GOOD SMILE COMPANY MODEROID ブライガーレビュー②

前回の記事の続きです↓

前回ではブライガーの中身の紹介でしたが、今回からはサクッと作っていきます！
このブライガーですが使用パーツに「ABSパーツ」を多く使用しています。
ABSは軟質かつ強度があるのでバンダイ製のプラモデルなどの場合は関節などに使われていることが多いです。

ブライガーは関節どころか見えるパーツに結構なABSを使用しています。
ABSは強度などのメリットもありますが、大きなデメリットとして塗装がしにくいことが挙げられます。
ラッカーを始めとする有機溶剤系の塗料はABSの素材に浸透しパーツが割れることがあります。

え？いうてたまにっしょｗｗｗなんて思いながら塗ると結構な後悔をしますｗ
特に元々プラスチックパーツへの浸透力が高いエナメル塗料なんかは厚く吹けばほぼ一撃死。
一応マルチプライマーや薄塗り即乾燥など色々な方法で塗装をすることはできますが、正直オススメできません。

ABSに対して色塗りは難しいという点もありますが、それはクリアのトップコートもしにくいということです。
全てABSでは無いにしろ、ブライガーを塗装して作成する場合は注意が必要です。
クライアント様と色々打ち合わせした結果最終的には「シールを貼った簡単フィニッシュ」で仕上げることに。

塗装は今回しませんが、墨入れはしっかりと施していきます。
モールドの太さの関係でエナメル塗料での墨入れをしていきますが、極少量かつ即乾燥をすれば大分パーツ割れの危機は減らせます。
組んでからの墨入れが一番楽なんですが、組んでからだとパーツに負荷がかかっている為割れやすいので、事前に墨入れをしてから組み立てていきます。

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組み立て風景
完成写真
変形！！…はまた次回！！

組み立て風景

脚パーツ片方分
箱を開けた状態だとパーツ数が少ないなぁと思ったのですが、こうして組み始めると結構なパーツ量です

両脚を組んだ状態
塗装済みパーツとカラフルな色分けパーツなのでそのまま組んでもこの状態になります
無塗装派には嬉しい所ではないでしょうか？？

腕パーツ片方分
ガンプラや昨今のロボットアニメに慣れていると変な感じが
肩アーマーやマニュピレーターが現代とはだいぶ違います

両腕パーツ完成
脚パーツにも言えることですが、両方ともハマりの固さや可動の緩さなどがかなり違います
この組み込み時点でシリコンスプレーや事前にしっかりと可動させておくことをお勧めします

頭部・胴体部パーツ
胴体部は細かいブロック方式で分かれており、パーツが多い印象
顔は塗装済みな事も有ってそのまま組んでもやっぱりカラフル。目の黄色がしっかりと別パーツ化しているのはガンプラに取り入れて欲しい所

背面パーツ
背中に取り付けるパーツですが、ブライスター変形時には船首になる部分です

本体等完成
この時点では墨入れのみ。かなりカラフルでアニメ版より現代っぽくアレンジもされていますね

変形パーツなど
こちらは変形差し替えで使用するパーツ群。結構大型のパーツが多いですね

武器などを組み立て状態
パーツが大型な分組みやすいです。さて、ブライカノンですが撮り忘れましたｗｗｗ
折角の組み立て工程だったのですが、失念したことをブログ執筆中に気が付いて申し訳ない…。。。

とまぁ丁寧に処理をしながら作成していく事約20時間。
組付け等をチェックしながら最後にシールを張り付けて完成です！！

完成写真

ブライガー

上半身アップ
塗装済みパーツとシールのおかげでかなりカラフルです
胸部パーツは形状有線パーツと変形パーツ用と2種類ついているのでお好みで

斜めから
なんですかね？？しっかりとパキッとしたラインじゃないですが、エッジが立っているというか、面が目立っているんですよね
私はブライガー等をスパロボやアニメで見た程度なので物凄い好きでは無いのにカッコイイという感情が押し寄せてきます

アオリ
どこから見てもカッコいいですねパチ組に墨入れだけでしっかりとした存在感が出るのは素晴らしい

可動確認

可動を確認していきましょう！
見た目以上に良く動きます。腕は90度までしっかり上がります

肘の稼働もしっかりと曲げられるので見た目以上にポーズをつけることが可能です
腰のスイングも複数パーツで構成されているので上半身はかなり表情を出しやすいです

変形機構のおかげもあるのか膝はしっかりと曲がり、外側内側に足を回転させることも可能
脚部接続パーツは上下可動するので細かく表情を付けられます

開脚させればここまであたりが限界です
脚は大きく開くのですが、足首が稼働しない為実際には設置ができないのでスタンドなどを使わないと難しいです

各種武装品

ブライソード・ブライスピア・ブライカノン
ブライソードは一部塗装済み・シール。ブライスピアはシールのみ
ブライカノンはそのまま組んでも色分け済みです

ブライカノンはしっかりと可変式になっています
収納状態から砲塔が前に稼働し、伸縮。グリップパーツを下せるようになっています

前側に稼働後、横方向に動かせるので「ハ」の字に位置を決められます
もちろん「＝」のように真っ直ぐにすることも可能。カッコいいですね！

ブライカノンは背面にそのまま接続するだけです
ピンが細めで心配になるのですが、案外しっかりと保持してくれます

悪を撃て！！みたいな往年のロボットアニメのワンシーンが簡単に決まるのは驚き
ブライカノンをハの字にすると干渉する胸パーツはしっかりと稼働するのでポーズ決めの邪魔になりません

ブライスピア
手首の差し替えなどは特になく、そのまま握らせるだけですが保持力に問題はありません

ブライソード
ブライスピアと同じくそのまま持たせるタイプです
しっかりと保持してくれるのでポロリもありません

劇中にあったか覚えていませんが二刀流！！
やっぱり男子は二刀流好きだと思うんですよ！！

上半身がゴリゴリ動くので武器を持たせるとめちゃくちゃ映えます
顔パーツも選択式なので君だけの理想のブライガーを作り出せ！！

最後は全武装ブライガー
武装があればそりゃ全て装備させるよね！！
特にヘタりも無い為しっかりと決まってくれて良いですね

変形！！…はまた次回！！

と、いうわけで本体は紹介終了！
「ブライスター」
「ブライサンダー」
「ブライガー」と差し替えで三段変形ができるのですが、今回は写真枚数が多くなりすぎたため、泣く泣く次回へ持ち越します！
いやー、変形させなくても結構カッコいいのでこれだけでも人によっては満足度が高いのでは？？