一眼レフで撮影するのって楽しいですよね!!
元々は「写真なんて撮れれば良いじゃんw」なんて私がコンデジを購入し、カメラの良さに気づき、一眼レフ沼に足を踏み込んで早数年…。
気づけばレンズが増えていき、周辺機材も増えていき…そろそろストップしたいですねぇ…。
と、まぁガッツリ話が逸れました。
私の普段撮影するモノは「室内でのモノ撮り」が圧倒的に多いです。
極稀に気が向けばそこらへんをフラフラしながらスナップ撮影の練習なんかもしたりします。
少し遠出したり、一眼レフを使用する仕事なんて場合ではカメラバッグに色々入れて外に行くんですが、一眼レフを始めた頃と比べて持っていきたいものが多いんですよね。
もちろん適材適所の判断が出来るようになったため、昔より機材が少ない場合もあるのですが、ガッツリ色々やりたい場合は別です。
どうしても多くなってしまうんや…。。。
当然持っていく機材が多くなれば多くなるほどバッグはパンパン、肩への負担も大きく、バッグ内がギッチリになる為カメラ本体やレンズ自体へのダメージも心配になる今日この頃…。
初期の装備の頃では凄い便利さの塊だったのですが、持っていく装備品に大型レンズやストロボが欲しい!
ケーブルにその他諸々も~…となると本当にそろそろこの子では限界になってきたんですよね。
と、いうわけでマイニューギア!!ともいえるカメラバッグの新調に踏み切ることにしました!
こういったリュックやバッグ、ケースってケチらない方が便利ですし、安心感がありますし、そこそこのを買うのが良いんです。
パソコンリュックやギターケースなど色々な物を使ってきましたが、こういったもので安いのを使用して満足したことはありません。
クッションや固定力、収納力等を加味して今回選んだのはエレコム社製の「DGB-P01BK」を選択しました。
「プロフェッショナルカメラリュック」という触れ込みで一時期話題になったものですね。
それでは今日のレビューは新しいカメラリュックのレビューです(/・ω・)/
ELECOM DGB-P01BK【GRAPH GEAR NEO】
開封の儀
リュックの性能
さて結構な多機能リュックですので情報をまとめてみましょうか。
- 外寸
幅350mm×奥行230mm×高さ500mm
※ハンドル・ショルダーベルト部含まず - 参考収納寸法
バッグ本体内寸:幅290mm×奥行165mm×高さ465mm
カメラ収納部内寸:幅290mm×奥行165mm×高さ310mm
PC収納部内寸:幅300mm×奥行30mm×高さ450mm
上部収納部内寸:幅280mm×奥行165mm×高さ140mm - 重量
約2.3Kg
とサイズ感はまぁまぁ大きめのリュックになります。
何も入れなくても重さは2㎏越えですので人によっては重く感じるかもしれません。
かなりしっかりとした作りでまるでハコ。この頑丈さとトレードオフと考えるのであれば仕方の無い所ですね。
- サイドアクセスポケット
- ショルダーベルトポケット
- ヒップベルトポケット
- 背面部サイドポケット
- トップスペース
- メインスペース
- ノートパソコン収納スペース
- 三脚固定可能
- 手持ちハンドル
- ロードリフトストラップ
- 極厚背面クッション
- チェスト/ヒップベルト
と説明カードに書かれている所は全12項目。
その他にも特筆したいのが「レインカバー付属」
急な雨が降ってきても安心な装備が最初から入っているのは凄い!!
メイン収納部分
トップスペース
床に当たる上下の仕切りを外せば大型のリュックとして運用もできます
内張りのクッション性+リュックフレームがかなり硬く頑丈なので固定さえすればかなり安心なスペースです
パソコン収納スペース
収納スペースとしては体側、肩ひも側ですね。内部も2つに分かれているため書類などを入れるスペースとしても
この収納スペースから見て表裏両方とも当然クッション性抜群です
アンダースペース
カメラ1台(レンズ付き)+レンズ2本程度なら問題ないですね
フラップ部分にもメッシュ収納(チャック付き)があるので簡単なウェスやシルボン紙などをいれてもいいですね
固定方法はこういったカメラバッグではおきまりのマジックテープ方式
こちらの仕切りもかなり硬めに作ってあるのでしっかりと内部で固定すればピッタリと自分の手持ち機材に合ってくれます
サイドポケット(後述)から取り出す場合はそちらだけ仕切りを取り外したり、あえて両方取り出せないようにすることも可能です
なんだこれ。ほんまによく考えられているなぁ!!!
レンズペンやエアダスター、レンズフィルター等の備品類です
カメラ本体側には仕切りを多めに使用して、レンズやストロボ等を収納してみました
あえてギチギチに入れてみましたが空間はまだ有ります。かなりの収納力ですね!!
