コラム

生きていると「匹」売買する時は「本」

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眠る時でさえ海の中をずっと泳いでいる回遊魚「マグロ」

数え方わかりますか??

生きている状態だと”匹”
水揚げされて取引をする場合は”本” ”尾(び)”
頭と背骨を外した半身は”丁”
半身を切り分けたものは”節(ふし)”
ブロック状にしたものが”柵(さく)” ”塊(ころ)”
サクを薄く切り分けたものが”切れ”

マグロ一匹からここまで数え方が変わるんですね。
海外と違って日本語の難しいところのひとつとも言える「モノの数え方」
今回はそんなコラムです(*・ω・)ノ

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マグロ美味しいよね

あなたはいくつ知ってる?いろんな物の数え方!

薬類

  • 飲み薬(一回分)・・・服(ふく・ぷく)
  • 粉薬・・・包(ほう・ぽう)
  • 錠剤・・・錠(じょう) 粒(つぶ)

食物

  • イカ、タコ、カニ・・・杯(はい・ぱい)
  • ウニ・・・壺(つぼ)
  • ざるそば・・・枚(まい)
  • 切れてない状態の羊羹・・・棹(さお)
  • 餅、まんじゅう・・・団(だん)

神仏関係

  • 数珠・・・巻(まき) 組(くみ)
  • お地蔵様・・・尊(そん)
  • 仏像・・・躯(く)
  • 神様・・・柱(はしら)
  • 神社、仏閣・・・宇(う)

二つで一つ

  • 箸・・・膳(ぜん)
  • くつした・・・足(そく)
  • 手袋・・・双(そう)
  • たらこ・・・腹(はら)

難しい読み方

  • こいのぼり、旗・・・旒(りゅう)
  • 土地・・・筆(ひつ・ぴつ)
  • 蝶・・・頭(とう)
  • 特別な想いのこもった手紙や写真・・・葉(よう)
  • 風・・・一陣(じん) 【二陣、三陣などは無い】

日本語の助数詞は出しきれないぐらいある

全部書いていくと膨大な量になるので紹介はこれぐらいで。
日本語の助数詞(数え方)はなんと500種類以上!
今日現在そこまで使われてはいませんが、とても多いですよね。
木の数え方だけでも”本、枝、枚”などなど・・・

Twitterの「1ツイート」ブログサイドの「1カラム」みたいに新しい助数詞も定着していますよね。
今、目に見える回りの物を数えてみるのもいい暇つぶしになるかもしれませんw

難しいところでもありますが、これだけ様々な呼び方で細かく表現できる日本語って面白くて、素晴らしいと思います(*・ω・)ノ

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