YouTuber。もうこの名を知らない人はいないレベルになりましたよね。
趣味や仕事につかえるYouTube。その中でも選ばれた人のみが到達できる「収益化」
以前のYouTubeは「AdSense」さえ所持していれば誰でも収益化できたのですが、現在は厳しい条件があります。
「登録者1000人以上」
「365日間の視聴再生時間4000時間以上」
の2つをクリアしない限り収益化はできません。
たとえ「100万人登録者」がいても「1年間の再生時間が100時間」なら収益化はできません。
逆もしかり。登録者0人で再生時間数が100万時間とかでも収益化が無理です。
この2つの条件をクリアするのがかなり難しく、私もクリアするのが正直大変で諦めていました。
しかし!!去年末にやっと「1年間の再生時間数4000時間以上」を満たして、収益化の申請ができるように!!
まぁ落ちたんですけどね!!!
色々検索しながら3か月…。。。やっと申請が通ったわけですが、結構面倒でした。
僕と同じ様に困っている人がいるかも!!と思ったので
「やっとこさ条件をクリアしたのに申請に通らないよぉッ!!」
なんて人の参考になると嬉しいです^^
1回目の不承認
私のYouTubeチャンネルは登録者数の壁は越えれたのですが、時間の壁を超えれず試行錯誤していました。
4000時間の壁をとりあえず超えるために色々したのですが結局全然超えれず諦めていた頃にある動画がバズって一気に視聴時間が増加!!
なんとか収益化の条件をクリアし、遂にYouTube運営様からこんなメールが!
喜び勇んで即申請しましたよね!!
いやーw通るかなーww通らないかなーwww
とまだこの時はテンション高め。
頼むぞ!!これで私も念願のYouTuber(仮)に!!
と懇願していた私の元に遂に!!メールが!!
( ??ω?? )
メールには「YouTubeパートナー プライバシーポリシーを遵守していない」との事ですが、YouTube studioという管理画面にて確認すると「不承認」の理由が確認できます。
YouTube studioの「収益受け取りページ」にて確認すると「再利用されたコンテンツ」との表記が。
おーん??再利用されたコンテンツとはどういうことだ…??
収益化に落ちた場合30日待つ事によってもう一度再申請することができます。
※もちろん1か月後も「登録者1000人以上」「1年以内の視聴時間4000時間以上」を保ってないといけません。
とりあえず一か月後の再申請に向けて自分のチャンネルを見直そうと思いました。
収益化再申請時に見直すべき点
まず大前提の大前提。
- 「著作権侵害ステータス」
- 「コミュニティガイドライン違反ステータス」
この二つは必ずクリーンにしておきましょう。
要するに「著作権侵害は駄目だよ!」ということですね。
ここがちゃんとしていなければどれだけ再申請しても難しいと思います。
YouTubeパートナープログラム等細かい規則などはこちらをご確認ください
さて、大体収益化を断られるのは大きく分けて2つみたいです。
- 再利用されたコンテンツ
他者のコンテンツをチャンネル独自の説明や教育的価値が付加されておらず、再利用されているチャンネルを指します
「切り抜き動画」や「人と丸被り、転載動画」などがこれらに当たります - 繰り返しの多いコンテンツ
チャンネル内にほぼ同じようなコンテンツばかり等の物や、ニュース記事をそのままボイスロイドなどで読み上げるだけなど大量制作されたもの等を指します
「ゆっくり実況」や「スライドショー」や「スクロールテキスト」などがこれらに当たります
これらが原因で断られることが多いようです。
上記の二つは要するに「雑に作ったオリジナリティの低い動画」が多いチャンネルは収益化を断られやすいということですね。
私が今回引っかかったのは「再利用されたコンテンツ」です。
1回目の対策内容
現在私のYouTubeチャンネルの動画比率はゲーム実況が多いです。
ゲーム実況は「ゲーム画面」が中心になっているので、もし喋りが少ない場合は再利用されたコンテンツにすぐ入ってしまいそうですね。
私の場合配信時に気を付けていることが一つあって「30秒以上無音(喋らない状態)を作らない」事を気を付けています。
ですので再利用として、ここで引っかかるとはあまり思えませんでした。
と、すると他の動画が問題なのか??と古い動画を見直すと…該当しそうなのをいくつか発見!
