はい。この掛け声なんだかわかりますか??
「チッチィーノォ――――チッ!!!!!」
いや、問題出しておいて言うのもなんですがこれ関東だけなんですかねぇ?
子ども達が円形になって集まり、不思議な掛け声をする、この遊びはいったいなんでしょう?
そう!私ですベーゴマです!
(魔女の旅々はいいぞぉ、イレイナちゃん可愛いぞぉ)
ベーゴマって僕の時代でもほぼやっている人はいなかったのに、現代っ子は知っているのだろうか?
新世代のベーゴマとして「ベイブレード」は知っているだろうけど。
なんで今ベーゴマなのかというと発掘したからなんですよねぇ。
100均のエセベイブレードみたいな金属製のコマに
鉛を溶かして固めたもの。今思えば昔からこんなことしてたんだなぁw
鉛を溶かして固めたもの。今思えば昔からこんなことしてたんだなぁw
と、ベーゴマの見た目はこんな感じ。
こんな感じで話が終わってしまうのも面白くないので、ベーゴマの無駄知識を・・・
ベーゴマとは?
- 起源は平安時代に貝に砂や粘土を詰めてコマのように回して遊ぶところから
- 貝(バイ貝)+コマで「バイゴマ」関東に渡った時にこれが訛り「ベイゴマ」「ベーゴマ」になったのが語源とされる
- ベーゴマの裏にはらせん状の溝が彫ってあるが、これは貝の名残
- 実際子どもたちの間でメジャーな遊びになったのは大正時代あたりから
- 遊び方はベイブレードと同じ。相手より長く回る・回す場所から相手を吹き飛ばしたら勝ち
この勝敗付けはローカルルールもあるので子どもたちの遊び方次第 - 関西式と関東式でコマを回す場所が違う。
関西:ゴザなどを長方形に敷く(平面)
関東:バケツなどにシーツや革などを張る(すりばち状) - メンコなどと同じく「本気勝負」(通称:本勝)という物があり、勝者が相手のベーゴマを貰える
こんな感じでしょうか??
本勝って言い方が凄く懐かしい・・・。今風にいえば「ガチバトル」ですね。めっさスプラトゥーン。
偉そうに書きましたが僕は関東式の「トコ」と呼ばれる場所でしか回したことがありません。
これ深くしたりするとコマがぶつかりやすくなってすっごい面白いんですよねぇ・・・。
ベーゴマって回すだけでも最初は大変なんですよね、基本的にはタコ糸なんかで回せます。
ちなみに都会っ子の私がなんでベーゴマを遊んでいたかというと、地元の近くに「プレイパーク」という遊び場があってそこで覚えたんですよね。
今は全国各地にプレーパークがあるので、色んな所でベーゴマ回している子どもたちが極少数いるはずですw
最初に見せた写真の大量のベーゴマは3個から始まって、残りは本勝で増やしていったベーゴマ達です
少し前に恩返しもかねて大事な思い出がある数個は手元に残し、残りはプレイパークにほぼ寄付してしまいました。
色んな子たちが遊んでくれるといいなぁ・・・。
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