前回の記事でお話したNuro光の自前Wi-Fiルーター取り付け記事。
こちらでほんの少しだけ触れたWi-Fiルーターのレビューですね!!
実はここまで高額帯のルーターって購入したことなかったんですよ。
なんだかんだいって自分用のWi-Fiはほとんどがポケット系の無線式でしたから。
今回は光回線を引いたことで色々なことができるなーなんて思いフラグシップ機と下層に届かせるための中継器を購入しました!
繋げるだけで本当に快適なWi-Fi環境を構築できるのか…??
そこらへん人柱になってみたので今日の記事はレポートとレビュー同時に行っていく感じです(/・ω・)/
なぜこの機種にしたの??
現在主要Wi-Fiルーターを販売しているメーカーは結構あります。
- BUFFALO
- NEC
- TP-LINK
- ASUS
あたりが一般的なメイン所でしょうか。
とりあえずゲーミングルーターとしては信頼と実績のある「ASUS」ですが、今回はメッシュWi-Fiも構築したいので除外。
安定性に定評がある「NEC」を選びたい所ではあるのですが、値段が高い。保留ですね。
と、なると残るのは2つのメーカー。「TP-LINK」と「バッファロー」ですね。
TP-LINKのお値段は魅力的かつ、製品性能がピカイチ。素晴らしいレベル。
・・・なのですが、最近気になる記事が。
とまぁ要するに「勝手にネットワークを構築して、データ送信するよ!!」
みたいなお話がいくつも聞くようになっているんですね。
これは別に「パスワードの流出」とかそっち系では無くて「DDoS攻撃」と呼ばれるサーバー攻撃に使われている方面です。
「光回線だし、パスワードを流出しないなら~」とも考えれますが、人としてどうなんだ。それ。
と、なったのでTP-LINKは強く除外。
実家のWi-Fiルーターも昔のWi-FiルーターもBUFFALOですし、値段的には安いしでBUFFALOにするかぁ…と消去法で定まってきたわけです。
BUFFALOダメなの??
全然ダメでは無いです。使いやすいですし、お値段はお手頃ですし。
しかしちまちまと良く解らないトラブルが起こるのも事実なんですよね。
以前実家のWi-Fiを交換した時は結局引っ越し機能が使えず、手動で設定したり、細かいシステムが行き届いていない印象なんですよね。
マウスもBUFFALOを使っていますし、外付けHDDもBUFFALOを使っています。
今回のWi-Fiルーターはガチ構成にしていきたいので、なんとなく動けばいいや!!という気持ちでは購入の踏ん切りがつかなかったんですよね。
TP-LINKは除外として、ASUS・NECと値段を比べてみたりしましたが、値段も安い。
んー、、、でもあまり良くなかったら??なんてグルグル回りました。
でもBUFFALOのトラブルって大体が「仕様によるもの」が多いんですよね。
本来であれば全て完璧に簡単に使えるのが理想。
なのですが、なかなかそうはいきません。
今までBUFFALOを使用していて小さなトラブルがあったりはしましたが、返品や酷い製品に当たった事はありません。
トラブルは勉強で解決できていたので、もうそれならBUFFALOを信じようとBUFFALOを購入する方向に至りました。
どの機種にするか??
BUFFALOのルーターを購入する方向性で決めましたが、大事なのは機種です。
「高速回線が使える」
「Wi-Fi6対応」
「メッシュWi-Fiを構築したい」
条件としてはこんな感じ。
入門機系である「WSR-1500」「WSR-1800」「WSR-3500」はWi-Fi6が使えても3500以外は微妙な速度です。
1500、1800は2.4Ghz通信時は11n(Wi-Fi4)
3500で速度も問題なく、電波強度も強いのであれば…と思いましたが実売価格8,000円程度。
ここで中途半端にケチるよりは良い物を購入した方が良いです。
となると高額機種で候補なのが「WSR-5400」「WSR-5700」「WSR-6000」の3機種。
5700、6000はハイパワー高感度アンテナがついていますし、明らかに強そう。
お値段も強いんだけどね!!
実勢価格が大体3万近く。いやそれは流石に高えよw
最上位機種であればメッシュWi-Fiを構築しなくても飛びそう!
