オマエ、まだこの記事を書いていなかったのか…?
去年の11月に一挙配信したのにしばらく書くタイミングが無くて完全放置していました!!まるで原作者先生と同じやね!!
今回語りたいのはゲームボーイソフトのキャラゲー「幽遊白書シリーズ」
なんと4作品も発売されているので当時の幽白の人気度やこれら関連ゲームの売れ行きを物語っています。
発売元はすべてTOMY。当時のキャラゲーの割に案外しっかり作ってあるのでなんだかんだ面白いソフト群なんですよね…。
というわけでやっとしっかり書けたので今日はゴリっと公開していくぞい!!(/・ω・)/
幽遊白書
1993年7月23日発売作品である初代幽☆遊☆白書。
シンプルな対戦型格闘ゲームになっています。
ストーリーモードでは「霊界探偵編」が中心となっており、玄海師範の弟子選考トーナメントと四聖獣を止める作戦の2種類のモードが遊べる作品です。
スライディング・霊剣の桑原ゲー
GB版初代幽遊白書ですが流石に第1作品という事もありかなりの粗削り具合です。
ストーリーモードの再現度やミニゲームを入れたマンネリ化解消など工夫がある点は素晴らしいです。
対戦ゲームで致命的な問題である「ハメ」がとにかく強いのが問題。
とりあえず方向キー「斜め下」+「Bボタン」での攻撃で発動する「スライディング」が強すぎます。
出の早い幽助スライディングは少し格ゲー上手い人ならこれだけでクリアできるレベルだと思います。
スライディングより条件がいるのですがこのゲーム最強キャラは「桑原和真」
Aボタン長押しで発動する必殺技「霊剣」がシンプルにチートなんですよね…。。。
霊剣は発動後一定時間出現し、相手のいる方向へホーミングを行います。
霊剣使用時に相手は近づくことは不可能です。
更に。壁際で使うと相手が攻撃で浮き上がってそこに霊剣がホーミングし…と無限ループが完成。
困ったら桑原。そうこのゲームの主人公は桑原なんです!!
幽遊白書2「暗黒武術会」編
1993年12月10日発売
初代からなんと半年で発売された第2弾。人気が一番高い暗黒武術会編です。
こちらも初代と同じく対戦格闘ゲームです。
初代よりキャラ数の増加、ゲージなどのシステム調整、隠しキャラを追加と一気にワクワクするゲームに進化しています。
珍しいキャラや隠しキャラ、キャラゲームとして正統進化した作品
とりあえず言える事は面白い。
暗黒武術会が好きという点もありますが、キャラ数の増加や初代の大味な格闘ゲームからは大分進化した今作。
初代では攻撃ボタンが1つだったのに対し、今作は2つの攻撃ボタン=キャラの動きに幅が広がったわけですね。
簡易的に格ゲーができる「1」とコマンドを入れる難しさがあってもしっかりと動く「2」みたいな印象ですね。
その他にも幽遊白書ゲーでは珍しい戸愚呂チームの「武威」「鴉」の参戦なんかは中々熱い。
しっかりと原作再現でのVS戸愚呂チームができるのは嬉しいですね。
初代ではできなかった「一人での対戦モード」も搭載されているので好きなキャラを使って遊べる点もグッドです。
隠しコマンドを入れて解放される「隠しキャラ」なんかもいて、これらは当時評判が良かったのか後年に発売される「SFC版 幽遊白書2 格闘の章」に引き継がれています。
でもね?やはり桑原ゲーなんだ。
いろんなキャラクターがいる中でやはりひときわ性能が違うのがやはり桑原和真クン!
前作の無限ホーミングよりマイルドな性能になりましたがしっかりと性能が壊れています!
とりあえずどうしてもクリアできなかったら「霊剣」これだけで相手はタヒぬ。
ええんか!?そこに愛はあるんか!?
ってぐらいに制作サイドは桑原が好きだったの?それとも剣フェチ??
