前回の記事の続きです↓
パソコン環境の大幅な改造として前回導入したパソコンスタンド。
目線も変わり、一番重要だった熱暴走も解決できて最高!!
…と思っていたのですが一つだけ問題点が。
極力冷却効率を上げるためノートパソコンのキーボード位置は斜めにしていたのですが、やはり文字入力を全力でする場合少し手首がきついんですよね。
簡易的に打ち込むだけの時は問題が無いのですが、しっかりと入力する場合にはちとキツイ。
このブログを書いたりする事もそうですが、私は頻繁に文字入力をします。
作業効率を上げる為に導入したのに、これでは意味がありません。
というわけで外付けキーボードを購入しました!!!
前回のスタンドと一気に紹介しようかと思ったのですが、ついつい文字数が多くなってしまったので分離記事です!!
とはいえ本来1つずつレビューしよっかなーと思っていたのですが、書くことも少なさそうだし一緒にするか―。程度なので理想になっただけですw
それでは今日のレビューはHP社のゲーミングキーボード「GK320 RED」のレビューと行きましょう!!(/・ω・)/
HP GK320 Red 赤軸 キーボード
なんで外付けキーボードにしたのか??
私はそもそもがしっかりとした古い大型キーボードが好きなんですよね。
長年デスクトップパソコンをメイン機で使用していなかった為、ノートパソコンに慣れているだけです。
本来であればしっかりとしたキーボードが使いたい派。
今まで騙し騙し本体のキーボードを使用していただけでずーーーっとしっかりとしたキーボードが使いたかったんですよね。
しかし、ノートパソコンで入力する事に物凄い不便性を感じておらず、わざわざ購入するまでも…
なんて思ってたら早10年経ってしまいましたね。
最後に購入したキーボードってWiiのモンハン3を遊ぶ為のキーボードレベル
手首への負担が強くなってしまった今、キーボードいつ買うの?今でしょ!という感じで購入を決定したわけです!!
とはいえキーボードって色々種類があるんですよねぇ…、なんにすべきか…
キーボードの種類
キーボードには種類があり、選択肢がいくつかあります。
- メンブレン方式
一番安価なキーボード。一つの基盤に対しラバードームなどで入力するキーが付いています
こう書くと難しいですが要するにテレビのリモコンボタンのような仕組みのキーボードですね - パンタグラフ方式
上記のメンブレン方式の仕組み+パンタグラフというひし形のバネパーツが入っているキーボードです
キーを押し込んでもバネの力で戻るのである程度タイピングがしやすく、軽いタッチでサクサク打ちたい人には向いているキーボードの一つです - メカニカル方式
一つ一つのキーで基盤もバネも独立しているキーボードです
耐久性能や、カスタマイズ性、自分の求めるキーの感触などを選べる反面、販売価格は比較的高価
キーの高さがあるので低いキーボードが好きな人はパンタグラフ式の低いキーボードがおすすめ
大きく分けてこんな感じ。この他にも高級品である「静電容量無接点方式」なんてのも有ります。
「キーボード本体の接続方式」等も「ワイヤレス方式(無線)」や「USB接続(有線)」などがあります。
今回の外付けキーボードに求めることは…
電池交換が面倒なので「USB有線接続方式」
文字を打ち込むことに特化させたいので「メカニカル方式」
この2点が絶対です。
どうせ購入するなら長く使いたいですし、テンキー有りの大型キーボードが使いやすくて良いですよね。
安いキーボード類でも入力できますが、せっかく購入するのであればメカニカルを購入したいです!!音もかっこいいし!タッチ感好きだし!!
とはいえメカニカル方式のキーボードって簡単に2万円ぐらいするんですよね…。。。
なんでGK320にしたの??
メカニカル方式かつ有線まで決まったのは良いのですが、選択肢が多いですねぇ…。
流石にキーボードに2万出すのはちょっと…なんて思って色々見てみると、昔より安価でメカニカルキーボードあるじゃないですか!!
ロジクール製の「G213」
HP(ヒューレットパッカード)製の「GK320」2機種です。
両方とも同価格帯程度で5,000円程度。
G213のパームレスト付きという点に凄く惹かれたのですが、キーの固さが赤と茶の間というレビューが多く、中途半端なキーの固さなのでは無いかと思いました。
その点GK320ですが「赤軸」「青軸」を選択でき値段は変わりますがしっかりと自分のニーズに合った入力を選べるメリットがあります。
手首の負担の面だとパームレストが有るのはありがたいですが、そもそも私の入力スタイルって元々手首が少し浮いているんですよね。
そこを考えるとキー自体の固さや入力感を選択できる軸の選定の方が大事だと感じました。
このキーボードの「軸」ですが、メカニカル式のキー自体の構造部分です。
これによってキー自体の入力性が変わります。
- 赤軸
リニアタイプと呼ばれるスイッチ機構で、押しても引っ掛かりが無い
流れるようなタイピングが可能で、要するに「軽くサクサク打てる」イメージ - 青軸
クリッキータイプのスイッチ機構。キーを押していくと「カチッ」という音がする
しっかり押して戻さないと入力ができないタイプ
音が結構うるさいので周りからは敬遠されたりしますが、このクリック感が好き!!なんて人は外せないタイプの軸 - 茶軸
タクタイルタイプの機構を持つので独特の押し心地を感じられます
入力反応点(アクチュエーションポイント)がまぁまぁ浅いので青軸ほど深く押さなくても入力されます
イメージ的には赤軸と青軸の間と呼ばれている軸感です - 銀軸
基本的には赤軸と同じ程度なのですが、反応点が浅いので少し押すだけですぐ入力されます
反応速度を要求されるゲーム等では少ない動きで入力できるメリットがありますが、文字入力などでは誤字入力等が起きやすい為不向きかもしれません
自分の使用する用途によっては最適解になりうる軸です - 黒軸
リニアタイプの軸ですが入力する為の力が一番いるタイプの軸です
要するに重い。玄人というか、人と違うものを使いたい人向けの軸ですね
普通の人は筋トレ目的以外ではいらないと思います。初心者は絶対選んではいけないタイプですねw
と、まぁこんな感じです。雑に考えると「軽い」か「重い」かで選べばOKという事ですね。
私の場合は個人で使うので青軸を使用しても五月蠅いデメリットは気にしなくて良いのですが、入力を特に使うので多分硬く重いキーは疲れてしまうと思うんですよ。
とはいえ中途半端な硬さの「茶軸」や反応速度が速すぎる「銀軸」も入力には不向き。
必然的に「赤軸」になるので、その中でも値段・性能・要望(USB接続等)を全て満たしてくれた「GK320 Red」を購入するに至ったわけですね。
まぁ失敗しても5,000円程度だし、どっちにしろスタンドに乗せたまま入力するよりどれを購入しても外れではないでしょう!!