とは思いますが、これでもダメならそれはそれで微妙。
5400はセール中であれば15,000円程度。
むしろ3万払うなら5400を2台購入すれば良くないか??なんてことも思います。
この3機種の大きな違いは「アンテナ強度」と「2.4Ghz帯の速度」です。
・2.4Ghz帯とは?…Wi-Fiの「接続帯域」は現在2種類の接続方式があります。
「5Ghz」と「2.4Ghz」の2種類です。
※厳密に言うならば「6Ghz(Wi-Fi6E)」も追加されていますが、現段階ではまだ導入がほぼされていません。
この2種類の違いは「速度」と「Wi-Fi電波飛距離」が大きな違いです。
5Ghz帯は「通信速度が速く」「飛距離が短く」「遮蔽物・障害物に弱い」
2.4Ghz帯は「通信速度が遅く」「飛距離が長く」「遮蔽物・障害物に強い」
同じ階層や近い場所なら5Ghz接続にし、離れていたり障害物が多い場合は速度を犠牲に2.4Ghzに接続するなど柔軟な変更をすることで安定性を図れます。
んー、最上位機種を購入して、結局2.4Ghz接続になって速度低下を起こすなら、メッシュWi-Fiを構築する予定だし、そちらで5Ghz接続の方が良いよな??
今まで繋がらなかった倉庫に安定性が欲しいわけで、とりあえずネットに繋がる事が速度より大事です。
ということで中継器も購入するわけですし、値段のバランスも良い「WSR-5400」に決定です。
Wi-Fi中継器はどれにしようか
さて、現在私の作業場は下に倉庫があります。
そこで作業する事も有るので、ここにも電波を飛ばしたい。
今までは完全に電波が飛ばなかったのでどうしても!って時だけホームWi-Fiを移動して使用していました。
今回光回線を引いたことにより自前のしっかりしたWi-Fiルータを使用する事ができ、メッシュWi-Fiを構築する事が可能になった為、電波を飛ばす事が可能になりました。
今までは本当に面倒だったんですよね。コンセント抜いて下に持って行って繋いで1分待ってみたいな手間が…。
離れた階層や広い室内で安定してWi-Fiを飛ばしたい時に便利な物が「メッシュWi-Fi」
近年出てきた規格で「Wi-Fiルーター同士を繋いで広範囲に電波を飛ばす」システムです。
SSID(Wi-Fiスポット名)やパスワードも変わらず、自動的に接続もしてくれるので凄く便利な機能ですね。
中継器接続の場合はそれぞれのSSIDを入力しなければならず、手動での切り替えも必要になります。
さて、このメッシュWi-Fi機能ですが、別にメーカーを合わせなくても使用することができます。
メッシュWi-Fi対応のWi-Fiルーターであれば
「NECとBUFFALO」
「バッファローとTP-LINK」のように組み合わせる事が可能です。
WSR-5400を2台購入するか…?なんてことも考えましたが、倉庫ではさほど物凄いスピードの回線は必要ありません。
100Mbpsもあれば十分ですし、電波が安定していればOK。
TP-LINKの中継器強そう!安い!と思ったのですが先ほどの理由と同じく候補は結局BUFFALOの機種になりました。
逆に「WSR-1500」等のルーターもメッシュWi-Fi対応なのですが、電波の強度が良く解らない。
同じ階層の室内に飛ばすのは強くなくてもいいとして、親機から送受信するわけですから電波強度が無いと安定しない気がします。
メッシュWi-Fiや中継器専用としている「WEXシリーズ」の方が安定するかも??と思い子機側はWEXシリーズを購入する方向へ。
WEXシリーズは大きく分けて2機種。
新型の「1800AX4」と旧型機の「1166DHP」。これに各機種「アンテナ付き」と「アンテナ無し」があります。
旧型機の方が安く、アンテナ無しも安いです。実勢価格5,000円程度。
今回購入した「WEX-1800AX4EA」はアンテナ付きモデルでセール時8,000円。
んー。もうここケチって電波飛ばないと微妙だよな。
親機と合わせて23,000円とかバカみたいだけど、これで理想的な環境が作れるなら…安いはず!!
ともう勢いだけで購入。さて、これで満足できなかったら二度とBUFFALOを信じないぞw
開封の儀
WSR-5400AX6S
店舗で陳列されている煌びやかな箱が好きなのですが、安いのでしょうがないですね!
