性格の一致より、価値観の一致がいい

性格の不一致。良く聞く言葉です。

音楽活動しているとバンド解散の理由が「性格の不一意」

実際性格本当に不一致ならバンドなんか組んでないんだから絶対別の理由なんだけどｗ

恋人や夫婦も別れる時に性格の不一致で別れました。なんてのも聞きます。

これ個人的には性格の不一致というか価値観の違いなんじゃないかなと思っているんですよね。

なにか人と上手くやっていきたい時に、性格の一致より、価値観の一致の方を考えるのが一番なんじゃないかなと思っています。今日はそんなコラムです(*･ω･)ノ

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性格とは

さて、性格って簡単な言葉ですがなんでしょう？
先天的なものであり、遺伝的な物であるとも言われていたりもします。
成長や関わる人やら・・・等々 いろいろ学術的な見解は難しくなるので置いておきます。

要は「その人の性質」であり、考え方や行動のクセですよね。

よく性格悪いって言いますけど、例えば性格が悪い人は「いじわるな考え」や「他人に攻撃的な行動(精神的肉体的を問わず)」が多いからですよね。
優しい性格も考え方や行動が危害を加えたり、傷つけたりしない人の事を指すと思います。

ゲームなんかでも人によって攻め方(行動)のクセがあります。
とにかく得点を取る攻めの考え方の人もいれば、得点をとられないように長期戦を好む守りの考え方の人もいます。

性格が人の性質であるのであれば、価値観はなんでしょう？

価値観とは「その人が大事にしている物」なのではないでしょうか？

「自由気ままに生きていくのが一番」と思う人もいれば、「社会の役に立たねばならない！！」なんて人もいます。

500円のガチャガチャを高いと思う人もいれば、安いと思う人もいる。

ご飯はお腹を膨らますための物と考える人もいれば、最大の娯楽だと思う人もいます。

この価値観は自分の行動にも順位をつけるものなので、個人的には人と仲良くなるにはここを理解し、尊重しなければいけない一番の部分なのではないかと思います。

価値観で人は色々な物事に優先順位をつけます。

小さい物で言えば「～～を片付けない」事に対して怒る人は「～～を片付けないなんてありえない」って価値観なんです。

価値観によって物事の順位を決めた後に、性格での行動パターンが変わってきます。

ここで怒るとしても「優しくうながす」のか「烈火の如く怒る」人もいれば「とりあえず我慢する」人もいます。

順位を決めた後に性格という考え方や行動のクセが出てくるわけです。

(本当はもっと複雑ですが)

性格(考え方や行動)の不一致で人と道が変わるのではなくて、価値観(自分の大事なモノ)の不一致で人と道が変わるのだと思います。

性格の一致より価値観の一致がいいと思う大きな理由は・・・

なので行動や考え方がいくら似てようが見ている方向や大事な物が似ていなければいつか壊れていくんじゃないかなと考えます。

バンドでなら「好きな音楽は似ている」のに「売れたいのが大事な人」と「楽しくやりたいのが大事な人」と「もてたいのが大事な人」がいればいつか問題に直面した時に解散してしまいますよね。
べっ、別に実体験なんかじゃないんだからね！！

趣味も考え方も違うけど、価値観が似てると自然とイライラしたり大きな不信感ってそう簡単に生まれませんよ。

このままだと「価値観一致しないと無理だよ！」なんてコラムになってしまうので、さいごに価値観が違っても仲良くしたい場合を書いておしまいにしたいと思います。

価値観が違うのなら「押し付ける」のではなくて「受け止める」事ですよね。
性格もそうですが違うのは当然ですし、生活に対しての価値観だって育った環境によって違うのが当然です。

両親が居るのか、実家は借家なのか、ご飯は何時だったのか、お風呂とトイレは別だったか・・・。

様々な価値観を「それはおかしい！」なんて頭ごなしに否定する人も多いですが、
「あなたはそうなんだ、わたしはこうなんだよ」「価値観は違うのかもしれないけど、どうしたらいいかな？」と歩み寄るのが大事ですよね。
大事なモノを認めてくれる人に不快と思う人はほぼいません。

それに、相手の価値観を一つ認めるから、私の価値観を一つ認めてほしいと「お互いの新しい価値観」を生めばいいんです。

広義でいえば価値観も「性格の一つ」なのかもしれませんが、性格を認めるのも大事ですが、人の価値観をまず一番最初に大事にしていくことを自分も凄く心がけたいですね。

人と仲良く過ごしていくのが一番！