- 重複してアップロードしてしまった動画
後日動画編集で繋いで「繋ぐ前」と「繋いだ後」の動画が重複していました
この動画数が約10本程度。 - ツイキャスのラジオ配信のみのアーカイブで画面が動いていない動画
かなり昔のツイキャスアーカイブ等で画面が動かず、サムネイルのみの動画がいくつかありました
スクロールテキストやゆっくりがひっかかるなら多分これも厳しいのではないでしょうか?こちらは大体6本程度が該当。
両方とも「公開」状態だったので、とりあえず「非公開」に変更。
1回目の申請不可時に公開していた動画全てを確認し、該当しそうなものは全て非公開に切り替えました。
あとはのんびり30日経つのを待つしかないですね…。。。
2回目の不承認・対策内容
のんびり待つ事早1ヵ月。
登録者数も視聴時間も条件を維持できたのでYouTube収益化ページから「再申請」ができるようになりました。
まぁ、はい。3日後にサクッと落ちましたよね。マジか。
んー??ゲーム実況がダメなのか??ほぼ全てのコンテンツを消すかぁ??
と結構追い詰められたのですが、正直ゲーム実況がダメな理由がわからない。
YouTubeには「カテゴリ」を決めて「ゲーム名」を決める設定があるんです。
だから「ゲームを使っていい」ではないとしても「ゲーム実況は認めない」ということではないと思うんですよね。
一部ゲームに限ってはここにゲームタイトル名を入れられないのですが、私の動画ではそれができないゲームを使用するのは避けています。
と、ここで気づきました。
ゲーム実況でしっかり全部この設定してたっけ??
まさかのこれかもしれないと確認すると…ありました。
なんだかんだ10本近くの動画がしっかりとカテゴリ設定ができていませんでした。
動画概要欄の充実
カテゴリ設定を全部直すついでに「動画説明欄」のシンプルさが気になりました。
結構「動画の概要欄に説明が無いと落ちる」という話があるんですよね。
ただこれは「長く書けばいい」というわけではなく、しっかりとした説明が必要だと思いました。
著作権情報があるなら書くべきですし、他のサイトと重複するような説明は変更し、適切なリンクが必要な場合はこれらを追記しました。
動画説明欄はもしよろしければ私のチャンネルで確認してください。ここに書くと長くなるので。
30日経過するまでにのんびり「カテゴリ設定」「概要欄の充実化」を進めて、もうこれで通るだろ。と
3回目の不承認、そして…
おいおいおいおいおい。
マジか。
というわけで3回目の不承認です。
今回は正直自信がありました。さすがに行けるだろうと。
しかし結果は不合格。なぜだ。私の何が悪いんだ…。
1~3回目まで不承認の理由としては「再利用されたコンテンツ」との事でした。
3回目の不承認までで直したのは計2回。ザっと書き出すと…
- 重複していた動画を非公開に
- 動画ごとのカテゴリ分けなど適切な設定
- おなじく動画概要欄の充実化
項目にすれば3つ程度ですが、作業数で考えると50本近くの動画を修正しました。
んー、、、やはりゲーム実況がダメなのかなぁ…??
収益化を考えるならコンテンツを絞るなり、グレーゾーンの動画を全て切るべき。
しかし、一応自分のアーカイブ等を含めそれは本来やりたかったチャンネルからかなり遠くなることでもあります。
よし。もういいや。諦めよう!!
これ以上手を加えて収益化をもし通せたとしても、毎回いろんな動画をアップロードする度にビクビクするのも嫌ですし。
収益化を承認されても剥奪される可能性もあるわけですし、もうこれは諦めようと思ったわけです。
でも。
最後にもう一回。もう一回だけあえてこのまま再申請をしてみよう。
パートナープログラムはAIでの自動判別とか色々情報があったのでまさかの誤作動かもしれませんし。
これで通らなくてもこうやって記事になるし、やれることはやってみよう!!
