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「メダロットG」を語りたい

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…と言ったものの語るところが案外少ないメダロットG。
別に残念な作品だという事ではなく新しい試みのメダロットなのが大いに関係しております。

今作のメダロットはアクションバトルだ!!!!

これまでのメダロットナンバリングタイトルと違い、リアルタイムで自機を操作しロボトルを制す!!
今までのメダロットはどんな感じなの??なんて方は
「メダロットを語りたい」シリーズをご覧ください!

新機軸のロボトル

メダロットGは何をとち狂ったのかアクションバトルゲームになっています。
基本的な世界観やメダロットのシステムなどは従来と一緒。

「あたま」「みぎうで」「ひだりうで」「きゃくぶ」を骨組みとなる「ティンペット」に装着し、頭脳となる「メダル」を装着することでメダロットの完成です。

今作は「Aボタン」でジャンプ。「Bボタン」+「十字キー」の組み合わせで攻撃。「Lボタン」でガードなどアクションアクションしています。

Bボタンのみで右腕、Bボタン+下で左腕、Bボタン+上ボタンで頭少し疑問が残る操作スタイルな所はご愛敬。
GBAの少ないボタンで一応は武器を使い分けられる点はなかなか頑張っている点だと思います。

この時代にはゲームキューブ版で「メダロットブレイブ」なるアクションゲームが出ていたり「対戦型アクションゲーム」が流行っていた…のか??
デジモンバトルスピリットとかもあったし…??金色のガッシュベル友情フルパワーとかもあったし…??

従来のメダロットと違う点は
  • メダロットが2対2
  • 仲間機はCPUが操作
  • 仲間機には命令を与えることができる
  • 熟練度は無し

現在のゲームでいう「ガンダムVSガンダム」みたいな感じが一番近いですね。
熟練度が無い代わりにメダルLvupごとに設定されている「GUP(かくとう)」「SHT(しゃげき)等のステータスが上がっていくRPG仕様で基礎ステータスを上げていく事になります。

この数値はメダルごとに決まっているみたいなので、自分の育て方によって個性を出すことはできません。
細かい部分をパーツの交換で対応していく形になります。

カブトVerの新型メダロット「デコトム」あえて大きい砲身なのがカッコいい。知名度は少な目。
カスタマイズ画面装備したパーツがどんな動きをするかをアニメーションで教えてくれます

物語はメダロット5の続き

ネタバレガッツリになるといけないのでサクッとした説明ですが、物語はメダロット5のエンディング後からの続きです。
物語としては正統続編ですが、外伝(その後)みたいなエピローグ感のあるストーリーです。

メダロット5の面々がすこーしだけ大人になって登場
カオルちゃんは相変わらず可愛いですねぇ!?!?

ゲームの進め方は「エリアを選んで」「ロボトルをして」「エリアを選ぶ」という繰り返し
良く言えばサクサク進み悪く言えば味気ない
あくまでアクションゲームなのでここら辺は仕方のない所だと思います。

メダロット作品を触ったことある人ならば近いのが「パーツコレクション」のイメージが一番近いです。

物語の大筋はロボトル大会優勝を目指す!!という王道ストーリーです。
優勝賞品はなんと!!ハードネステン!!うーん、すっごくパーツコレクション

面白いの?面白くないの??

メダロットを意識しながら遊ぶと微妙ですが、アクションゲームとして考えるとかなり面白い。
そもそも使うパーツによって自分の行動が変わるアクションって凄く良いと思うんですよね。

カスタムロボとか好きな人にはハマるはず。
というか開発者側はメダロットでやりたかった事ってこういうアクションの思想もあったのでは?

初代ゲームボーイソフトで発売するという技術的な制約があったからシュミレーションRPG「メダロット」になった面があったんだと思います。いやしらんけど。

GB時代の格闘アクションなどでキャラによって性能を変えてしっかり作ろうとしていたロボット物だとCapcom「激闘パワーモデラー」なんかがありますが、ゲームボーイのスペック的にはあれが限界だったような気がします。
パワーモデラー鬼畜難易度だけど面白いんやで!

