みなさん「シーリングスタンプ」ってご存知ですか?
日本語名で言えば「封蝋印」ですね。
外国映画なんかで見る少しおしゃれなこんな感じの奴です。
日本は「印鑑」等が普及していますが、イギリスやアメリカなどはまだまだこちらは現役です。
現代の日本では輸入物のお酒などでも見ることができますし、結婚式の招待状などで見かけることが多いかもです。
このおしゃれなシーリングスタンプ(シーリングワックス)使用してみたくありません?
道具を揃えてしまえばだれでも簡単にこれを使うことができますよ!
シーリングスタンプをする為に必要な道具
- シーリング用ワックス
- シーリング用スタンプ
ちなみにこの2点は素材の良しあしを気にしないのであれば100円均一でも販売されています
※DAISO、セリアで確認住み - 点火用の蝋燭等の「ワックスを溶かす火」
- スプーン等の「ワックスを溶かすための金属製の受け皿」
- 保冷剤などの「スタンプを冷やすもの」
※あると便利
疑似的に行うのであれば、グルーガンでもワックス(蝋)の代わりになります。
一応ワックスなので「他の蝋でも代用できるかも?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、精油やパラフィンが無い物でないと油がしみだしてしまったりして使えません。
もしかしたら蜜蝋なんかは使えるかもですが・・・。
スタンプの代わりになるものは「金属製のスタンプ」であれば何でもいけます。
極論、耐熱性のあるスタンプであればいけますので、そこらへんは自己責任で実験するのもありかもしれません。
シーリングスタンプの使い方
今回はこちらの封筒に印をしてみましょう
まずはワックスをはさみなどで刻んでいきます
スプーンに入れる場合はスプーンがいっぱいになるぐらい
溶けた感じでスタンプの大きさになれば問題ないので目分量でw
こんな感じで中にいれます
もっと細かく刻んでもOK。細かければその分溶けるのも早いです
火にかけます
火にかける前に保冷材などでスタンプを冷やしておくといいですよ
これをすることによりスタンプ後の凝固を早め、ワックスから剥がれやすくもなります
ワックスが溶けたらこんな感じで封をするところに垂らします
今回はミスって一滴こぼしてしまいましたw
垂らしてから10~30秒ほど待ってからスタンプを押します
この時冷やしていたスタンプなら軽く水気を切ってから使用してください
少し待つのは「接地面を固まらせる」為です
スタンプをずらさず強く捺して1分ほど放置後、固まったのを確認してから外せばこの通り!
オシャレなシーリングスタンプの完成です!
さいごに
ね?簡単にできません?見た目は高級品なのに意外にも簡単にできてしまうんです!
最後に注意点や応用方法等・・・。
- スタンプは冷やすことでトラブルを防げる
何個も連続でスタンプすると熱が逃げ切らないんです
するとどうなるか?スタンプの中にワックスが残ったままや、最悪スタンプがぐちゃぐちゃになってしまいます
一回だけの時も冷やしたスタンプを押すことによって影がくっきりしたスタンプになりやすいです
なので冷やしてあげることを推奨します - ワックスを溶かす時の火は「強すぎない事」
これも重要です。強すぎるとすぐ溶けるのですが沸騰してしまう事も
熱しすぎるとワックスが泡立ちます。ワックスは粘度が高いので、泡を取り除くのが面倒になります
ブツブツがいっぱいの状態は残念な見た目になります。。。
溶かすだけならご家庭のガスコンロなどでも確かに溶かせますが、蝋燭などがいいです。 - どうしても失敗したくない場合はクッキングシート
失敗が許されない時は直接ではなくクッキングシートを使用しましょう
(ツルツルの半透明の紙です)
クッキングシートは耐熱性も高く、はがしやすいのでこの上でスタンプを作る→はがして接着してしまえばいいのです
これを応用して大量にスタンプを作ってからはがして後ほど貼り付ける。なんてことも可能です
大量に飾りとして使いたい時等にはオススメの方法です。
私は男性なのであまり頻繁には使わないのですが、ラッピングなどにはオシャレでとても重宝するこちらのシーリングスタンプ。
オシャレ女子な方はこれをマスターして手紙なんかを出すのも良いかもですね!
やってみると本当に簡単なので、ぜひチャレンジしてみてください(*・ω・)ノ
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