一昔前では考えられなかった「LIVE配信」今やすっかりと人々に馴染み、スマートフォンで手軽に配信!回線さえあればどんな所からでも配信!
そんな便利な状況もあり誰しもライバー(配信者)として活動している近年ですね。
さて、スマホで配信できる配信は使用するプラットフォームによりますがあくまで簡易的な物。
switchやPS5等を映す「ゲーム実況」高画質なカメラを使用した「作業配信」
パソコンでのお絵描き等を配信したり、Vtuberなどの3DCGを使用した配信等はスマートフォンでは無理です。
え?じゃぁどうやって配信するの??
それはパソコンから配信ソフトを使用して配信する事で可能となります。
私自身の配信は基本的に配信ソフト「OBS」を使用したパソコンからの配信となります。
キャプチャーボードを使用した「ゲーム」一眼レフを使用した「分解修理」パソコン画面自体を映す「作業」等等…
最近は「八神さん、パソコンを使った配信ってどうするの??」と聞かれることが非常に多くなってきたので頑張って記事にしてみようかと!
今回のお話は「用意するもの」「配信ソフトの仕組み」を中心に基礎知識を説明していこうかと思います。
難しく感じる人が多いかもしれませんが、ここを理解する事でPCから配信をしていく上で後々役に立つので読んでいただけると幸いです。
「そんなのは良いからすぐ配信したいんだよ!!こっちは!!」
なんて方は↓の記事へサクッと実践編です。
それではOBSを使用したパソコン配信レクチャー記事の始まりです(/・ω・)/
用意するもの
- パソコン
これが無いと始まりません。基本的にはスペックが高ければ高いほど便利なのは配信以外にも言えることです
とりあえず10年前のパソコンやIntel i3以下とかメモリ4GBしか無いとかじゃなければ平気です
ノートパソコン・デスクトップパソコンは問いませんが、chromebookは不可 - 配信ソフト
配信ソフトには色々種類があるのですが「Xsplit」や「OBS studio」の2強だと思います
OBSは無料、Xsplitは有料です
私はOBSを使用しています。Xsplitでの説明はしませんが、基本のシステムなどは似たようなものです
Macを使用している方はOBSほぼ一択となります。 - マイク
案外忘れがちなのがこのマイク。配信で声がいらない・喋らないなんてのは基本的にあり得ないと思いますので
一応マイクが無くてもパソコンのマイクを使用する事もできますが、音質はかなり悪いのでお勧めはできません
安い物であれば3000円~程度から選択肢があります
USB接続型や配信ミキサーなど色々種類があります。詳しくは過去記事を閲覧ください↓
PS4の配信にも便利!MARANTU「M4U」レビュー
マランツプロ MPM-4000U レビュー - キャプチャーボード
SwitchやPS4・5、スーパーファミコンなどのレトロゲームなどを接続してゲーム実況をする場合には必要です
キャプボを使用しなければゲーム画面をパソコンに取り入れることができないので。詳しくは過去記事を閲覧ください↓
SFC・PS1等のレトロゲームを接続してパソコンで録画や配信に!「GV-USB2」 レビュー
Switch・PS4を接続してパソコンで録画や配信に!「GV-USB3HD」game capture レビュー
- Webカメラ等のカメラ機材
顔出し配信や手元等を映す場合に使用します
私は一眼レフを使用していますが、とりあえず写せればいいのであればWebカメラ等がオススメ
3,000円~からそこそこの品質の物が購入できます
最近はパソコン自体にカメラが付属しているので顔出しだけならそちらでも代用可能です
Canon製一眼レフカメラを使用している方であればWebカメラ化できるソフトウェアが公開されています
必要な方は簡易的なレビューになりますが下記記事を閲覧ください↓
Canon製の一眼レフ機をWebカメラに!!「EOS Webcam Utility」使用方法&レビュー
こんなところでしょうか。
用意する物は自分のやりたい配信によって色々選んで用意するイメージですが、必須なのが「パソコン」「配信ソフト」「マイク」といった所でしょうか。
マイクはパソコン付属の物を使うとあまりにも音質がこもるので安くても良いのでUSBマイク等をお勧めします。
もし「歌ってみた」や「ギター弾き語り」配信等をしたい場合は未来を見据えたうえで「YAMAHA AG03/06 Mk2」などの配信ミキサー、オーディオインターフェイス等を用意するのが良いと思います。
音楽制作向けでは無いですが、価格から考えるとかなりの高機能
OBSstudioのダウンロード
ダウンロード後はインストール手順に従ってインストールするだけです。
OBSについて理解して欲しい事
配信用の色々を用意した方にはここからが本番なのですが、最初にお話しした通り基礎知識を入れていただきたいです。
OBSでの設定は大きく分けて3つに分解されます。
- 配信サイトなどへの「送信・アップロード先」の設定
- 配信する「動画・画像・映像」の設定
- 配信する「音声」の設定
の3種類です。
配信するサイトへの送信場所が決まっていなければ、当然ながら配信は誰にも見られないでエラーになります。
配信するサイトへの設定だけ完璧でも、このままでは「絵」も「音」も聞こえません。
動画や画像が設定されていたとしても音声設定がされていなければ、音が出ないで映像だけが配信されます。
逆に音声だけ設定されて映像が設定されていなければ真っ暗な画面に音声しか聞こえないラジオ状態になります。
この「送信場所」「映像」「音声」の3つが最低限配信するために必須の設定となります。
配信だけではないOBS
配信ソフトとしてのイメージが強いOBSですが、動画の録画にも使用することができます。
配信だけでは無く、ゲームキャプチャーを使用したYouTube投稿動画やクリップスタジオ等の作業を長時間録画してからのタイムラプスなども作成する事も可能です。
※とはいえOBSでできるのはあくまで「素材」としての録画なので、編集ソフト等を使用しないとテロップ入れやタイムラプス(倍速)などはできません。
ここまで読んでくれた方へ
今回はここでまずは一区切りです。お疲れさまでした。
「パソコンで配信したい!!」と気持ちが急いている人には面倒な文章だったかもですが、OBSの基本の仕組みを理解していただくのはとても大事なので読んでくれてありがとうございました。
ここからは順を追ってのOBSstudioの設定に入っていきますので次の記事から実践編になります!
落ち着いて手順通りに設定すれば思った以上に簡単なのでゆっくり読み進めていってください!
続きの記事はこちら↓
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