街中を歩いていると所々で目にする猫の会議。
見かけるとついついテンションあがってしまうやがみんです。
キジトラ、黒猫、トラネコ、ハチワレ・・・様々な猫が見れて幸せだったりするんですが、あいつら何のために会議をしてるの??
次のシーズンの販売戦略でも考えているのかしら・・・?
と、いうわけでネコ会議の理由を調べてみました!!
開催時間・場所
個人的なものやネット上を閲覧してみると、やはり夕方から夜が多い様子。
猫自体が夜行性なのも関係しているのでしょうか?
早朝などにはたしかに見かけたこともありませんし、いくら早くても冬の16時ごろ。
場所に関しては風が強く吹く場所ではなく、ある程度の広い場所であることが条件みたいです。
僕自身も良く見かけるのが夜の公園や、駐車場。
四方を囲まれた塀の個人宅が圧倒的に多いので、適している場所なんて物が彼らにはあるのでしょうね。
集会を開く理由
これ。実は明確な理由がわかってないらしいです。
様々な仮説や論文があるのですが、一概に「これが理由だ!」というものが無い。
猫という生物自体が単独狩猟動物であり、交尾や子育ての時以外には他の猫と行動を共にすることが殆どないのです。
犬の様にコミュニティを作り上げ行動しないはずなのに、世界各地で猫の集会は存在する・・・。
なんてミステリアスな生き物なんだ・・・!
集会の理由仮説
明確な理由が無くても仮説はいくつも検証されている模様。
猫が集会を開く仮説を本やネットから集めてみました。
①地域コミュニティの形成の為
猫は犬と違い「肉食動物」であり、縄張り意識がとても高い動物です。
人間の生活圏が及ばない場所で住んでいる「ヤマネコ」は人間にテリトリーを侵されず、広大な土地で暮らすことができます。
行動範囲も広いので他の猫と会うことも少ないです。
しかし、人間と共生している猫は狭い街中で生活をするので、餌をくれる人や、残飯を漁るため他の猫と遭遇する確率がとても高くなります。
共通の餌場や生活スペースを守るために定期的に集会を開き、新参猫や猫が亡くなりテリトリーが変わっていないかなどの確認をしているのではないかと仮説が立てられているようです。
②猫の合コン
繁殖期のシーズンに限っては様々な猫と出会える場所・・・猫の中には理想の相手を探しに来る合コンの様な使い方をしている猫もいるようです。
本来猫の会議では50cm~1mほど離れて猫同士なにもしない事が多いのですが、繁殖期には顔合わせ→ゴールイン→交尾なんてのも見かけます。
繁殖期以外にも集会が行われているため、あくまでも合コンがメインの目的ではなく、それが目的の猫もいるということです。(人間の飲み会と同じですね)
③虫を避けたいため
猫の集会で目撃情報が多いのが「夏」~「秋」にかけて。この時期は害虫が多い為それを避ける為に集会する猫もいるようです。
本来の猫の行動では開けた場所は外敵に確認される恐れがあるため、本能的には避けようとします。
「害虫はさけたいがひらけたところは嫌だ・・・」
「でも害虫は避けたい・・・」
その答えが「徒党」を組む事なのではないかという仮説です。
他の猫が居ることから安心感が生まれ、かといって別に他の猫とベタベタもしない。
夕涼みもできて一石二鳥!なんてことを思う猫が居るのかもしれません。
④実はあまり理由は無い
人間はとやかく理由を付けたがる生き物です。
しかし猫の自由気ままの行動を見る限り、完全な気まぐれ・理由がないなんて考えを持つ学者さんもいます。
あくまでも野生で生きている猫ではなく、半飼い猫や人に慣れている猫に対してなのですが、人間と共生している猫は野生と飼育下の真ん中で生きています。
「ここらへんのテリトリーの猫でも見に行くかー」なんて特に意味も無い野生に見られない行動をすることがあっても不思議ではありません。
まとめ
- 開催時間は夕方から夜
- 開催場所は公園や駐車場など
- 集会を開く理由は明確にわかっていない
- 仮説はいろいろあるけどまだまだ解明できていない
本来群れを作らない猫が都会だとなぜか集会を開く・・・。何かしらの大きな理由があるはずですよね。
どんな理由があるのか気になりはするのですが、道端で猫会議に遭遇すると可愛いから理由なんてどうでもよくなっちゃいますw
猫と話せたら猫会議の開催理由がわかるかもしれませんが、無理ですよねw
人間と共生するために社会的に進化している猫。これからも愛でていきたいと思います(*・ω・)ノ
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