コラム動画付き

津波の怖さをしっかり知る

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今日の目覚めは早朝の地震でした。
私は東京なのですが、少し長く大きい地震でしたよね。
M7.4。東京は震度3程度。震源地は福島沖。

各テレビ番組では「津波警報」が出され、60cmの津波の予測でしたが、幸いな事に、被害はでませんでした。
ポケモンGoの会社「ナイアンテック」も本日のラプラス祭りを取りやめたり、Twitterでも川を逆流する津波の動画が流れていたりと、午前中は津波の日だったと思います。

今日の各所テレビ番組のアナウンサーさんは強い口調での「しっかりと避難してください」と2011年の東日本大震災による経験が生きている避難勧告だと感じました。

本日のブログの内容は、各所に書かかれていることを承知の記事です。
「津波がどれほどに怖く、どういった避難をしなければならないのか」を書いていこうと思います。

津波の速度は時速800kmからはじまる

前提条件として「水深5000m」からはじまれば「時速800㎞」の速度で進みます。
これはジェット機と同じ速度です。水深500mでは「時速250㎞」の新幹線と同じ速さです。
水深100mで「時速100㎞」。陸上に近づくほどに速度は落ちますが、それでも水深10mの所で「時速36km」

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津波を目視で確認できるようになったら”走って逃げても間に合わない”という事です。

小さい地震だからといって津波がこないわけではない

津波は地震で引き起こされるものではありますが、陸上では揺れないからと言って津波が来ないと安心できるわけではありません。

1896年(明治29年)6月15日の三陸沖地震は陸から200kmも離れた深海で地震が起き、地上では震度2~3程度。地震から30分後に最大38mの津波が襲い、2万人以上が亡くなりました。

津波の仕組み

  • 地震などによって海面・海底の変動がおきる
  • 海面の変動が全方向へ広がっていく

わかりやすい動画を用意しました

日本から遠い場所で巨大地震があれば日本に到達する場合も十分にあり得るのです。
「小さい地震=津波は来ない」ではないのです。

どうやって避難をするべきか

津波から身を守るために

  • 津波が来ないという迷信を信じない

東京だから津波が来ない!!なんていう風に考えている方がいるかもしれません。
もしかしたら来るかもしれません。1983年日本海中部地震では秋田県に津波が到達し、被害が出ました。
「津波が来る前に引き波になる」みたいな間違った知識・迷信は信じてはいけません。
地震発生時は常に気象庁などの情報を手に入れることを心がけましょう。

  • 揺れの大きさで判断できない

先ほどの三陸沖地震のように震度が弱いのに巨大津波が発生することがあります。
海岸や沿岸部に居るときには常に避難ができる準備や心構えが必要です。

  • 川の近くにいる場合は流れに対して直角に逃げる

海沿いにいないから大丈夫とは言えません。
本日のTwitterに流れてきた動画の様に、津波は川をさかのぼります。
津波警報が出た場合に川沿いに居た場合、流れに対して直角に逃げましょう。

  • 車で避難をしない

「一斉にみんな同じ方向に逃げる」と渋滞が起きます。
他人の車にぶつけながら逃げることも不可能ですので、結果逃げ遅れます。
東日本大震災やそれ以前の津波災害時は車に乗っていたため逃げ遅れた人が多いので、”原則として”車で避難をしないようにしましょう。

  • 遠い場所より高い所へ

津波時は高い所へ避難しましょう。
もちろん余裕が有れば沿岸部から遠く、高いビルに逃げられれば理想です。

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画像を見ていただくとわかりますが、木造家屋は「2mの津波で破壊されます」
木造家屋は避け、鉄筋コンクリートの大きいビルに逃げるのがいいです。
山の上、高台なども最適な避難場所です。
初めて行く場所は、あらかじめ避難場所を調べたり、今いる場所が津波の危険地域に指定されていないか確認することを心がけましょう。

この記事が読まれて、これからさきの津波被害が少しでも減ることを祈ります。



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