コラム

大晦日のいろいろ

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さぁ、今年もあと1日を残すところとなりました。

大晦日です。やがみんの理想とする年越しは、年越しソバを食べてゴロゴロしながら、ゆく年くる年を見る事なんです。
ここ数年できてないけどな!!!
さて、この大晦日。このいつも聞き慣れているけど結局どうして大晦日という名前が付いているんだろう??
今年最後のブログ記事はそんな大晦日についてのコラムで終わりたいと思います(*・ω・)ノ

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大晦日=除夜の鐘

大晦日の由来

大晦日の名前の由来なのですが、これは「晦日(みそか)」から来ています。
現代では馴染みのないことなのですが、月の最後の日を「晦日」と呼ぶ習慣がありました。

最後の日と言っても当時は旧暦なので「月の最終日である30日」をさします。
30歳のひとを三十路(みそじ)と呼びますよね?その三十(みそ)の意味も含まれており、月の最後(30日)を晦日と呼ぶのです。
(現代では新暦なので31日などもあるため晦日はあまり常用しません)

そして一年の最後の月である12月の晦日を「大晦日」と呼ぶようになりました。

大晦日の別の呼び方では「大晦(おおつごもり)」とも言う場合もあります。
旧暦の場合月の満ち欠けでひと月を決めていたので、旧暦での月の始まりの1日は「新月」15日は「満月」です。
月末に向けて月が欠けていくため「ツキがこもる」「つきこもる」「つごもり」となまっていき、「晦(つごもり)」となったと言われています。

大晦日は何をする日??

地域によっては大晦日におせちを食べたりといろんな過ごし方がある大晦日。
「結局何をする日なの?」なんて思う方もいるはず!
現代では忘れ去られかねない大晦日の過ごし方などを紹介しようと思います!

  • 家族で過ごす

旧暦での日本の年齢の取り方は「数え年」となります。新年を迎えるとどの人も1才歳を取るわけです。
このため昔の人は夜中12時の概念がないため、大晦日の夜(日没後)には新年だと考え、歳をとり・新年をお祝いをするなんて家族も多かったようです。
大晦日はただ単純なカウントダウンと捉えずに、家族が全員そろって過ごす大事な日でもあったんですね。

  • 年越しそばを食べる

これは現代でも良く目にしますね。年越しそばは縁起物です。
「細く長く」健康に生きれるため、「うどんより簡単に蕎麦が切れる」ことから災いを断ち切るため。
こういった無病息災家内安全の験担ぎとして古くから愛されていたのが年越しそばなのです。

ちなみに江戸時代の金箔職人が金粉を集めるときにそば粉を使っていたため「年越し蕎麦を残すと金運に恵まれない」とも言われています。

  • 年の湯に入る

湯の中に特別なにかを入れるわけではないですが、大晦日の夜に入ることを「年の湯」と呼びます。
五月の菖蒲湯に始まり日本の文化では湯に入る風習が江戸時代から多くあります。
新年を迎えるために垢を落し、綺麗な気持ちと体で新年を迎えるための禊(みそぎ)の面もあったのでしょうね。

  • 掃き納め

大晦日の最後にするホウキでの掃除のことです。
新年では「新年の新しい神様を迎える」との考えもあったので、新年に掃き掃除をすると新しい神様を追い出してしまいます
大晦日に汚れと悪い気を全部家の外に出してしまおうという習わしなんですね。
地域によるところもあるようですが、玄関だけ最後に外に向かって等、数パターンあるようです。

まとめ

  • 大晦日の由来は「晦日」からきている。1年の最後の晦日だから「大晦日」
  • 晦は「つごもり(月こもり)」の意味も持ち、三十(みそ)の意味も持つ
  • 大晦日に行うことは新年を迎える為の風習
  • 家族みずいらず・健康祈願などを日でもある

この記事を公開しているのが21時ですから、実際残すところ今年もあと3時間!
今年はどんな年だったですかね?よかった人も悪かった人も、来年をいい年にしてやりましょう!!

今年の後半から始めたブログですが、来年もよろしくおねがいします(*・ω・)ノ

それではみなさん良いお年を!!

  2016-12/31  八神 秀人

 

 

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