世の中には区別のつきにくい物ってとってもありません?そうめんと冷麦みたいに。
「私、気になりますっ!」ごとくとても疑問があるんです。
あいまいな定義をされている「自白・自供」や、しっかり区別定義されている「クジラ・イルカ」
今日は箸休め的なコラム「似てるけど違いが解らないもの」いってみましょう!
いまさら人に聞けない違いが解らないもの
- 「素麺」と「冷麦」
そうめんは「太さ1.3mm」まで ひやむぎは「太さ1.3mm~1.7mm」まで。
※それ以上太ければ「うどん」
- 「ビスケット」と「クッキー」
イギリスは「ビスケット」 アメリカは「クッキー」 基本的に同じ物。
日本での呼び方は混在。日本のみ判別方法あり。
「ビスケット」は乳製品、卵、膨張剤、添加物を配合・添加。混合器で混ぜビスケットオーブンで焼いた物。
「クッキー」は手作り風の外観と糖分、脂肪分の合計が40%以上の物。風味良く焼き上げた物。
- 「スパゲッティ」と「パスタ」
スパゲッティは「パスタの一種」で空洞のない筒状の細長い物。
パスタは「小麦を練り成型したもの」でスパゲッティやペンネ、マカロニなどの総称。
- 「ソーダ」と「サイダー」
ソーダは「何も入れていない炭酸水」 サイダーは「炭酸水に香料や砂糖を加えたもの」
- 「バター」と「マーガリン」
バターは「乳脂肪分80.0%以上のもの」 マーガリンは「油脂含有80.0%以上のもの」
- 「元旦」と「元日」
元旦は「1月1日の朝のみ」 元日は「1月1日(終日)」
- 「牧師様」と「神父様」
牧師様は「プロテスタント」 神父様は「カトリック」
- 「病院」と「診療所」
病院は「ベッド数が20以上」 診療所は「ベッド数が20未満(又は入院施設が無し)」
- 「重傷」と「重体」
重傷は「いのちに別状がない」 重体は「いのちに危険がある」
- 「サスペンス」と「ミステリー」
サスペンスは「不安・緊張などの心理描写した作品」
ミステリーは「推理を楽しむ作品」
- 「メンヘラ」と「ヤンデレ」
メンヘラは「メンタルヘルス」で心の病気を患った人のネットスラング。
ヤンデレは「病み・デレ」で相手が好きすぎて病んでいる人。
※メンヘラ「あたしをかまわないと死ぬ!」 ヤンデレ「あたしをかまうように他を殺す(ニッコリ)」
- 「フェスティバル」と「カーニバル」
フェスティバルは「観賞型の見る祭り」 カーニバルは「参加型のやる祭り」
- 「チーター」と「ヒョウ」
チーターは「足は細く、木に登れない、足が速い」スピードタイプ
ヒョウは「足は太く、木に登れる、力が強い」パワータイプ
- 「ベランダ」と「バルコニー」
ベランダは「屋根有り」 バルコニーは「屋根無し」
- 「リンス」と「トリートメント」
リンスは「髪の表面保護」 トリートメントは「髪の内側から回復」
※リンスより効果が強い物がコンディショナー。保湿効果も強い。
- 「酒の甲類」と「酒の乙類」
甲類は「連続式蒸留機、アルコール度数36%未満のもの」 乙類は「単式蒸留機、度数45%以下のもの」
※甲類はクセがない。乙類は原料の味が残る。
- 「イモリ」と「ヤモリ」
イモリは「両生類」 ヤモリは「爬虫類」 水辺か陸地かの違い。
- 「ハッシュドビーフ」と「ハヤシライス」
ハッシュドビーフは「薄切りの牛肉をデミグラスソースで煮たもの」 ハヤシライスは「ご飯にかけたもの」
※ハッシュが訛って「ハヤシ」になった、考案者は「林さん」だった、なんてのも聞きます。
※ビーフストロガノフは必ずサワークリームが入っています。
世の中にはこれほどまでわかりにくい物が・・・
言葉って不思議ですよね。明確に区別できている物に関しては良いのですが、あいまいな物に関しては「一緒でいいじゃん!!」って思うのは私だけでしょうか??
簡単な定義できるものなんかはいいのですが、年代によって意味が変わる「ドヤ顔」
定義はあるのに地域によって逆になる「シャベル・スコップ」、「壁ドン」のように元々の意味からかけ離れていくもの、会社では通じるのに社会では通じない言葉・・・。
言葉って凄く難しい。
もう学生ではないので、しっかり勉強したいなと思います。
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