いや、知らんけど。
120%戸愚呂を近づけさせない圧倒的な制圧力を持っています
攻略情報
隠しキャラ出現コマンド・裏ワザ
- 妖狐蔵馬
対戦モードで蔵馬を選び
「Bボタンを押しながら下下上上右左」→「Bを離してセレクトボタン」
「ピコッ」という音がすれば成功 - 戸愚呂100%
対戦モードで戸愚呂を選び
「Bボタンを押しながら下下上上右左」→「Bを離してセレクトボタン」
「ピコッ」という音がすれば成功
- アイテムを増やす
ストーリーモードのオープニング画面中に
「セレクトボタンを押しながら上上下下左右」→「セレクトボタンを離してBボタン」
「ピコッ」という音がすれば成功
※オープニングムービー中何回でも可能 - 無限コンテニュー
対戦モード時のコンテニュー画面で
「上+セレクトボタン」「右+Bボタン」
「下+セレクトボタン」「左+Bボタン」の順番に押していくとコンテニュー回数が3増加する
全キャラ技表
- 幽助
霊丸「←↙↓↘→+A」
ハイパー霊丸「→←↙↓↘→+A」
ショットガン「空中で↓↘+A」
ヘッドバット「接近して→←+A」 - 桑原
霊気の剣「←↙↓↘→+A」
霊気のうちわ「←↙↓↘→↑+B」
放り投げ「接近して→←+A」 - 蔵馬
ローズウィップ「→←↙↓↘→+A」(発動後Aボタン連打で連続)
風華円舞陣「←→+B」
薔薇締め「接近して→←+A」 - 妖狐蔵馬
食妖植物「→←↙↓↘→+A」 - 飛影
邪王炎殺煉獄焦「↓↘→+A」
邪王炎殺剣「↓↘→↗+B」
邪王炎殺黒龍波「→←↙↓↘→+B」
邪王炎殺剣中段突き「接近して→←+A」 - 幻海
霊光弾「↓↘→+A」
ハイパー霊丸「←↙↓↘→+B」
霊光鏡反衝「接近して→←+A」 - 鈴駒
魔妖垂直落とし「←↙↓↘→+B」
妖妖投げ「接近して→←+A」 - 酎
錬酔妖気弾「←↙↓↘→+A」
酔虎轟転脚「↓↙←+B」
ヘッドバット「接近して→←+A」 - 陣
修羅旋風拳「←→+A」
爆風障壁「←↙↓↘→+B」
稲妻落とし「接近して→←+A」 - 死々若丸
魔哭鳴斬剣「←↙↓↘→+A」
爆吐髑触葬「←→↘+AB同時押し」
死出の羽衣「接近して→←+A」 - 鴉
追跡爆弾「←↙↓↘→+A」
超爆発「→↘↓↙←+B」
爆破結界「接近して→←+A」 - 武威
巨大斧「↓↘→+A」
武装闘気「→←↙↓↘→+B」
片手放り投げ「接近して→←+A」 - 戸愚呂 兄
全身槍「←→+B」
無敵「←↙↓↘→+B」
串刺し投げ「接近して→←+A」 - 戸愚呂 弟
飛び込みメガトンパンチ「↑↗→↘+A」
拳圧射ち「↓↘→+A」
吊し上げアッパー「接近して→←+A」 - 戸愚呂100%
メガトンアッパー「→↘↓↘+A」
幽遊白書3「魔界の扉」編
タイトル前の仙水OPムービーは凄いカッコいいんですよ…
1994年6月3日発売。やはり半年ちょいのペースで発売されています。
今回のテーマは「仙水編」ですね。子どもには難しいテーマでこれ以降の幽白は知らない人もチラホラ。
今回はなんとRPG風横スクロール系アクションゲームとなっております。
なんでぇ!?!?と物凄い驚きを隠せなかったちびっ子が絶対いたはずですねw
ちなみに自宅に変えれば毎回無条件でHPSPを全回復できます
今風で言えばダンジョンクリア方式がわかりやすいでしょうか?
