基本的には人生に一度しか参戦できないめでたい日「成人式」
本日は成人の日で祝日でしたね。
大体1997年生まれが20歳とか怖すぎます。
ポケモンは発売されていますし、たまごっちブームやし、ゲームボーイカラーは発売されておらず、ニンテンドー64が発売されてすぐの頃です。全然自分の中の思い出として残っていますからねぇ・・・。
こんな「歳をとったなぁ・・・」なんて事を毎年感じるのか・・・
話がずれました。
僕自身の成人式の思い出としては大した思い出が無いのが寂しい所ですねw
一応開催場所には行ったのですが、ほとんど話を聞かず出てきてしまったぐらいです。
地元に友達少ないので。
話がずry
さてこの成人式。いったいいつからあるのでしょう??
本日はそんなコラムです(*・ω・)ノ
現在の成人式のルーツ
現代の様な成人式はいつ出来上がったのでしょうか?
成人式の始まりは1946年(昭和21年)に埼玉で行われた「青年祭」だと言われています。
今から約60年以上昔の戦後間もなくの頃です。
青年祭は、敗戦すぐの重い空気の中で、なんとか日本の未来を明るく若者たちに少しでも希望を与えようとした埼玉の青年団が考えたものです。
発祥の地と言われる埼玉県蕨(わらび)市のHP。
現在でも「成人」式ではなく「成年」式として行われています。
その後、その青年祭の動きに共感した当時の日本政府によって1948年(昭和23年)には祝日法の一つとして「成人の日」を制定。翌年1949年には施行しました。
最近の人にはあまり馴染が無いのかもしれませんが、元服が旧暦の15日(満月)に行われていたため、祝日法改正前は「1月15日」が成人の日でした。
現在はハッピーマンデー法によって1月の第2月曜日が成人の日ですね。
(ちなみに僕自身の成人式も現在と一緒の第2月曜日でした)
さらに昔の成人式?
さて、1940年代以前には成人式という物はなかったのでしょうか??
現代の成人式と意味合いも風習も違いますが、「大人」として認められ祝う慣習は存在しています。
先ほど記述しましたが、有名な物だと「元服(げんぷく)」や公家で行われる「裳着(もぎ)」等々。
地域性や年代、風習内容によってさまざまですが、こういった大人になるためのいろいろな風習を軽く説明すると・・・
- 前髪を剃りあげて髷(まげ)を結う
- 幼名から名前の変更(例:竹千代→家康)
- 性への知識を教える
- 村の女性から贈られた褌(ふんどし)をしめる
- 米俵を運ぶなどの”試験”等をして成功した者を「大人」を認める
等々。
ここで細かく説明するときりがないので割愛しますが、戦時中の日本は「徴兵検査」をすることが大人として認められることであったりと様々でした。
成人式へ参加することの意味
現代の成人式は成人の日の趣旨である
「大人になった事を自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます」
事を原則に考えられています。
単純におめでとうというだけではなく、大人になって自分の力で未来を切り開く若者へ応援の意味合いもあるんですね。
(とはいえ毎年迷惑をかけて逮捕される人もいますが汗)
成人式は偉い人の長い話、長い話、長い話。
成人式へ参加する意味があるのか??
実際意味ないです。
でも
出席しとくといいんじゃないかな?
完全に個人的な考えになりますが、数少ない親孝行なのではないかなと。
産まれてから約20年。自分の子どもの晴れ姿をしっかり見せられる一生に一度の機会。
もちろん成人式に出席して気持ちが引き締まる人もいると思いますし、嫌なら途中で帰ればいいんです。
(僕は途中で帰りましたから)
出席するのも面倒ですし、地元に友達の少ない僕の様な人間にとっては正直つらい事も多いでしょうが、これから出席を迷っている方は出席するといいと思います。
女の子は特に振袖着るような機会も少ないですしね!
さいごに
いかがでしたか?
現代では「振袖を着れる機会」や「同窓会」なんてイメージも強いのかもしれませんが、本来の意味合いをほんの少しでも覚えていればいいんじゃないかなぁ、なんて思います。
今年も相変わらず他人に迷惑かけている成人が多いので何ともな気分になる部分もありますが、成人式ってなんだかんだ良いですよね。
新成人の皆さんおめでとうございます!!
このブログを見ている方で新成人の方はいるのだろうか??
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