パクリ。良く聞く言葉ですね。
盗作・真似・模倣・いろいろ近い意味がある言葉です。
オリンピックのエンブレム盗作問題で大騒ぎになった事は記憶にも新しいですよね。
芸術作品を作る人から始まり、クリエイター・アーティスト職の人にはとても身近な問題でもあります。
さて、このパクリ。尊敬をして真似ではあるが公言するオマージュと言えば許されたり、真似自体も許されないものといろいろありますね。
パクリ(真似)っていけない事なのか??
場合によりけりですがパクリ(真似)ってありだろ。
と私は思います。
今回のコラムはあくまで個人的な考えで、基本的に「作る人」としての目線から見た「パクリ」についてです(*・ω・)ノ
よくみるよねトレース疑惑
パクリがいけない理由
知的財産権とか難しい著作権関連の話は抜きにしてまずは私が思う「パクリ」がいけない理由。
「お金が発生するものについてパクリ」はいけないなと思います。
「お金が発生しなければいいのかよ!」とは少し違うのですが、お金が発生するものには必ず「責任」がついています。
この責任に対して「パクリは悪」なんじゃないかなと思います。
お金が発生しないのに「責任」がついて回るようなものってあまり多くないんじゃないでしょうか?
人からどんなものであれ報酬を貰うのに対して「自分のモノだと偽る」事はやってはいけない事だなと思います。
「責任がない場所に対してパクリはいいのかよ!?」の所に関しては・・・
子どもの真似に怒る作者さんはいないでしょうし、パクリの曲を個人的な範囲で作って歌う趣味の人に怒る作者さんも少ないのではないでしょうか??
パクられた側の作者さんが大きく怒りを感じるのは結局の所、
「自分の手柄(得)をパクる人にとられてしまう事」が大半なのではないでしょうか??
パクリは「作品」に対して「責任」が生まれる場所で「自分が作ったものじゃない」のに「報酬」を貰う事が駄目な理由なんだと個人的に思います。
(もちろん盗作なのに自分の作品で自分の考えだ!なんていうウソをついている部分もいけない理由なんですがね)
パクってもいいのではないかという部分
さて、次はパクリ(真似)は必ずしも悪いわけではないという考えです。
同じことを書いてしまうのですが、子どものパクリっていいことだと思うんですよね。
- 好きな漫画家の絵を真似する
- 好きなミュージシャンの音楽を真似する
- 好きな芸人のネタを真似する
- 好きな作者の作品を真似する
これって要するに「憧れ」なんじゃないかなって思うんです。
いろんな「作品」を作る人が評価される最大の理由は広い意味での「人を感動させる事」だと私は思います。
感動しなければその作品を真似しようなんて思わないのではないでしょうか??
パクる人の中には「労力を省いて楽をしたい」とかももちろんありますが、「強烈な憧れ」なんてのもあるんじゃないかなと思うんです。
子どものときは親の真似から何もかもが始まります。
学校でさえ先人たちの遺産や考えを「真似」して学力をあげていきます。
新入社員やどこでも先人たちの真似から始まります。
新入社員やどこでも先人たちの真似から始まります。
パクられる、真似されるってオリジナルの作者にとってある意味凄い「尊敬」と「認められる」事なんじゃないかと思います。
だから責任の無い場所なら
「じゃんじゃんパクっていいんじゃないか!」
まで私は思っています。
私自身ミュージシャンの端くれなので、自分の曲を真似されたり、自分の作品を真似されるのって嬉しいです。
相互作用なんて事もあり得ますし、真似から始まり、自分の考えや知識を混ぜなければ、結局新しい物なんか生まれないと思うんですよね。
さいごに
私はブログ記事のアイデアを生むために様々な本や他の人の記事に目を通しますし、曲を作る為に様々な曲を聞いたりします。
どこまでがパクリでどこからがパクリじゃないのかって線引きは難しいですが、みんな最初は何もかもパクリから始まるんです。だから真似することってそんなに悪い事じゃないって私は思います。
真似したなら真似したって言えば「パクリ」なんて言われないですし、何にも利益が出ない所でならパクっても誰も叩かないですよね。
そもそも自分が作ったものだ!なんて言い方をしてしまう「ウソ」がいけないわけで。
そもそも自分が作ったものだ!なんて言い方をしてしまう「ウソ」がいけないわけで。
正確な日本語を使えばパクリ=真似ではないのですが、今回はあえて「パクリ」という言葉を選びました。
インパクト重視!w
インパクト重視!w
さぁ!これでちょっと面白い記事だな!
と思ったら是非この記事をあなたもパクってくださいw
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