びていることも。
この価格帯なので仕方ないとも思いますが、90㎜マクロと同じく作りが少しチープとも言えます。
- 暗所に弱い
私の使用機材がAPS-Cなので高感度に強いわけではないのもありますが、通しのF値ではないレンズなのであくまでも便利レンズと割り切らないと夜間は使いにくいかもしれません。
フルサイズ機を使えば高感度撮影ができるでしょうが、望遠の時はF6.3始まりなので夜間動体には向きません。
- AFの精度
便利ではありますが、便利さについつい忘れがちなのがAFの精度。
早さは悪くないですが、精度が少し悪い。個体差もあるのでしょうが、マクロと違いこういったレンズは速効で写真を撮りたいことが多いです。
折角画角の合わせる速さが早いのに精度が悪いとたまに「イラッ」とします。
上記の暗所に弱い所も含め、夜間はAFが迷う事も。もちろんそのままMFで詰めればいいのではあるのですが。
そこまでこのレンズに求めてはいけないのですが、やっぱりサボれるときはどこまでもサボりたいw
まとめ
文句はあってもあらがえない「便利」さ。
街中スナップなんかには個人的にはあまり使いませんが、そこそこの画質で撮影出来ればいいときには本当に重宝します。
旅行では本当に便利。
大事に撮りたい写真以外はサッと一眼レフで撮れるのは本当に良いよね。
撮影した写真をA3等に印刷する場合は厳しいですが、そんな用途で使うこと自体がおかしい話。
一眼レフを所持しているなら、高価なコンデジを買うよりレンズ足した方が安いとも考えられるところもGood!!
PZDモーターなのでAF駆動音も大きすぎず、動画撮影時にもとても便利です。
PV撮影やシーンが目まぐるしく画角が動く動画撮影にはこの焦点距離への対応は凄いの一言。
”コスパ最強の旅レンズ”って所ですかね。
こちらのレンズは現在後継機種や更にお値段も安く焦点距離18-300㎜のAPS-C専用レンズも販売しているので、用途に合わせて選択するといいと思います。
このレンズを更に使い倒すために旅行に行きたいw
コメント