開封の儀
あまり高価なメーカーの赤軸スイッチではないですが、価格を考えたら十分でしょ!
おほー!!テンション上がりますねぇ!!
長辺が44㎝短辺が13㎝程度。一般的な大きさのテンキー付きのフルキ―ボードです
USBケーブル長1.8mですので十分な長さです
とはいえキートップ抜きが最初から付属しているのは嬉しいですね!清掃が楽になるので
即キーボード全体が光り始めて入力準備OK!!
光るぅぅぅ!!!だせぇぇぇ!!!でもかっけぇぇぇ!!!
「Fn」キー+「↓・↑」キーでLEDの光の強さを調整する事も可能です
その他にも「Fn」キーと他のキーを入力する事でその他のLED調整ができますがここら辺は後述
光り方や打鍵音など【動画】
結局の所キーボードって触ってみないと判らない所が凄く多いので、少しでも良さがわかるように打鍵音を録音、光り方のパターンを撮影した動画を作ってみました!!
これで実際どんな感じなのか少しわかるんじゃないかと思います(/・ω・)/
Fnキーを使用したLED変更ショートカット
基本的には「Fn」キーを押しながら
- 「INS」「Home」「PGUP」「DEL」「PGDN」
ライトエフェクトの切り替え - 「↑」「↓」
キーLEDの光量明暗調整 - 「←」「→」
ライトエフェクトのスピード速度調整 - 「1~0(テンキー不可)」
PCゲーム用ライトポジション点灯
この価格帯でメカニカルを味わえるなんて…
ファーストインプレッションとしては「光るのはカッコいいけど、うぜえw」から始まり、ノートパソコンと配置が違うので入力に少し違和感が。
しかしそれは長年ノートパソコンの配列や入力に慣れているからであって、しばらく入力していたら慣れました。
慣れ始めたら適度な力でサクサク入力できるし、本当に無理の無い力でタイピングをできるのが凄い楽。
ノートパソコン時代では本体にキーボードが付いている為(当たり前)、キーボードの位置を変更するのって煩わしかったんですよね。
長時間の入力作業をしているとやはりフォームというか、キーボード自体の位置を変更した方が手首への負担が少なくやっぱり外付けキーボード最高やな!!
「光り方ウザ」とも思いましたが、光るバリエーションも自分好みで変更できますし、何ならOFFにもできます。
ちなみに今お気に入りのライトエフェクトは「Fn+Home」の「押したボタンだけ光るエフェクト」がお気に入りです
入力ミスなども手元を見ていると気づきやすく、邪魔じゃないんですよね。
作業中は光がうざいのですが、自分のやりたいようにカスタマイズできるのは本当にグッド
あえて!デメリットを話すのであれば「タッチパッドが無い」という点でしょうか。
ノートパソコンでの作業に慣れている方はマウスを使わないでタッチパッドを使用して作業する人も多いと思います。
昔のタッチパッドは「カーソル移動・クリック」等の簡易的な操作しかできませんでした。
しかし今の時代のノートパソコンに搭載されているタッチパッドって結構高性能なんですよね。
2本指でのページ移動、3本指でのアプリ切り替えなど新しいパソコンにしてからは使用頻度が高く愛用していました。
これをマウスに持ち替えなくてはいけないのが動作のロスが出ているのが個人的なデメリット。
とはいえそもそもタッチパッド搭載のフルキーボードというものは少ないです。
結局の所は慣れの問題ですし、しばらく使用していれば結局不便なく使えそうだとも思っています。
「どうしても似た挙動で操作したい!」って場合ですが親指などで操作するボール型マウスか左手用デバイスなどで対応した方が、クリエイターさんなんかは相乗効果が高いかもしれません。
とまぁザーッと紹介しましたが、これ…いいぞ!!
価格帯を考えれば特に大きなデメリットも無いですし、青軸で良い人は3,000円程度で購入できます。
上を見ていけば良いキーボードなんていっぱい有りますし、とりあえずそこそこの繋ぎで!!ってなら十分すぎる性能です。
前回のスタンドと合わせてパソコン作業がめちゃくちゃ快適になったので両方合わせても一万以下ですし、早めに導入すれば良かったですね。
キーボードに物凄いこだわりがある人にはお勧めしにくいですが、「外付けキーボードが欲しい人」や「デスクトップパソコンの付属キーボードから変えたい人」とりあえず「初めてメカニカルキーボード触ってみたい!!」なんて人には強くお勧めできる製品ですね!!
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