私が普段使用しているPCはFUJITSUさんの「AH56シリーズ」を使用しているのですが、もうこの子を使い始めて早10年近く・・・
え?まじ?丁寧に使用してるし、壊れたら困るから定期的にメンテナンスしているといえ、そんなにもってくれる??
ありがとう・・・パソコンちゃん・・・と、壊れる気配も無く、バックアップも定期的に取っているのですが。。。
容量がキツクなってきた・・・いや、他にもきつい所はいろいろあるのですが何よりも容量。
容量がキツクなってきた・・・いや、他にもきつい所はいろいろあるのですが何よりも容量。
容量キツイ。さて、新しいPCは確かに欲しいのですが、そんなホイホイと買える物ではありません。
数年前はSSDなんか高値で全く視野に入っていなかったのですが、今は1TBが1万円台で買える時代になってきました。
まだまだ使いたいパソコンちゃんの為にSSD換装を行いたいと思います!
いままで使っていたパソコンの内蔵ドライブはHDDです。
今回新しい内蔵ディスクにしたいのはSSDです。
- HDD=ハードディスクドライブ
金属磁気円盤に物理的に書き込んで読み書きの記憶をするもの。繰り返し使えるレコードディスクなんかを思い浮かべてもらえるといいですね
利点は安い。安い=容量が大きいのを買えるという事です。弱点は衝撃に弱い。少し乱暴に使うと逝きます。
現代の使い方だと外付けするバックアップ用にHDDなんかがオススメです
- SSD=ソリッドステートドライブ
新時代の記憶媒体。専門的な説明を省くと「大きいSDカードや大きいメモリーカード」チップに記憶するので物理的な仕組みは少ないです。
利点は高速。読み書きの速さがヤバい(語彙力)ディスクを回転させるわけではないので速いんですよね。
モーターを駆動させるHDDより消費電力も少なく、衝撃にも強いです。
弱点は高額・熱量。高いといっても昔よりは落ち着きました。電子機器全般に言える事ですが、熱に弱い部品が多いです。
簡単な説明をすると今回の記事で扱う「SATA」接続の2.5インチSSDは高熱ってほどでもないのが多いのでそこまで気にしなくても大丈夫。
「M.2」接続タイプは爆熱になるパターンが多いです。とはいえここも昔より改善されているので実際は弱点というほどでもないかもです。
予算が許されるなら現代ではSSDがオススメです。同じ容量のHDDの約3倍以上の値段しますが。
以上がHDDとSSDの違いです。
とはいえSSDを購入する!といっても色々なメーカーから様々な種類が発売されています。
もうここは独断と偏見でサクッと決めていいと思いますw
(聞く人、評価する人によってばらばらなので)
個人的にオススメするなら4種類。
- 「Samsung(サムスン)」の【860 EVO】
- 「Crucial(クルーシャル)」の【MX500】
- 「Western Digital(ウェスタンデジタル)」 の【WD Blue】
- 「SanDisk(サンディスク)」の【Ultra 3D】
この4種類なら何でもいいと思います。
値段やバランス、その時期によって決めるぐらいの軽い気持ちで良いかと。
サムスンはTBW(総書き込み量→寿命)が一番長いです。
(実際TBWなんか使い切る事はそうそうないですが)
クルーシャルは安定して結局安心感が強いです。
ウェスタンとサンディスクは【WD青】【ウルトラ3D】に限り中身がほぼ同じです。
これ以外のメーカーに「SeaGate」の「バラクーダ」なんてのもありますが、基本的に上で紹介した物の中から選べばハズレが無いです。
一つ大きな注意点です!