「説明書類」「本体」「スタンド」「ACアダプター」「LANケーブル」
一般的なセットですね。しかしLANケーブルはどのレベルの奴なのか不明
土台の足がシャンパンゴールドなんですね。正直ダサい。なぜここの色を変えてしまったんや!!
WEX-1800AX4EA
先ほどと同じくエコパッケージです。シンプル
滅茶苦茶開けやすい。
しっかりした化粧箱の箱だと開けにくいパターンがあるのですが、こういったECOパッケージ版は開けやすいです
しかしこちらにはLANケーブルは付属していません
アンテナは可動式ですので電波状況をみながら好きな方向に動かすことができます
可動式アンテナってバカにできないんですよね。しっかりと電波状況が良くなりますから
この中継器はそのまま壁際のコンセントに挿せるタイプです
必要があれば同梱されている延長コードをつかえる選択式。こういう所はすごく良いですね!!
実際の速度、メッシュWi-Fi設定をしてみる
結構速度が変動しますが、一番いい時の速度がこれ。830Mbpsってかなり早いですよ!!
親機がしっかり動いたことを確認できたので、メッシュWi-Fiを構築していきます。
説明書を読むと凄く簡単。LANケーブルで親機と子機を接続して、電源を入れるだけ。
サクッと設定完了後はLANケーブルを外しても良いですし、必要がある人は繋ぎっぱなしでも良いみたいです。
いやー、簡単で便利ですね!!
・・・と、ここでトラブル発生。
「WEX-1800AX」の設定が終わると「LEDインジケーター」のランプが緑に変わってくれるらしいのですが、オレンジのまま。
要するに設定失敗です。
んー??まぁそんなこともあるか!と思い電源を落として少し待って同じ手順を試すと…。。。
やっぱりオレンジランプ。
「ケーブルが悪いのかな??^^」と別のLANケーブルにして試してもオレンジランプ。
おい。こういう所やぞBUFFALOさん!!
さて、困った。無線での接続もできるみたいなのでLANケーブルではなく「WPSボタン(AOSS)」という方式でも設定を試してみます。
サクッと一発で成功。緑ランプが点灯して問題なく設定完了しました。
おい。こういう所やぞ、BUFFALOさん…。。。
WEX1800は親機との接続状況をLED点滅で知らせてくれます。
倉庫での電波状況は「強・中・弱」でいうならば「中」程度。
そもそもここでは電波が入らなかったことを考えると十分です。
下の倉庫の壁に接続し、速度を確かめてみると…
先ほどの「800Mbps」を見た後だと「遅ッ」となりますが、「100Mbps」を超えれば通常使用なら速いレベル。
と、いうか今まで使用していたホームWi-Fiなどは「50~100Mbp」ぐらいしか出ませんでしたし、アップロードに至っては「15Mbps」が限度でした。
それを考えたら十分高速です。
接続も安定していますし、電波強度「中」でこのレベルなら文句無しです!
全然素晴らしいじゃんBUFFALOさん!!
メッシュWi-Fiの設定時に少しトラブりましたが、別にどうってことないレベルのトラブルです。
本体熱量も物凄い事にならず、しっかりと動作しています。
親機に至っては500Mbpsを下回ることのない速度で動いてくれていますし、流石高額機なだけあります。
正直BUFFALOのルーターって良い評判と悪い評判が結構極端に分かれているんですよね。
しかしこれらは「Wi-Fi機器の設定」状況にもよるのではないかと考えます。
現代の回線環境って一昔前より複雑化しているので一概に機種が悪いとは言い切れません。
ほぼ未設定状態でこの速度が出ていますので、まだ設定を詰めていけば速度を上げていく事が出来そうですし、実際問題安定しているのでこのWi-Fiルーターはしっかりとした製品ですね。
同じランクのWi-Fi機器を購入すると他のメーカーなら3万超えますし、TP-LINKは不安。
おサイフへのダメージは少し痛いですが、購入は正解でしたね!
と、いうわけでBUFFALOのWi-Fiルーターのレビューはここまで!!
機会があれば更に「Wi-Fiルーター高速化」の設定方法なんかを書こうと思います!
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