本体レビュー

どこがどう変わったのか?? Canon EOS 70D→90D比較!

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去年末に一眼レフが無くなる事を見越して今まで愛用していたキヤノンEOS70Dから90Dに乗り換えてもうそろそろ一か月経つかなー程度になってきました。

ファーストインプレッション等のレビューはこちら!

いやー、いいですね。新しい機材はいくつになってもいいもんだ。
プロほど使い倒したわけではないですが、大分70Dとは違います。

前回の記事での使いまわしにはなりますがスペック的な比較はこちら⇓

EOS 70DEOS 90D
画素数2020万画素3440万画素
撮像素子APS-C
22.5㎜×15.0㎜
APS-C
22.3㎜×14.8㎜
ジョイスティック型
マルチコントローラー
無し有り
撮影感度標準…ISO100~12800
拡張…ISO25600
標準…ISO100~25600
拡張…ISO51200
連写撮影最高 約7コマ/秒ファインダー撮影時…最高 約10コマ/秒
ライブビュー撮影時…最高 約11コマ/秒
シャッタースピード1/8000~30秒ファインダー撮影時…1/8000~30秒
ライブビュー撮影時…1/16000~30秒
ファインダー視野率98%100%
撮影枚数ファインダー使用時…1300枚
液晶モニター使用時…230枚
ファインダー使用時…1800枚
液晶モニター使用時…510枚
AFセンサー測距点19点(全点クロス測距)45点(クロス測距点:最大45点)
動画記録画素数フルHD(1920×1080) 29.97fpsフルHD(1920×1080) 59.94
4K(3,840×2,160) 29.97
 
スマホ連動Wi-FiWi-Fi
Bluetooth

ちまちま自分の中でもデータが溜まってきたのでそろそろ自分の為にも記事をまとめようかと思います!
というわけで今日の記事は
「比較!EOS70D&EOS90D!!」
なんて勢いでやっていこうとおもいますやでー(/・ω・)/

外観などの違い

正直な事を言うと外観はそこまで変わるわけではありません。
というかほぼ同じ。二つ並べると見分けがぱっと見つかないレベル。
背面にコントローラーが追加されているので背面ではすぐわかります。

ボディ前面、上方はボタン数、配置などは全く変わりません。目新しさは無いのが少し寂しい…
しかし!ポジティブに捉えれば操作感が全く変わらない所は違和感なく操作できるという事でもありますね
前面側の外観で両者の違いはストロボの形でしょうか??90Dは少しフラットです
外観の違いでは背面が一番大きい所ですかね
再生/確認ボタンが下部に移行して、ジョイスティック型のコントローラーが追加されています
側面側
カードスロットの滑り止めなど少し見た目が変更。反対側のアクセサリースロットは大分変更されていますね
90Dにはイヤホン端子が追加されており動画撮影時のモニターとして使用可能です
デジタルコネクタは「USB miniB」から「microB」に変更されました。せっかくなのでCとかにはできなかったんでしょうか?w
底面部
分解用のネジの位置が少し違いますが、ぱっと見は一緒です
実はバッテリーボックスを開けた時のバネが無くなりました
70Dは蓋を開けると「パカッ」と開いたのですが、90Dは手動です
ストロボをポップアップさせた状態
やはりここも大きく見た目が変わる部分ではありません…がバッテリーボックスと同じく「自動」が90Dにはありません
70Dでは「内蔵ストロボ自動発光」を選択していた場合、必要時には勝手にストロボが開いたのですが、90Dは手動です
90Dのストロボの形は丸みを帯びていて、70Dは角ばっているイメージですね
自動ポップアップが無い点は僕は気になりません(外付けストロボを使うので)

実写比較

さて、見た目より大事なのはやっぱり実写よね。
今回の90Dは「3000万画素」を超えています。
しかし「センサーサイズ」同じなので、1画素に対しての光量が少なくなるわけなのですが、映像エンジンが進化しているのでそこでどれだけカバーできるか見ものですね!!

APS-Cのセンサーサイズとフルサイズのセンサーの大きさは約二倍違うわけなのですが、同じ画素数であれば1つの画素に対して持てる光・データ量がフルサイズの方が大きいわけです。
APS-Cで画素数を増やしたとしても画素の大きさが小さいわけで光を取り込む量が減ります。
光を取り込む量が減るという事はノイズ感が強い写真が撮れるわけなので、 ここがフルサイズが暗所に強いと言われている所以であり、 利点です。
ただそこに関しては先ほど話した「画像エンジン」と呼ばれる撮影後の補正などである程度カバーできる部分もあるので70Dより90Dの方が画素数が多い(画素が小さい)デメリットをどう打ち消せるのか??
一概に「小さいセンサーサイズでの高画素化のデメリット」をどれだけ消せるのか等を…

まぁグダグダ喋っても仕方ないのでサクッとみてもらいましょう!

