カメラアクセサリーレビュー

補助光で撮影をレベルアップ!! 「Ulanzi VL49 RGB撮影ライト」レビュー

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私のブログって結構な分量の写真を使っているのですが、手抜き時はiPhone。そこそこしっかり撮影したいときは一眼レフを使用しています。
スマホは基本的にかなり適当に撮影しているのですが、一眼レフは最近ストロボ使ったりしながら撮影しています。
以前レビューを書いたストロボ記事はこちら↓

さて、ストロボはかなり便利なのですが全てにおいて万能!!というわけではありません。
というより私の撮影スタイルだと限界があるんですよね。

光量が足りない撮影環境時の場合、真横から斜め下に向かっての角度だとバウンス(反射)させればさほど大きな問題もなく明るさを安定させることができるのですが、真上からの撮影は無理があります。

そもそも本来真上から撮影するのがいけないんですけどね!!!

とはいえ撮りたい時もあるんよー!仕方ないやんー!!
真上から撮影して上手く撮影できない理由はバウンスだけだと影が消せない事が大きな理由です。
被写体の真上からの撮影は被写体を覆うように自分の影が落ちます。バウンス光量を上げたとしても、バウンス光が被写体の真横から回り込まないといけないため、天井からの反射光はどうやっても回り込みません。
とはいえバウンスさせずにそのままストロボを直接照射して撮影すれば問題なし!!とはなりにくいんですよねぇ…。
直接照射するのでのっぺりするというか、白飛びするというか、光が強すぎるんですよね。

これらを解決するのが「多灯ライティング」と呼ばれる技法です。
複数のライトを使って撮影るのですが、僕は本職がカメラマンではないのでそこまでのガチ機材は所持していません。
いうて高いんですよね…タングステンライトやら、もう1台のストロボ。

んー!!!ストロボもう一台導入したら幅広がるなぁ!?!?でもまた買うの!?!?
ほならもう少し安い大型の撮影ライトでも買う??いうて置く場所なくない・・・??
でも興味あるじゃん!!
という軽い気持ちで手軽に使えそうなビデオライトを購入しました。

私の場合は撮影物が大型ではない事が多いのでとりあえずの多灯!!と試すには良い商品でしょう!!というわけで今日のレビューはこちら「VL49」です!

お値段は3000円程度。まぁ最悪失敗してもあきらめがつきます。

Ulanzi VL49

開封の儀

箱はシンプルで小さいです
内容物は本体・充電用のUSB-Cケーブル・説明書
それと乾燥剤が入っていました。一応気遣いだとは思うのですが乾燥剤はじわじわきます。面白い。

と、中身はこんな感じです。
はい。ここでこちらも追加しましょう。

小型折り畳み三脚「MT14 U-Extension」

ビデオライト用の三脚です。
ビデオライト「VL49」購入するとオマケとしてついてくるんですよ。

意味が解らない(誉めている)
というわけでこちらも開けていきましょう。

内容物はそのまんまシンプル
パカっと開くシンプルな三脚です。留め具は特にないです
脚は伸縮式。伸ばしきればこちらに関してはストッパーが有ります
さりげ雲台(うんだい:ネジのついている場所)にしっかりゴムがついているので滑らないようになっているのはGood
合体!! 使い方はシンプルなねじ込み式です。特に難しい事はありませんね

多種多様なライティング機能

それはライトのチェックをしてみましょう。

本体を見ていきましょう。操作パネルはシンプルです
左側から「調整ボタン大/小」「光量・色変更ボタン」「電源スイッチ」です
一番左の縦型穴は「USB-C」充電コネクターです

左から三番目ボタンを長押しすると
「色付きの光のRGB」
「暖色~寒色の白光」

切り替えができます。

電源を入れた状態。液晶画面をみて光の強さや色を変更していきます
色を変更する場合は左側の数値(画像では190°と表示)右側の表記は光の強さです(画像では50%)
色の変更目安は液晶パネルの虹色の数値を見るとわかりやすいです
写真では256°になっているのでパネルの見本を確認すると青系の色になっています
点灯状態
写真ではわかりにくいですが、LEDソケットが20灯ついているので正直かなり明るい
本体後方に磁石が内蔵されているので、ステンレスラックなどの金属製部分に貼り付けることができます
部屋の電気を全て消した状態でもこの程度には光量があります
こちらは色を変えてみて室内の電気をつけた状態で撮影
磁力が物凄い強いわけでは無いですが下側に向けて取り付けることも可能。地味に凄いのでは??