脚部パーツで動きの性能が変わり、各部パーツで攻撃や行動が変わる。
メダルにも個性を持たせそれを自分の自由自在に…なんてイメージがあったのかもしれません。

…と思ったけど、原作でもアニメでも指示を出しながら戦うわけやから最初からシュミレーションありきで作ってたか。

さて、話を戻しましょう。
ゲーム機としてのスペック部分が追い付いているのでロボトル中の動きはヌルヌルしています。
操作性に癖があるものの、比較的爽快感も有り、操作性も悪くないです。

パーツセッティングや、各脚部パーツでの行動の違い(同じ方向にキーを入力するとバク転や後方ダッシュなど)は少しわかりにくい面もありますが、これはこれで理解した時の面白さにつながるので有りだと思います。

アクションゲームなので難易度は高めになるんでしょうか。
向き不向きがあるので何ともですが、従来のメダロットのように頭脳(作戦)だけで勝てる!!言われると少し難しい気がします。
逆に従来の作品と比べて「メダルのレベルを上げて、ステータスのごり押しで倒せる」感は強いです。
(高火力機体に高レベルメダルを仲間に装備させてごり押しでかなりイケる印象)

恒例のトラウマ語り

と、行きたいのですがうーん。基本的にアクションが強めのゲームなのでナンバリングタイトルのようなエグエグすぎる子どもたちが泣くレベルのメダロット居ません。

ラスボスの「グリード」強さも十分ヤバいですが、ゴッドエンペラーなどに比べると少し弱い印象。
5の続編という事を考えるとよっぽど「ハードネステン」に勝てないよぉ!!なんて子どもが多かったはず。

でもお前だけは許さんぞ。
エルヘッド。

こいつがエルヘッド。絶対に許さん

このゲームで正直一番だるい敵であると思うんですよ。
アクションゲームなので攻撃は最大の防御に繋がる状況が多いのですが、それをぶち壊すのがコイツです。

防御のパーツで構成されているのですが、ダメージの減少量が異常。
なんだかやたらダメージを食らわなくなります。
本来ならサクサク壊れてくれる火力を持っていても、エルヘッドが防御すると急激に壊れなくなります。

ここに回復パーツや回復メダフォースが加わるとじり貧でこちらがやられて終了。
使ってくるのがウスモン先生なのがまた腹立つ

対策方法さえ知ってしまえばさほど苦労しない相手だとは思うのですが、本当にウザイ。
トラウマというレベルではないのですが、あえて挙げるならエルヘッド&ウスモン

もしまたメダロット5をやるならウスモン絶対倒すマンになるレベルで嫌いになりましたw
本当はミヤマ先生もいるんだけどねw

全クリ後にはまたウスモンと戦うことになりますが、さすがにここまでくれば初見時より楽にたおせるけど、絶対に許さない。

全クリ後のお楽しみにはあのメダロッターたちが!!

メダロットGの嬉しい所の一つにこの全クリ後のお楽しみですね。
一応全メダロットシリーズは世界観が一緒になっており、時系列もしっかり設定されています。

  • メダロット1から数年後→メダロット2,3,4
  • メダロット4から数年後→メダロットNAVI→メダロット5

ヒカルさんは当然コンビニ店員に成長していましたからわかりやすいですが、メダロット5ではイッキたちが登場しませんでした。
イッキ編から一番近いNaviではゲストとして登場しましたが、5では名前だけ。
そんな彼らと会えるんです!!

2~4の黄金期を飾ったイッキ編の面々
みんなしっかり成長しているし、ほっそりとしたカガミヤマが面白い

これはなんだかんだ嬉しいんですよねー。
藤岡建機先生大好きですが、Naviで出てくるイッキたちは少しデザインが違うので。

G版の絵柄は4版イッキたちがしっかり大きくなってくれてる感じでやはり懐かしさを感じます。
当然強さもなかなかのモノ!!

大人のお姉さんになってしまったキクヒメ。なんやいけるやん
中身がそのままのカリンちゃん。色々突っ込みたい気持ちはあるんですがとりあえず可愛い
ナエさんにも会いたかったよね…
最強かつ最上の称号「メダマスター」を持つイッキさん。大分りりしくなりましたねぇ
まだ女装はさせられてるんでしょうか??

実は快盗レトルト、レトルトレディとも会えるのですが、条件が厳しく「通信対戦100回」などなかなかの鬼畜仕様
残念ながらソロプレイでは達成が難しいので僕は会ったことがありません…。
いつか会ってみたいですねぇ…

というわけで一風変わったメダロット作品であるメダロットG。アクションゲーム好きにはお勧めですし、正直メダロット5を知らなくても遊べる良い作品ですよ!!

恒例のメダロット配信でも当然メダロットGはクリアしています。
やはりアクションゲームなためクリア時間はかなり短め。もしよければご視聴ください(・∀・)

メダロットG カブトVer 【ゲーム実況】

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