サブ収納・ポケット部分
ショルダーベルト、ベルト、両方にラッチがついています
少し見にくいですが背中に当たる部分にはメッシュが付いているクッションがふんだんに使われています
ここを絞ることでリュックを体にぴったりくっつけることができ、荷重が分散するシステムです
登山バッグなんかにも良く見る機能ですね。これで負担を軽減し疲労感を感じにくくさせることができます
こちらもしっかりと防水仕様のファスナーになっており薄くて小さい物程度なら入れる事が可能です
大きさとしてはちょっと中途半端かも?薄型のガラケーが入る程度であくまでオマケポケットですね
腰のベルト部分は黄色い線が引いてあるところにファスナーがあり、こちらにもポケットが付いています(左右両方に付属)
ショルダーポケットと同じくあまり容量が大きくないポケットですが、レンズキャップなどをしまうのに重宝します
撮影時には当然外すのですが、いつもこのレンズキャップってどこにしまおうか迷うんですよね
腰の位置にレンズキャップをしまえるのはキャップ付け外しの快適性がかなり上がります。これ本当に便利
ベルト中央部にはマジックテープでの固定がされているのでリュックからすっぽ抜けるなどの問題は起きません
ちなみに上下逆に取り付けされていたので一度取り外して正位置に直しておきました
アンダースペースを前面から開かなくてもカメラ本体だけを取り出したりする為のポケットですね
こちらのフラップ内側にもしっかりメッシュポケット付き。しっかり大きく開いてくれるので開け閉めしやすいです
小型の三脚やペットボトル、折りたたみ傘程度はここにしまえますので使い道色々ですね
サイドアクセス自体にもしっかり中敷き+クッションが入っているのでここに物を入れて中のモノに傷がつく心配は不要です
ポケットの口の部分にはしっかりとゴムが効いているのである程度の保持力があります
ここのキツさがなかなか適度でひっくり返しても抜けないけど、ギチギチではない良い塩梅ですね
こちらは身体側についている薄型のポケットです。開口部が結構大きいので出し入れがしやすいです
背負っている時には開かないようになっているので窃盗防止で財布などを入れるのに適していますね
三脚ホルダー・レインカバー
そこの中に手を突っ込んでなかから受けポケットを引き出すことが可能です
この袋に三脚の脚の一部をつっこんでバックルで止めれば大型の三脚をリュックに取り付けて運搬が可能になります
これ…凄いですね??私は流石にこの三脚を外に持ち出すことは少ないですが、撮影の選択肢が広がるのは素晴らしい!!!
言われないとわからないレベル
レインカバーが入っているだけなので内部のポケットは少しきつめ
物凄い完璧なレインカバー!!のようには見えませんが、そもそもの本体の撥水加工・ファスナーの防水加工
内部仕切りの多さ、頑丈さ、その上からのレインカバーなのである程度の雨はこれでかなりしのげるのでは無いでしょうか??
強烈すぎる雨の前では無力かもですが、そもそもそこまでの雨の場合は対応策を別に考えるべきですね
そこまで強くない雨ならこれを掛ければある程度は安心!という点では120点満点だと思います
驚異的な利便性・収納力
というわけで実戦で使用してみましたが、どれくらい入るかというと…。。。
- CANNON EOS90D
- sigma 40㎜ F1.4 DG HSM Art
- Tokina AT-X 116 PRO DX-Ⅱ F2.8
- TAMRON 28‐300㎜
- スピードライト430EX Ⅲ‐RT
- 交換用バッテリー2個&充電器
- iPad Pro 12.9インチ
- カメラアクセサリーメンテンナンス類
- ベルボンスリック 小型三脚
- 各種デジタルケーブル類・ACコンセント
この量が普通にすんなり入ります。
これでもまだまだ余力がある状態。
手持ちによりますが例えばこれにコンデジを入れたり、本体だけならもう一つ一眼レフを入れられるレベルですね。
まぁ当然入るし、完璧に運べるんですが、
リュックの重量の方が物凄いことになりましたけど。
これだけ入れてもリュックとしては安定性抜群、背中や肩掛け部分のクッションが良く効いており適当なリュックでは絶対無理な快適性がありました。
重い場合は「ロードリフトストラップ」を調整したり、ひも部分を調整して荷重を変えると大分変りました。凄い。
収納・運搬をする為のリュックとしてはもちろん、「撮る」という事を考えられた機能の数々は感動すら覚えますね。
とにかく何が言いたいかというと便利。この一言に集約されます。
定価が26,000円程度で現在の実勢価格が10,000円程度(2022年10月現在)
この価格帯でこのレベルのリュックが手に入るのは素晴らしいですね!!
…とまぁべた褒め状態ですが気になるデメリットが一つだけあります。
「レインカバー収納ファスナーが痛い」
ここですね。
リュックを背負った状態だとこのレインカバーのファスナー金属部分が腰に擦れる様に当たるんですよね。
身体とリュックを密着させると、この金属部分がゴリゴリ当たります。
身体の大きさによるのでしょうが、私の場合はゴリゴリ当たるんですよね。
ファスナーの位置を変えてもダメなのでロードリフトをきつめに絞るか、ベルトの位置を少し変えるか、ズボンを結構上げたりしないと長時間の運用は皮が剥けそうになります。
私の様に腰の位置でレインカバーファスナーが当たる人は内側にしまうか、もう思い切って切断しても良いんじゃないかと思います。
一応レインカバーですから頻繁に使うわけでも無いですしファスナー金具自体を交換しても良いかもしれません。
ここだけは個人的に凄く残念な部分です。
あとはヒップベルトポケット部分がほんの少し開けにくい程度ですかね??
それ以外に関しては利便性・堅牢性・機能性どれを取っても大満足レベル!!
私の場合はあくまで「カメラリュック」としての目線ですが、カメラ以外にも出張配信や何かしらの精密機器・機材等を運搬するにもなかなかいい仕事をしてくれると思います。
「リュックごときで1万円以上…」なんて思うかもしれませんが、逆に言えば高価なカメラ機材を安いバッグ等を使用して破損したときのダメージの方が大きいです。
もしそこそこの値段のカメラ機材を使用しており、レンズやその他を含め外に持ち出す機会が多い人はこのレベルのリュックを購入するとかなり幸せになれますよ!!
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