今使っているHDD容量より大きな容量を購入してください
(クリーンインストールの場合は問題無し)
パソコンのクローン化をするのであれば500GBを使っていた人は1TB。
1TBを使っていた人は2TBのように大きなサイズの物を購入してください
(同じ容量でもできる場合もありますが、何とも言えません)
さて、SSDを決めたらセットで購入しなくてはいけない大事なモノがあります。
- HDD/SSDケース
外付けでHDDやSSDをケースの中に入れて繋ぐための物です。
値段相場は1,000円~2,000円程度。接続コードがUSB3.0以上対応だと便利です。
- 7㎜→9.5㎜変更スペーサー
古いノートパソコンだと必要になる可能性が高いです。
私のPCに入っているHDDの厚さは9.5㎜厚です。SSDは7㎜厚なのでスペーサーで下駄を履かせてあげないといけません。
「調べ方がわからない・・・」なんてひとはとりあえず300円程度なので保険として購入するか、クルーシャルのMX500には最初からついています。
クリーンインストール(SSDに変えて、中身は1からのパソコンにする)ではケースがいらなかったりします。
(PC付属のインストールディスクのみで問題なかったりします)
(PC付属のインストールディスクのみで問題なかったりします)
とはいえ交換すると一個はHDDがむき出し状態で手元に残るわけですから、古いHDDをバックアップ用や外付けメモリ用、再利用できますのでケースは購入しておくと便利です。
今回私はセールのタイミングでケースがおまけでついてくるキャンペーン中だった「WD製」のSSDにしました。
外付けケースにSSDを取り付けてPCと繋ぐ
いやー、初めて2.5インチ型の内蔵SSDを購入したんで実際ワクワクが止まらないですね!!
開封していきます!
ケースはこちらの「SALCAR」の物を使用。ネジも工具もいらない簡単タイプです
蓋の開け方や、SSDの取り付け方は各種ケースによって違うので、購入したケースの説明書を参照してください
蓋の開け方や、SSDの取り付け方は各種ケースによって違うので、購入したケースの説明書を参照してください
SSDを中に入れてUSBでPCと繋いだ状態です
ちゃんとランプが点灯し、認識しました
コントロールパネル
↓
システムとセキュリティ
↓
管理ツールorHDDパーティションの作成とフォーマット
と押していくと「ディスクの管理」という画面が開かれます。
ここで現在のドライブなどが参照できます。
↓
システムとセキュリティ
↓
管理ツールorHDDパーティションの作成とフォーマット
と押していくと「ディスクの管理」という画面が開かれます。
ここで現在のドライブなどが参照できます。
上のディスク0がPC内のHDDでディスク1が今接続したSSDです
購入したてのSSDは「未割当」と表示されています
ここでSSDを確認(見つけられない)場合はSSDがちゃんとケースに刺さっているか?
USBケーブルはちゃんと刺さっているか?等を確認してください
購入したてのSSDは「未割当」と表示されています
ここでSSDを確認(見つけられない)場合はSSDがちゃんとケースに刺さっているか?
USBケーブルはちゃんと刺さっているか?等を確認してください
クローンソフトを準備する
私は「クローン」を作りたいのでクローンソフトを準備します。
今のパソコンの中身を全く同じで移す=クローンと認識してもらえればOKです。
使用ソフトは「AOMEI BackUpper」なんかが人気です
私は「EaseUS Todo Backup Free」を使用します
「EaseUS 公式サイト」はこちら
ダウンロードができたらインストールしてクローン作業に取り掛かります。
左下の「クローン」ボタンを押します
ディスクソースの選択(コピー元)です
ハードディスク0にチェックを入れます(OSが入っているエリアを全選択)
次へをクリック
ハードディスク0にチェックを入れます(OSが入っているエリアを全選択)
次へをクリック
画像を撮り忘れてて申し訳ないのですが・・・。
- ディスクターゲット(コピー先)の画面に移るので、SSD(ディスク1)を選択します。
ここで「未割り当て」と表示されているのがSSDです。チェックを入れますまだ次へは押しません。 - 左下に「高度なオプション」マークがあるので開きます。
ここで「SSDに最適化」にチェックを入れてください。(HDD同士のコピーなら不要)
「セクタバイセクタクローン」はエラーが減る代わりにクローン時間が長くなります、ここはお好みで。 - 次へを押して、最後の確認画面へ行きます。ここで確認をしてください。
「ソース」に元のPC内HDD
「ターゲット」に新しいSSD
がちゃんと選ばれているか確認できたら「実行」ボタンを押します。 - のんびり待ちます・・・ディスククローンが正常に完了しましたと表示されたら「完了」ボタンでおしまいです
(私は大体3時間ほどかかりました)
マイコンピュータを開いて確認するとこんな感じ
ドライブC=ドライブA、ドライブD=ドライブBと綺麗にコピーされました
お疲れ様です!
ドライブC=ドライブA、ドライブD=ドライブBと綺麗にコピーされました
お疲れ様です!
準備はここまで!
次はパソコン本体にSSDを交換していくのですが、記事が長くなってしまったので次回につづきます!
その②はこちら↓
コメント