コラム

いつから数えるようになったんだろう?

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11月20日。本日は私の誕生日です。
ちなみに母とも誕生日が一緒。X JAPANのYOSHIKIさんとも誕生日が一緒。
毎年恒例で母とは祝いあう感じになります。

さて、誕生日。
誕生日は特別な日でもあるのですが、小さい頃からの慣れで誕生日というものに疑問を持ちませんでしたが、本来日本は「数え年」(後述)というものだったはずです。

いつから日本は「誕生日」という概念が生まれたのか??
気になったので調べてみました。

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数え年とは?

  • 「生まれた瞬間に1歳」
  • 「元旦を迎えると更に1歳」

日本や中国で長く使われてきた数え年。この数え年生まれる日によってはいきなり2歳とかがありえます。
例:12月30日生まれの場合・・・12月30日に誕生(1歳)、2日後の元旦で1歳追加(2歳)

これ現代の人にはなじみが無さすぎますよね。
満年齢(現在の数え方)をされてない昔書物等の「15歳で出産」なんか下手すると「現代では13歳」とか普通にあるわけです。

この数え年が使われていた主な理由は・・・

  • 家族の誕生日を細かく覚えていられない(簡易化)
  • 歴法(太陰太陽歴)の問題(閏月による1年の長さが違う)

のため。

ちなみに生まれた瞬間に1歳の理由は「0の概念がない為」が有力な説です。
(現代でも妊娠月の数え方は未だに”1ヶ月”から始まります)

韓国では数え年をいまだに使っている所があったりと、全く使われていないわけではありません。

日本はいつから”満年齢”へ?

なぜ日本では数え年から満年齢に変更したのか?
日本に最初の満年齢を導入しようとした動きは、
”1902年12月22日施行の「年齢計算ニ関スル法律(明治35年12月2日 法律第50号)」”

これを導入後も結局数え年が主に使われて、その後、
”1950年1月1日施行の「年齢のとなえ方に関する法律(昭和24年5月24日 法律第96号)」”

国民は、年齢を数え年によつて言い表わす従来のならわしを改めて、年齢計算に関する法律(明治35年法律第50号)の規定により算定した年数(一年に達しないときは、月数)によってこれを言い表わすのを常とするように心がけなければならない。Wiki”数え年”

と、満年齢による計算をすすめることになりました。
満年齢計算をすすめた理由としては・・・ 

①配給制度による問題
※2歳(満年齢0歳)の子にキャラメル、60歳(満年齢50代)の人に少ない配給など食べれない・適していない配給が行われたため。
②正確な出生届
③国際性の向上

が主な理由です。数え年だといろいろ対応しきれなくなるためこのような変更があったんですね。

まとめ

少し文が多い面倒な記事になってしまいました汗
要するに”「昭和25年」から満年齢計算がはじまり、誕生日の認識が一般に広がっていった”わけですね。

ケーキを食べるようになったり、プレゼントを貰ったり。
世のお父さんお母さんは大変だったりはするのでしょうが、やっぱり思い出深い誕生日を過ごせたりすると、誕生日っていいもんだよなぁと思います。

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