モノづくりをする人には絶対はずせない工具「ヤスリ」
削って形を整えるのにとても重宝しますよね。
しかし長年使っていると目詰まりをおこし段々と削れなくなっていきます。
簡単なつまりぐらいならすぐ何とかなるのですが、様々なモノを削って目詰まりしたヤスリは簡単に清掃できません。
基本棒ヤスリの場合は「真鍮ブラシ」でこするとある程度の目詰まりは落ちていきます。
しかし固着してしまうような素材・水分を吸うと硬化する粉末等少し特殊な目詰まりは簡単に落とすことができません。
根気と工具があるならヤスリの目に沿って全て掻き出してあげてもいいのですが、そんなことをしたら余裕で半日潰れますw
今回は条件有りですが棒ヤスリの手入れに「ボンド」を使用したやり方を紹介しようと思います(*・ω・)ノ
棒ヤスリパック
一般的な木工ボンドを塗ります
指やへらなどでまんべんなく伸ばしていきます
1回目は出来るだけ薄く、乾燥させたあと2回目は少し厚く塗ります
乾燥後がこちら。はがす時の手間があってもいいのであれば普通に1回塗りでも問題ないです
あとはとがったものやピンセット等でゆっくりはがしていきます
この汚れとつまりがゴリゴリはがれていくのが気持ちいい
毛穴すっきりパックとかが好きな人ははまるかもしれませんねw
もう触った感じからでもわかりますが、切れ味が完全に戻りました
サビも吸着してくれていいことづくめ
もう一度真鍮ブラシをかければ完全復活!
角度をつければ目がきらきらするぐらいの復活を果たしました!
注意点など
- 木工ボンド以外ではできない
ゴムボンドとかでも出来そうですが、木工ボンドのみとなります
木工ボンドであれば問題ないです
速乾性のものも販売しているのでこちらを使用するのがオススメです - 高級なヤスリにはこの方法は使用しない
高級なヤスリはこの方法をやるより丁寧に目を掃除しましょう
あくまでも木工ボンドパックは手抜きの為の物です
高級なヤスリを使用しているなら大事に目を立ててあげましょう - ボンドはけちけちしない!
1回目は薄く塗り、2回目は結構分厚く塗ります
1回目はあくまで「コーティング」のようなもの
木工ボンドの成分「酢酸」はさび落としに効果がありますが、長時間ずっと触れているのもあまり良いとは言えません
薄めにぬって、はがす時の為に2回目は分厚く塗る
2回目に関しては1回目のコーティングがあるから問題無しです
ちなみに薄塗りではがそうとするとプチプチ切れて本当に面倒ですよw
作業後は工具用油等を薄く塗ってあげてください。これでサビにも強くなります。
格安のヤスリであればさっさと新しい物を購入し、使い捨てでもいいのですが・・・
高級まではいかないにしてもそこそこ良いヤスリであれば手入れして長年使っていきたいものですよね。
簡単にごっそり汚れが取れますし、真鍮ブラシや他の方法で落ち切らなかったときにこの木工ボンド方式はひとつの選択肢です!
ヤスリの目詰まりに困って工具箱に放置しているヤスリがあるのであればぜひ一度試してもらいたいです(*・ω・)ノ
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