最深部に居るボスを倒せばそのエリアはクリアでイベントが進んでいく方式です
レベルが上がれば攻撃力・HPの増加、必殺技の強化、コンボの追加と強くなっていく方式です
最大レベルの10にする事で必殺技が特別な超必殺技に進化します
幽助は普通。桑原はジャンプ時に「下+B」で打ちおろし攻撃
蔵馬は2段ジャンプ、飛影はダッシュジャンプが使えます。特に蔵馬の2段ジャンプはアイテム取得やショートカットに便利
頭がおかしいぐらいに強すぎるラスボス
ベルトスクロールタイプのアクションゲームである第3弾。
格闘ゲームから大幅な変更ですが、これはこれで面白いゲームです。
操作性の微妙な悪さや、バランス調整などに不満がありますが、レトロゲームですしこんなもんですね。
そんなことよりラスボスよ!!
正直このゲームはラストダンジョン周辺までは結構サクサク進んでいきます。
問題はラスボス「仙水忍」こいつが強すぎる。
というかラストダンジョンは今までと比べて物凄い長さかつ、複雑です。
それをやっとこさ最深部に到達したら強すぎる仙水戦。
カウンターや無敵時間、それをなんとか倒すと本気の武装仙水と連戦が始まります。
このゲームのシステム上「4人で代わる代わる倒していく」という事ができない為、結構なガチンコ勝負。
レベルMAX状態でも普通に押し負けますし、とにかく難易度がきついです。
しかもバグなのか幽助レベル10の超必殺技「魔族化」はなぜか無効になります。
どうしても倒せない場合は1戦目「幽助・蔵馬・桑原」あたりで何とか倒し切り、2戦目で「飛影レベル10」の超必殺技で倒すと簡単です。
簡単といっても正攻法より簡単ってだけなんですけどね。
どうしても幽助で倒したい!!なんて人は第2形態の時超必殺技を封印するか、レベル9の幽助で倒しましょうw
SP温存してひたすらLv10飛影の超必殺技を使えば正攻法よりは簡単にいけ…るはず…。。。
OPも素敵ですが、エンディングイベントは力の入り方が凄い
いや、ある意味幽遊白書の切なさというか、儚さという意味では素晴らしい原作再現
パスワード
今作はRPGですがバックアップ電池方式では無い為セーブができません。
そのためゲーム進行は全てパスワードで再開できるようになっています。
昔のゲームあるある「凄いパスワード」なんて感じでいきなり始める事ができるのがこの形式のゲームの利点ですね。
- ほれたせしけよとつろくいまろ
全員Lv10。ラスト直前。 - かねへそいすにつさみつけたろ
全員Lv10。ラスト直前。 - おさはおもかよきはちつりはみ
幽助が最初からLv8 - ねちんおもうよきはちつりはみ
幽助が最初からLv10 - けよへよちすおせやへのうさみ
幽助が最初からLv10 - うるとらてくにつくみつけたい
幽助Lv4 桑原Lv9 飛影Lv10 蔵馬Lv10でスタート
幽遊白書4「魔界統一」編
今作からスーパーゲームボーイでプレイする事でフレームが専用表示、色もかなりしっかりと出るようになっています
1994年12月9日発売。GB幽白最終章です。
今作は人気キャラ「雷禅」が登場する原作終盤の章ですね。
今回は対戦格闘ゲームに戻ったぞ!!
ゲームシステムは「2」に近い格闘システムです。
ダメージを入れていく事でゲージが動き、条件を満たすことでS級妖怪技を使用する事ができます。
あれ!?桑原は!?!?!?
エンディングムービーは3人とも共通
あれ!?!?雷禅はぁっ!?!?
今作に桑原がいないのはまぁ良いとしてストーリーモードには全く出て来ない雷禅。
「2」と同じく対戦モードを見ても居ない雷禅。
ふぁっ!?