そしてそれから30日後、全く手を入れていない状態でもう一度申請すると…。。。
通りました。
マジかよ。マジか。
え??全く何も変えていないんだけど!?
というわけで計4回目の審査で無事「YouTubeパートナープログラム」の収益化が通ったわけです。
なぜ何も変えなかったのに通ったのか??
僕のように審査が通らない人がかなりいるのでしょう。
色々な記事を目にしましたが、皆さん書いていることが違います。
「概要欄は2000文字かけ!」
「動画は消去しろ!!」
等などかなり色々な目線で情報が大量にあります。
なぜ私を含めた情報記事がみんな違うのか??
理由は「YouTube」及び母体会社の「Google」はどういった審査や仕組みなどを公開していないから推察などで書かれているからですね。
+Googleは「コアアップデート」という仕組みの向上化などの変更を頻繁に行っています。
これにより「去年は○○が最適」「今年は△△が最適」という状況が生まれていると思うのです。
※これはグーグルアドセンスやSEO対策、検索エンジンランキングでも言えることなのでしょう。
私の今回の申請が通った状況から考えるに、何も変えていない4回目の審査で何故通ったのか??という仮説を立てました。
視聴者数・視聴時間が少ない私のチャンネルはギリギリ条件をクリアできるか否かの状態です。
収益化とはすなわち「広告を貼る事に適しているチャンネルなのか?」ということでもあると思います。
例えば登録者が10万のチャンネルと1000人のチャンネルであれば10万人いる所に広告を出したいのが普通です。
とりあえず登録者が少ないチャンネルはAIでの自動判別を行い、少しでも怪しければ不可。
「やる気のあるクリエーターならまた申請出してね!」というスタンスなのかもしれません。
ここが例えば「物凄い勢いで登録者が伸びているチャンネル」や「視聴時間が伸びているチャンネル」とかの場合は人間がチェックするなどの別の動きがあるのかも。
私のチャンネルは「手直しをした」ので「人間が確認」すれば「承認できる状態」だったのかも…という推測です。
AIの誤作動もあるかもなので心を折らずに申請を!
私のチャンネルは視聴者数や時間がギリギリだったため
「3回目の申請まではAIが判別」→「4回目以降は人間が一度チェックする」
みたいなプロセスでの合格だったのではないかと推理します。
人間が判別するならサクッと人間が審査してよ…とはなるのですがYouTube側に色々な事情があるのでしょう。
AIが審査するのは大幅な手間の削減。…でも有るのですがもう一つ理由があると思います。
「スパムアカウント」
「違法動画アップロード者」などをYouTube運営が一気に弾くためが理由ではないでしょうか。
こういった再申請の手間や期間を考えるとここまで面倒にすることで大幅にそういったアカウントからの収益化を止めることができると思います。
AI判定としては「×」か「△」があって、「×」は当然何度やっても不可。
3~4回目の申請で「△」(AIから見るとグレー)を貰った場合、次回は人間の審査になるのかもしれません。
で、なければ「3回目審査は不可」→そのまま何も変更を加えていないのに「4回目審査は合格」がわからないので。
…とまぁあくまで私自身の憶測なんですけどねw
AIから「○」判定を貰えばいいだけではありますが、やはり自分のチャンネル内で取り扱っている動画コンテンツがオリジナルだとしてもAIと相性があまり良くないチャンネルもあると思います。
「重複した動画を消し」
「カテゴリを設定し」
「概要欄を書いていく」だけで私は収益化が認証されました。
あれから何本か動画をアップロード・公開していますが、特に広告停止も受けていないので、このままチャンネル成長させていきたいですねぇ…。
とりあえず!
収益化が通らないで困っている人は騙されたと思って「4回」審査を通してみましょう!
当然3か月かかるわけではありますが、認証されないよりマシです!!
「わーーー!!!動画をうごかせばいいのかあああ」みたいにあたふたしてチャンネルのコンテンツをグチャグチャにするよりオススメだと思います。
AIの誤判定な場合もありますから、あまりモチベーションを落としすぎないのも重要です。
収益化は「スタート」であって「ゴール」ではありません。
心を折りながら動画制作していくのは大変なので先の事を考えると凹みすぎないように申請していきましょう!
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