コラムミニ四駆

電子レンジでミニ四駆は作れません

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ミニ四駆。現在では当時のミニ四駆を愛した大きな子供やその子どもと一緒になって遊んでいたりとまだまだ根強い人気を誇っているホビーです。
ダッシュ四駆郎世代のレーサーミニ四駆時代レッツアンドゴー世代のフルか売るミニ四駆世代に分かれているのではないでしょうか?
ちなみに私はレッツ&ゴー世代です。

最近のミニ四駆は凄いですよねぇ。ミニ四駆PROとの名称で発売されていますがシャーシの自由度やパーツの豊富さ。今手を出したら私もミニ四駆沼に溺れる自信があります。

  • ボールベアリングの値段の高さ
  • 本当に効果があるのか全く分からない放熱フィン
  • 同じく効果が怪しいゴールドターミナル
  • 30秒以上走らせると焼き切れる社外モーター(オロチ・無限∞等)

思い出すときりがないですねぇ・・・。
今回はそんなミニ四駆の個人的な思い出です(*・ω・)ノ

3010
最近の復刻版

マグナムトルネードを再現するために

レッツ&ゴーの主人公機マグナムセイバーというミニ四駆があります。

19401

これがなかなか盛大な必殺技があるんです。

その名も・・・「マグナムトルネード」

magnumtornado-1

 

主人公「豪」が使う必殺技なんですが、このマグナムセイバーは高速セッティングの為ストレート番長なんです。そのためコーナリングが弱いという弱点がありました。

この弱点を逆手に取り、あえてコーナーを曲がらずにコースアウトした勢いで回転、そしてショートカットをしつつコースに戻るという大荒業だ!コースアウトした時点で失格ry

僕のマグナムセイバーはやってもマグナムトルネードができなかった。
しかしそこは小学生。どうしても再現したくなりますよね?
マグナムトルネードはあくまでも「高速走行した勢い」が重要。
社外モーターを搭載し、コーナリングに突入。コースアウトはするが回転はせず。

なぜだ・・・。

そうか・・・っ!!

ダウンフォースだ!!!
当時のミニ四駆ではすぐダウンフォースダウンフォース騒がれていたんですよね。
実際のダウンフォースはミニ四駆ではほぼ発生しません
ダウンフォース=風ぐらいの認識だったのでこれが足りないものだと当時の僕は確信をもちました。
コロコロコミックのマグナムはいっぱい穴が開いている作例があったため、「これはダウンフォースのためなのか!!」とマグナムを肉抜き(穴を開ける等)しまくります。
ついでに軽量化を進めて更なる高速化を進める為にシャーシやとにかく肉抜きできそうなものを全て肉抜き。

これで全て整った・・・。小学生の使える知識を全て使用して完成したマグナム。
いける・・・!いけるぞ・・・!

いけねぇよ。
結局軽量化や高速化したマグナムは漫画の様な螺旋回転ではなく、盛大な縦回転を起こしながらコースアウト。肉抜きをしすぎたために強度がさがりバラバラに・・・。
後継機のビクトリーマグナム、サイクロンマグナムはその時のトラウマで二度とマグナムトルネードをしようとは思いませんでした。

ZMCに魅せられて

ZMCそれは夢の素材。セラミックの硬度、グラスファイバーの柔軟性、そして軽さ。
もちろん現実では存在しません。漫画内だけに登場する夢の合金です。
ガンダリウム合金とかと一緒ですね。

さて、このZMCを語るうえで外せない機体が2種あります。
まずは「レイスティンガー」!!!

top

 

かっこいい。カッコいいよ。大神マシン3種類の中で一番カッコいい。
ちなみに夢があるのはブロッケンG(ギガント)、とんでも設定なのがビークスパイダー(空気の刃を作り出す)

カッコいいけど地味。武器はマシン前方部に開いている穴から飛び出す「針」が武器。
この針に夢の素材「ZMC」が使われているんです。
これを再現するために前方部に穴を開けて「せんまいどおし」を取り付けたのは良い思い出です。
コースはもちろん曲がれずぶっささるし、止めようとして手に穴が開いたのは良い思い出です。

もう一つの機体が「ネオトライダガーZMC」!!

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もうこれが本気でかっこよくて大好き。
漫画では鉄心先生という人が大きな窯の中で焼いて作るんですが、「ZMC焼結じゃ!!」は何度見てもカッコいい。アニメでは炎の中から現れるし。

B8-umwLIAAABKOQ

 

窯焼きされてるのになんでシールは付いていて「Z」のマークが現れるのか疑問ですが、まぁほら、そんなの見たら作りたくなるやん?

当然ですが一般のご家庭には窯などないです。窯っぽい物・・・窯っぽい物・・・。
電子レンジ・・・!
そうです。なんて頭のいい思い付きでしょう!電子レンジなら家でも簡単に窯の代わりに・・・
ならねぇよ
小学生の僕は意気揚々と「マグナムトルネードの残骸」から始まるプラスチックごみを電子レンジに投入。
何分やればよかったのかわからないのでとりあえずの5分。
いや、まじで火事にならなくてよかったよ。
異臭がしてヤバいと感じた時にすぐやめて本当によかった。

ZMCに魅せられるとこういう事が起きますが、絶対にみんなはまねしないでね!

さいごに

さてさて。絶対電子レンジでミニ四駆は作れないのでくれぐれも真似はしないように!!!
ミニ四駆を依頼されて何回か作りましたが、大きくなってから自分の為にミニ四駆を購入したことが無いなぁ・・・。

現在では女子だけでの大会や、貸しサーキットでも走るのを禁止されている「フェンスカー」などブーム時より少し幅広くなってきています。当時の子どもたちが熱狂した機体も後継機の新登場やレッツ&ゴーなんかは豪の息子まで出てきています。おじさんにはついていけないよぉ・・・。

90年代前半あたりのホビーとしては絶対的王者だったミニ四駆。
久しぶりに作ってみようかなぁ・・・。



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