そうです。タイトル画面やパッケージ絵にここまでデカデカと表示しているのに完全な隠しキャラです。
ストーリーにも絡まず、通常プレイでは雷禅に会う事はできません。
対戦モードで隠しコマンドを入力する事によって使用できるので雷禅に会いたい方はこちらを入力しましょう。
- 煙鬼にカーソルを合わせて「セレクトボタン+Bを押しながら右」
※これを入力する事で対戦ステージも増え「雷禅の間」を選択する事もできる
全キャラクター技表
- 幽助
霊丸「↓↘→+B」
ハイパー霊丸「←↙↓↘→+A」
ショットガン「→←→+B」
バスターナックル「接近して→←+A」
S級技:魔装霊丸「→↘↓↙←+B」 - 蔵馬
ローズ・ウィップ「↓↘→+B」
風華円舞陣「←タメ→+A」
華厳裂斬肢「→↓↘→+A」
睡蓮脚「接近して→←+A」
S級技:妖狐樹霊妖斬拳「→←↙↓↘→+B」 - 飛影
邪王炎殺剣「→↘↓↙←+B」
邪王炎殺煉獄焦「↓↘+B」
邪王炎殺黒龍波「←↙↓↘→+A」
飛燕斬り「接近して→←+A」
S級技:邪眼黒龍波「→↘↓↙←→+Aの後にB」 - 修羅
魔円咬「↓↘→+B」
翠鳳連弦脚「←↙↓↘→+A」
爆炎砲「→←→+B」
裂襲拳「接近して→←+A」
S級技:殷魔咬炎砕「→↘↓↙←+B」 - 時雨
円蛇双角閃「→↓↘→+B」
裂波朧斬り「←↙↓↘→+B」
猛火礫鹿斧「←ため→+A」
裂波斬「接近して→←+A」
S級技:燐火千裂斬「→←→+B」 - 棗
翔八頸「→←↙↓↘→+B」
裂襲爪「↓↘→+A」
蓮華旋掌斬「↓↙←→+B」
上段掌手突き「接近して→←+A」
S級技:鳳凰裂旋波「←→↘↓↙←+A」 - 黄泉
魔円咬「↓↘→+B」
魍哭魎蛇縛「↓↙←→+B」
魔古忌流煉破反衝壁「→←→+A」
背水突「接近して→←+A」
S級技:玲瓏咬炎砕「←↙↓↘→↓+A」 - 躯
冥光弾「↓↙←→+A」
紅蓮掌「→←→+B」
冥光気「→←↙↓↘→+A」
ハイブリッドニー「接近して→←+A」
S級技:冥王妖艶舞「←↙↓↘→+A」 - 煙鬼
赫怒参鈷杵「↓↘+B」
裂破風陣拳「→↓↘→+A」
梵閃破「←↙↓↘→+B」
さばおり「接近して→←+A」
S級技:怒号砕「↓↘→←↙↓+A」 - 雷禅
技1「←↙↓↘→+A」
技2「→↘↓↘+B」
技3「接近して→↘↓↙←+B」
S級技「↓↙←↙↓↘→↘↓+A」
キャラゲーとしては珍しく全作品一定レベルを保っている名作達
ゲームを良くする人はご理解いただけるでしょうが、こうした原作再現系のゲームって酷い作品が多いんですよねw
あくまでキャラゲー。GBで大量に出た同時期のキャラゲーだと「ちびまる子ちゃん」なんかは…(以下略)
粗削りなシステムだったり「3」は突然のアクションRPGに変更とかはありますが、普通に楽しめるゲームシリーズです。
1~4をプレイしていく事によってほぼ全ての原作ストーリーをしっかりとなぞる事ができますし、エンディングなどのイベント系は凄く作り込んでいると思います。
GB版幽遊白書はBGMも素晴らしいんですよ…。
私がGBを初めて手に入れた時のソフトの1つが幽遊白書1。
確かこれとビタミーナ、SaGa2秘宝伝説があったはずです。
思い出補正も有りますが、凄く好きなソフトでした。
難易度的な意味で「3」は正直オススメできないレベルですが、幽遊白書好きには是非ともプレイしていただきたいレトロゲームです!!
さて!かなりの長文の今回のブログですがやっとこさ幽遊白書ゲーム実況を紹介できるぞい!!
今回の記事で紹介したGAME BOY全4作品を一挙に配信したアーカイブです!
プレイするのはちょっと…なんて方はこちらをご覧ください!!
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