テスト撮影

実はいじっても白い光できなくて「あれ??これ色変更できないのかな??」と思いましたが、この記事を書きながら触っていたら「左から三番目のボタンを長押し」すれば切り替えできました。

大変申し訳ないのですが撮影時に白色系の「補助光」としてのテスト撮影ができませんでした。
というわけで演出光として使うイメージでテスト撮影をしてみましょう。

紫寄りのライト+真っ暗な部屋で撮影
緑色のライト+真っ暗な部屋で撮影。ぐんまちゃんきゃわわ
緑色のライト+部屋の電灯をオンにした状態
あれ??なかなか悪くないですねぇ??
なんか透かして撮影したいなーと思い、クリスタルパズルを投入
左側が部屋の電灯をつけている状態での撮影、右側が消灯状態です
美しいですね!!ちなみに色は水色寄りの青で撮影

私の場合は写真撮影に使う事が中心ですが…

今回の私の用途は主に写真撮影用です。
光量・色温度も当然ながら、色自体を変更できるのは強すぎる。

さて、いろいろいじってみたところ思いついた所を挙げていきましょう。

良い所

  • 値段の安さ
    適度な価格帯でありながら充電式かつ、しっかり光量もあります
    当然ですが100%点灯であればiPhoneのライトなどよりは強いです
    スタンドがセットでついている所も含め、コスパは凄いです
  • 磁石付き
    これ案外凄い。逆に磁石でくっつくという事は鉄製品であればどこにでもくっつくという事
    天井に鉄板を両面テープで貼り付ければこのライトはくっ付きます
    発想次第ではどんな所にもつけられるのは凄い
  • 充電規格の便利さ
    VL49は電池式での駆動ではなく充電式。しかも最近主流のUSB-Cです
    満充電状態かつ100%発光時は1時間以上持ちます
  • 様々な光を使用できる
    ここが圧倒的な利点。RGB(赤緑青)の組み合わせでかなりの色数の演出光を使用する事ができます
    ここに白色光が加わる上色温度の変更までできるって便利すぎます
    ちなみに白色光は最大9000K、最低2500Kです

悪い所

  • プラスチック筐体
    ここは値段を考えると仕方のない所か
    正直な事を言えばアルミ筐体などの頑丈な本体であって欲しかったです
    同じくボタン部分などもプラスチックなので耐久性に関しての多少の不安は有り
  • ボタン操作なので即応性がない
    ここも仕方のない所ではありますが、ボタンをおして反映するときにプリセットは無し
    大幅に設定を変える場合に少し時間を食います
    例えば「光量10%→80%」なんて場合には少し面倒です
  • コネクタ部分の精度
    充電式なのはとても使いやすくメリットなのですが、微妙にコネクタの精度が悪く感じます
    少し硬いというか、なんというか
    奥までコネクタが刺さらないようになっているので、無理に奥まで挿し込まないように注意です

現時点で気になるところはこんな感じでしょうか。

商品撮影に「ビデオライト」という名称がついている通り、この製品は動画撮影用のライト機材でもあります。
そこそこ大型なのでそのままスマホにポン付け!!みたいな事はできませんがスマホ用ジンバルやスタンドを購入すればそれも可能。

一眼レフに装着した状態。こうすればビデオ撮影時にもつかえます
これはストロボでは不可能な使用方法

ホットシューがついている為、一眼レフにはそのまま取り付けることも可能です。
ストロボは「フラッシュ」する事ができますが、継続的に光らせる事は基本的に不可能です。
一眼レフで動画撮影する場合こちらのライトに切り替えれば動画撮影時でも継続的にライトを使用する事が可能になります。

最近はライブ配信で顔出し!!なんてのも凄い増えてきましたし、LIVE用途にも使用する事が可能かと。
色や強さを細かく調整でき、発光面もディフューズ(拡散光)なので女性配信者なんかには強い味方かと。

三脚が1000円程度のものだと考えると、ライトを2000円程度購入できると考えれば持っていて損はないと思います。
スマホ撮影のみする方もこういった照明機材を持っていないのであれば、総額3000円程度十分な働きをしてくれると思いますよ。

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