使用レンズ「EF40mm F2.8 STM」

ごめんなさい。
少しピントがずれているんですよねぇ…。
とはいえ見てほしいのはカッターマットの細かい格子部分です。

撮影状況は設定も含めて一緒ですので条件は当然ながら一緒。
この画像はブログ用にリサイズしてはいますが違いが判ると思います

70Dの方はやはりマットがザラザラしており、線の境界がジャギジャギしています。

それに対して90Dの方はザラザラ感が減っており、線の境界も滑らかです。

こちらも使用レンズは「EF40mm F2.8 STM」

さて今度はカードやフィギュアを撮影した状態です。
正直に言えば引きで拡大しないで見た場合あまり変わりません。
それなら!!拡大してみましょう!!!!

等倍切り出ししたシロモの窓枠部分
70Dのほうは少しモヤッとしており、90Dはクッキリしています
当然これはピントが外れているわけでは無く、解像度の違いです

先ほどのモルカー・シロモ窓枠等倍で切り出した写真を見てもらいましょう。
これはリサイズ無しのトリミングなので元のデータのままです。
これで見てもらうと明確にフィギュアのブツブツ感などがしっかり見て取れますよね??

「どこが高画素なの??」なんて感想を持つ方も居ますが、高画素化のメリット「切り出しに強い」点が第一に挙がると思います。
撮影後にトリミングしても画質が著しく低下しないのはこうしたブログで使う場合なんかにはとてつもなくありがたいです。
正直4分の1程度までのトリミングをしてもスマホやパソコンで見る程度なら「これトリミングなんかしてないでしょ??」なんて感想を持つ方が多いレベルだと思います。

もちろん高画素であれば「印刷」にもしっかり使えますね。
大体3000万画素もあればA3ぐらいまでの印刷になら簡単に耐えられるはずです。

本来小さいセンサーサイズ高画素化を詰め込む「画素が小さくなる」デメリットがあるのですが、90Dでは画像エンジン「DIGIC8」の力でそのデメリットをしっかりカバーしているので十分な画質を得る事ができます。

高画素化の恩恵を一番発揮できるのは「高画質レンズ」を使う事でもあるので、今回テストに使った「EF40mmF2.8」「撒き餌レンズ」と呼ばれる初心者向けレンズです。
高級レンズを使う事で更に90Dの能力(高画素)を引き出せるので、高画質レンズを使えば70Dと比較した今回の写真より差が大きくなると思います。

その他の機能での比較点

デジタルカメラ写真を撮影するものなので乗り換えた時に一番向上して欲しいのは然ながら画質が一番です。
次に考えたいのは「便利さ」でしょうか。
見た目は大きく変わらないのですが、70D→90Dに移行した私としては便利さが大きく変わった所がいくつかあります。

  • オートフォーカス(AF)の速さ・精度
    70Dは19点のクロス測距点なのですが、90Dは最大45点の測距点です
    ここら辺は専門的なので端折りますが、要するに「AFめっちゃいいぞ!」って所ですね
    AFも速く、ピントの当たりも良いです
    社外品のレンズを含めて70Dより圧倒的な速さでAFが合うようになっていますし、これ地味にありがたい
    純正レンズの手持ちが僕は少ないのですが、サードパーティレンズがこれだけ早くなるならば純正はもっと早くなっているはずですね

    しかし90Dの「ファインダー撮影時」にはAF機能を全て使い切る事は出来ていません
    ここは残念ではあるのですが、ミラーレスのように「ライブビュー撮影時」にはほぼ全てのエリアで高速AFが起動します
    良く言えば「使い分け」をすれば全対応できるという事ですが、ファインダーのみでの撮影だと少しピントが合いにくい場合も
    それでも70Dと比べると圧倒的に使いやすいです。ピント合わせがかなり楽になりました
    ※人物の目だけをずっと追いかける「瞳追従AF」などデジタル技術が強い物はライブビュー撮影時にしか使えません
  • Bluetooth機能の追加
    Bluetooth自体は80Dで追加されたと思うのですが、70DまではWi-Fi機能のみでした
    無線でリモート撮影写真をスマホに送る等はできたのですが、どうしてもレスポンスが遅い
    90Dは「Bluetooth」で簡易的に接続しておき、画像転送時には「Wi-Fiに切り替える」かなりスムーズなんですよね
    何がそんなに便利かというと70Dの時はWi-Fiなのでスマホ側から毎回「設定を開いて接続」するか「ずっと繋げっぱなし」にしておくかしかなかったんです
    繋げっぱなしにしている場合は当然スマホはネットに繋がりませんし、毎回設定からWi-Fi切り替えは地味に面倒でした
    90DはBluetoothで基本接続して、画像転送等の場合はWi-Fiに切り替える

    アプリの切り替えもいらず、転送後はカメラとスマホのWi-Fiを切れる
    そして電池の持ちも良くなるわけですね

    今の時代撮影した画像をスマホに送る機能って必須だと思っているんで、ここが便利になった点は個人的に大分大きいです
    実は70Dでは動画を送る事が出来なかったのですが90Dでは遂に撮影した動画をスマホに送る事にも対応してくれました!!ここもありがたい!!!

  • マルチコントローラー(ジョイスティック)が便利
    本来フラッグシップモデルについているジョイスティックなのですが、90Dに搭載されています
    ここ最初は「ん?これ必要??」と思ったのですが、いやいや便利
    特に便利なのが「AFスポット」を移動できる所ピントの合う場所の移動ですね
    70Dでも移動はできたのですが、少し手間がありました

    90Dはファインダーを覗きながらこのスティックで移動ができるので「覗く」「フォーカス点を決める」「撮る」までの一連の動作が早いです
    なるほどだからプロはこれが必要なのかと思いましたね
    逆に言えば「全てカメラにおまかせ!」なんて方にはあまり必要のない機能かもしれません
    注意点としては「購入後設定しないと使えない」点だけ覚えておいてください!!
「Q」ボタンを押して「操作ボタンカスタマイズ」を選択して「マルチコントローラー」から動作を決められます
私は「AFフレーム選択」を割り振っていますが、当然他の機能を振る事もできます
ここで他のボタンも自由に機能の割り振りができますよ

70D→90Dに乗り換えて本当に良かった

正直「乗り換える必要性」に対してすこーし疑問点がありました。
最後のAPS-C一眼レフ機になるかもしれない、今ある在庫がはけてしまったら後で新品購入ができないかもしれない等と迷いに迷って購入しましたが…。。。
大正解。

1か月触った事によって気づいたのが「自分が思った以上にカメラ知識がついていたこと」に気づけました。
ジョイスティック等に始まり、パソコンでレタッチ作業していると「あれ??70Dの時には潰れていた部分が90Dでは写ってる??」と思い始めたり、
データ容量を抑えるためにブログ用の写真はトリミング・リサイズするのですが、70Dでは結構「んー!ここまで画質落としたくないなぁ!!」なんて悩んでいたことが90Dでは大分減りましたね。

上記以外にも
「バッテリーの持ち」「シャッタースピードの限界速度」
「ISO感度の限界値」「ボディ自体の軽量化」
70Dから乗り換えたメリットが増えていますね。

これらは70D購入当時では無知識だったので、70Dから移行したから気づける点です。
真面目にというと変な表現ですが、しっかりと今まで積み重ねたことによって90Dの良さや機能などにすぐ気づけた、乗り換え正解!!購入後のメリットが私には大分ありました。

今回の記事を書いた理由なのですが、実は僕が90D購入検討をしていたのに、ほぼ全くと言っていいほど比較記事が無かったからなんですよねw
「70D 90D 比較」とか「70DVS90D」みたいに検索しても有用な情報が出て来なくてw
そういった事も有り、自分自身が不安ながらにも90Dを購入した背景もありました。

私と同じように「70Dから90Dに切り替えたいんだよなぁ…」なんて方にこの記事が参考になれば幸いです。

さて、最後に。
「80D→90D」移行はあまりオススメしませんね。
80Dと90Dの比較は記事がネットにいっぱいありますので見てもらうと良く解ると思うのですが、大幅な進化はしていません。
よって今のこなれていない価格で切り替えをするメリット80Dユーザーにはそこまで大きいか否かは考えた方が良いかもしれません。

しかし僕のように「70Dから90D」の場合や、それ以前の「60D」「一昔前のEOSKiss」から切り替えたい!!なんて人にはおススメです!

2022年1月初頭にキヤノン社長が「プロモデルの一眼レフは作らない」と発言していますし、こうしたアマチュアモデルの「二桁D」シリーズも新型を作らない可能性が高いですね。
APS-Cサイズ最後の一眼レフになるかもしれないのは残念ですよねぇ…。

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